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Enterprise Postgres 17 SP1 導入ガイド(サーバ編)

4.7.12 pgvectorscale

OSSの名前は“pgvectorscale”ですが、バイナリと拡張機能自体の名前は“vectorscale”であることに注意してください。

4.7.12.1 pgvectorscaleのセットアップ

  1. スーパーユーザーで以下のコマンドを実行します。
    pgvectorscaleはpgvectorに依存しているため、pgvectorも同時にコピーします。

    $ su -
    Password:******
    # cp -r /opt/fsepv<x>server64/OSS/pgvector/* /opt/fsepv<x>server64
    # cp -r /opt/fsepv<x>server64/OSS/pgvectorscale/* /opt/fsepv<x>server64
  2. 本機能を利用するデータベースに対して、CREATE EXTENSION を実施します。
    CASCADEオプションを追加することで依存しているpgvectorも同時にCREATE EXTENSIONします。
    psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。

    postgres=# CREATE EXTENSION IF NOT EXISTS vectorscale CASCADE;
    CREATE EXTENSION

4.7.12.2 pgvectorscaleのアンセットアップ

  1. 本機能を利用するデータベースに対して、DROP EXTENSION を実施します。
    psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。

    postgres=# DROP EXTENSION vectorscale;
    DROP EXTENSION
  2. スーパーユーザーで以下のコマンドを実行します。

    $ su -
    Password:******
    # rm /opt/fsepv<x>server64/セットアップ時にコピーしたファイル

    参考

    セットアップ時にコピーしたファイルは以下で確認することができます。

    # find /opt/fsepv<x>server64/OSS/pgvectorscale