Linkexpress Replication optionは、次のような特長を持つソフトウェア製品です。
グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとの連携
オープンサーバ間のレプリケーションはもちろん、GSシリーズやMシリーズなどのグローバルサーバまたはPRIMEFORCEとのレプリケーションも可能です。
グローバルサーバまたはPRIMEFORCEでは、Linkexpress File Transfer、DB-EXPRESS、およびPowerAIM/TJNLと連携して、Symfoware Server、Enterprise PostgresまたはRDBIIとのレプリケーションを実現します。
さらに、AIM/DBやVSAMといった、リレーショナルデータベース以外のデータベースからのレプリケーションも可能です。
Symfoware Serverとの連携
Symfoware Serverには、実現方式が異なる以下のインタフェースが存在しますが、Linkexpress Replication optionではいずれのSymfoware Serverとも連携したレプリケーションが可能です。
Postgres
Nativeインタフェース
注意
Symfoware抽出レプリケーションでは、利用するインタフェースにより、Linkexpress Replication optionおよびLinkexpressのセットアップや運用等に違いがあります。
Enterprise Postgresとの連携
Linkexpress Replication optionでは、Enterprise Postgresと連携したレプリケーションが可能です。
最新のPostgreSQLに追従したデータベースでのレプリケーションが実現できます。
他社データベース製品からのデータ抽出機能
弊社のデータベース製品であるSymfoware Server、Enterprise PostgresまたはRDBIIだけでなく、他社データベース製品であるOracleからもデータを抽出することができます。
他社データベース製品へのデータ格納機能
弊社のデータベース製品であるSymfoware Server、Enterprise PostgresまたはRDBIIだけでなく、弊社以外のデータベース製品とのレプリケーションも可能です。以下のデータベースへのレプリケーションが可能です。
Oracle
SQL Server
注意
Oracle抽出レプリケーションでは、他社データベース製品へのレプリケーションはできません。詳細は“1.5.3 Oracle抽出レプリケーションのシステム構成”を参照してください。
パーティション単位のレプリケーションによる柔軟な運用
Linkexpress Replication optionは、Symfoware Serverのパーティショニングをサポートします。パーティションとは、論理的な資源である表を、物理的な媒体に割り当てる単位です。双方向型モデルで、自データと複製データをパーティションで分割、管理するといったような柔軟なレプリケーションの運用が可能になります。
ミッションクリティカルなシステムへの適応
Linkexpress Replication optionのSymfoware抽出レプリケーションでは、クラスタシステムによるレプリケーションが可能です。