V17.0.0で新しく追加された内容について説明します。
Windows Server 2022およびWindows(R) 11に対応
Systemwalker Operation Managerの対応OSに、下記が追加となりました。
サーバOS: Windows Server 2022
クライアントOS: Windows(R) 11
クラウドサービス連携【Windows版】【Linux版】
クラウドサービスと連携するジョブとして、REST実行ジョブが追加されました。
クラウドでの運用性向上【Windows版】【Linux版】
クラウドサービスと連携して、オートスケールを利用した分散実行機能を利用できるようになりました。クラウドサービスからの通知により、業務量やリソース使用量に応じたホストグループの実行サーバ数の増減ができます。
Web API【Windows版】【Linux版】
Systemwalker Operation Managerを外部から利用するための、RESTインタフェースが利用できるようになりました。公開するURIにHTTPメソッドでアクセスすることで、Systemwalker Operation Managerの操作/情報取得/定義変更ができます。
Web APIの詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”の“Web API【Windows版】【Linux版】”を参照してください。
WebコンソールのMicrosoft Edge対応
Microsoft EdgeのIEモードで、Webコンソールが利用できるようになりました。
Microsoft EdgeのIEモードについては、Microsoftの公開ドキュメントを参照してください。
Job DesignerのMicrosoft(R) Excel 64bit版対応
Job Designerが64bit版のMicrosoft(R) Excelに対応しました。
LDAP管理のユーザーに対応
OpenLDAPで管理されたユーザおよびグループで、Systemwalker Operation Managerを利用できるようになりました。
詳細については、“Systemwalker Operation Manager 導入ガイド”を参照してください。
[ログイン]ウィンドウのホスト名/ユーザーID入力域の履歴表示
[ログイン]ウィンドウ(※)で、ホスト名およびユーザーID入力域がコンボボックスになりました。過去の入力履歴が保存され、選択可能となります。
※対象の[ログイン]ウィンドウ
・[Systemwalker Operation Manager [ログイン]]ウィンドウ
・[Systemwalker Operation Manager環境設定 [ログイン]]ウィンドウ
・[ジョブスケジューラ情報印刷 [ログイン]]ウィンドウ
・[複数サーバ監視 [ログイン]]ウィンドウ
・[マスタスケジュール管理状況監視 [ログイン]]ウィンドウ【EE/GEE】
・[マスタスケジュール管理環境設定 [ログイン]]ウィンドウ【EE/GEE】
インポート/エクスポートのGUI操作性向上
[Systemwalker Operation Manager インポート]ウィンドウおよび[Systemwalker Operation Manager エクスポート]ウィンドウ上で、インポート先/エクスポート先を表示させる際の画面操作性が向上しました。
ジョブ定義変数の定義数上限値の拡張
ジョブ定義変数として定義できる個数の上限値が拡張(旧版:100個→今版:1000個)されました。
mjrmtjobコマンドのポート番号指定実行
mjrmtjob(リモートマシン上のコマンド/シェルスクリプト実行)コマンドで、ポート番号の指定が可能になりました。任意のポート番号指定により、リモートマシン上でよりセキュアにジョブを実行できるようになります。
mjrmtjobコマンドについては、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。
jobschsetnetコマンドの-ncheallオプション
jobschsetnetコマンドに-ncheallオプションが追加になりました。これにより、ジョブネットを変更する際に、オペランドの指定値を省略値に戻すことができるようになりました。
プロジェクト情報制御文出力コマンド
プロジェクト情報を制御文形式で出力するコマンド“stemprintprojectコマンド”が追加されました。これにより、プロジェクト情報の移行や流用が容易になります。
stemprintprojectコマンドについては、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。
プロジェクト内ジョブネット/グループの一括制御コマンド
プロジェクト内のジョブネットおよびグループを一括制御(すべて停止/すべて停止解除/すべて無効/すべて無効解除)するコマンド“jobschoperateコマンド”が追加されました。
jobschoperateコマンドについては、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。
ジョブの多重度拡張【Windows版】
Windows版において、1つのシステムで同時起動できるジョブ数の設定上限値が拡張されました。
(旧版:最大99多重まで→V17.0.0:最大999多重まで)
クライアント、コマンド、および、Webコンソールで設定できます。