List Worksクライアントの環境設定は、各パソコンで行います。List Worksクライアントの環境設定として、以下の項目について説明します。
List Worksクライアントの環境設定
リストナビの【オプション】ダイアログボックスでの設定
注意
List Worksクライアント環境設定プログラムは、List Worksをインストールしたユーザだけが起動できます。
(1) List Worksクライアントの環境設定
List Worksクライアントの環境設定は、【List Worksクライアント環境設定】ダイアログボックスを使用して行います。【List Worksクライアント環境設定】ダイアログボックスでは、以下の項目を運用に合わせて設定します。
設定手順、および、【List Worksクライアント環境設定】ダイアログボックスの詳細は、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。 |
タブ名 | 設定項目 | 備考 |
---|---|---|
管理情報 | (注1) | |
帳票の保護 | ||
扱う帳票 | (注2) | |
帳票項目の利用方法やオプション設定 | ||
作業ファイルの格納場所 |
帳票の移動、複写、削除などの管理機能を使用するクライアントは、設定が必要です。
Linux版では、設定する必要はありません。
「インストールしたユーザ」、または「インストールしたユーザ以外のユーザ」を指定します。
インストールしたユーザの環境を設定する場合は、「インストールしたユーザ」を指定します。インストールしたユーザ以外のユーザの環境を設定する場合は、「インストールしたユーザ以外のユーザ」を指定します。
「クライアントサーバ形態で運用する」、または「スタンドアロン形態で運用する」を指定します。
List Worksサーバ上の帳票を参照する場合は、「クライアントサーバ形態で運用する」を指定します。
以下の機能を、運用に合わせて設定します。
マイ コンピュータの帳票に対して記入機能を使用する
マイ コンピュータの帳票に対して管理機能を使用する
リスト管理サーバの帳票に対して管理機能を使用する
ファイリング機能を使用する
抜き出し検索範囲の設定機能を使用する
ポイント
インストールしたユーザの環境を設定する場合は、【管理】タブの「機能の選択」のすべての項目をチェックしておくことを推奨します。
マイ コンピュータの帳票に対して、以下の記入機能の利用を制限します。
帳票に対して記入情報を記入する
記入情報を削除する
記入情報を更新する
マイ コンピュータの帳票に対して記入機能を使用する場合は、設定が必要です。ただし、インストールしたユーザ、インストールしたユーザ以外のユーザともに初期値は設定されています。
マイ コンピュータの帳票に対して、以下の管理機能の利用を制限します。
移動
複写
削除
暗証番号の設定
帳票情報の変更
連結
また、以下の操作を行う場合にもチェックが必要です。
リスト管理サーバの保管フォルダの帳票をマイ コンピュータの保管フォルダに複写
マイ コンピュータの装置フォルダにファイリング
マイ コンピュータの帳票に対して管理機能を使用する場合は、設定が必要です。ただし、インストールしたユーザの初期値は設定されています。
リスト管理サーバの保管フォルダの帳票に対して、以下の管理機能の利用を制限します。
移動
複写
削除
帳票情報の変更
リスト管理サーバの保管フォルダの帳票に対して、管理機能を使用する場合は設定が必要です。ただし、インストールしたユーザ、インストールしたユーザ以外のユーザともに初期値は設定されています。
注意
List Worksの管理者権限を持たないユーザがリスト管理サーバの保管フォルダの帳票に対する管理機能を利用する場合は、保管フォルダ/帳票に対して、管理機能(帳票の移動・複写・削除、帳票情報の変更)を利用するアクセス権が設定されている必要があります。
管理機能(帳票の移動・複写・削除・帳票情報の変更)を利用するアクセス権については、“2.10.1 保管フォルダに対するアクセス権”を参照してください。 |
マイ コンピュータのファイリング機能を使用する場合に設定が必要です。「ファイリング機能を使用する」にチェックがないと、リストナビのマイ コンピュータ上には「ファイリング」のアイコンは表示されません。
また、ファイリング機能を使用する場合は、「ファイリング機能を使用する」のチェックの他に、「マイ コンピュータの帳票に対して管理機能を使用する」のチェックも必要です。
なお、リスト管理サーバの帳票をファイリングすることはできません。
抜き出し検索範囲の設定機能の利用を制限します。
抜き出し検索範囲の設定機能を使用する場合は、設定が必要です。ただし、インストールしたユーザ、インストールしたユーザ以外のユーザともに初期値は設定されています。
注意
List Worksの管理者権限を持たないユーザが抜き出し検索範囲の設定を利用する場合は、リスト管理サーバの保管フォルダ/帳票に対して、抜き出し検索範囲の設定機能を利用するアクセス権が設定されている必要があります。
抜き出し検索範囲の設定機能を利用するアクセス権については、“2.10.1 保管フォルダに対するアクセス権”を参照してください。 |
エリアIDによる帳票の保護を行う場合に、帳票を流通させる範囲を制限するためのエリアIDの情報を設定します。エリアIDによる保護を行うと、帳票を流通する範囲を超えて、不当に流出することを防ぐことができます。
帳票項目の利用方法とオプション設定について、以下の情報を設定します。
利用方法
帳票項目の保存、利用方法をオーバレイごとにするのか、帳票名ごとにするのかを指定します。
オプション
オーバレイのない帳票でも、帳票項目を利用する場合の設定
「利用方法」で、「オーバレイごとに利用する」を選択した場合は、オーバレイがない帳票に対して、一意の帳票項目が保存、利用できます。
「利用方法」で、「帳票名ごとに利用する」を選択した場合は、帳票名ごとに帳票項目が保存、利用できます。
ページごと異なる範囲の帳票項目を設定する機能を使用する場合の設定
先頭/中間/最後のページで異なる範囲の帳票項目を設定する機能を使用する場合にチェックします。
注意
List Worksの管理者権限を持たないユーザがリスト管理サーバの帳票に帳票項目を保存する場合は、リスト管理サーバの保管フォルダ/帳票に対して、帳票項目の保存機能を利用するアクセス権が設定されている必要があります。
帳票項目の保存機能を利用するアクセス権については、“2.10.1 保管フォルダに対するアクセス権”を参照してください。 |
「利用方法」について、帳票項目の保存・利用方法をシステムとして統一して使用してください。
帳票項目をオーバレイごとに保存・利用する場合と帳票名ごとに保存・利用する場合それぞれで、異なったオーバレイの開始位置を指定すると、帳票によってオーバレイの開始位置がずれて表示される場合があります。
「ページごと異なる範囲の帳票項目を設定する機能を使用する場合の設定」は、一般アプリ帳票を扱う場合に、先頭/中間/最後のページでフォーマットが異なる帳票に対して、帳票項目を設定する場合に有効です。
(2) リストナビの【オプション】ダイアログボックスでの設定
【オプション】ダイアログボックスは、リストナビの拡張ツールバーから開きます。
【オプション】ダイアログボックスでは、以下の項目を設定します。
タブ名 | 設定項目 |
---|---|
ローカル環境でのオーバレイの扱い | |
リスト管理サーバへの接続情報 |
設定手順、および、【オプション】ダイアログボックスの詳細については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。 |
注意
オプション情報はユーザアカウントごとに保存されるため、オプション情報を設定したユーザのみで有効になります。そのため、オプション情報はユーザごとに設定してください。