オペレーティングシステムのスプールファイルのサイズの制限に関する留意事項
Windowsの仕様により、スプールファイルのサイズには制限があります。スプールファイルのサイズの制限は、オペレーティングシステムによって異なります。印刷データやオーバレイに画像データが含まれる帳票の印刷や、大量ページの印刷を行うと、スプールファイルのサイズの制限を超えてしまい、その結果、印刷が正常に行われない場合があります。帳票を印刷する場合には、オペレーティングシステムのスプールファイルのサイズの制限を超えないように、ページ分割するなどして運用してください。
Windowsにおける留意事項
Windows Server、Windows 10およびWindows 11では、印刷時にオペレーティングシステムが生成するEMF形式のスプールファイルのサイズが、Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 および Windows Vista(R) の約2倍になります。
Windows Server、Windows 10およびWindows 11に接続したプリンタに印刷を行うと、印刷性能の劣化やディスク空き容量の不足が発生する場合があります。また、上述した“C.4.8 帳票の印刷”の原因となる場合がありますので、ご注意ください。