受信フォルダは、帳票を保管フォルダに振り分けるためのフォルダです。
受信フォルダはリストナビから作成します。受信フォルダは、管理者だけが作成できます。
注意
受信フォルダは、サーバ動作環境ファイルのRCV-FOLDER(受信フォルダ格納ディレクトリ)で指定したディレクトリ配下に作成されます。そのため、受信フォルダの格納場所となる親ディレクトリをRCV-FOLDERに指定した場所にあらかじめ作成しておく必要があります。
富士通ホスト帳票とオープン帳票のいずれも受信する場合は、受信フォルダをそれぞれ作成してください。
帳票の振り分け条件の定義をしていない受信フォルダに向けて帳票を登録すると、登録エラーになります。ただし、帳票情報(LV-DB-PATH または DB-PATH)により、帳票の登録先が設定されている場合は、正しく登録されます。
帳票情報の詳細については、“運用手引書”を参照してください。 |
リストナビでリスト管理サーバに接続している時、以下の場合は、表示中のリストナビでは、最新の受信フォルダ構成に反映されません。最新の受信フォルダ構成を表示するには、リスト管理サーバに再接続してください。
別のリストナビから受信フォルダを作成、または削除した場合
受信フォルダ名には、使用できない文字がありますので注意してください。
使用できない文字については、“運用手引書”を参照してください。 |
ポイント
受信フォルダを作成する前に、帳票の振り分け先となる保管フォルダを作成しておく必要があります。
(1) リストナビからの作成
リストナビの起動
リスト管理サーバに接続
受信フォルダの作成
受信フォルダのプロパティの設定(帳票の振り分け条件の定義)
注意
受信フォルダの作成は、管理者だけが実施できます。
List Worksクライアントの【スタート】メニューからリストナビを起動します。
起動方法の詳細については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。 |
リストナビからリスト管理サーバに接続します。管理者のユーザIDで接続する必要があります。
接続方法の詳細については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。 |
受信フォルダは、リストナビの【受信フォルダの作成】ダイアログボックスで作成します。受信フォルダを作成したら、引き続いて受信フォルダのプロパティの設定(帳票の振り分け条件の定義)を実施します。
作成手順、および、【受信フォルダの作成】ダイアログボックスの詳細は、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。 |
受信フォルダのプロパティの設定として、受信した帳票を振り分ける条件を指定します。帳票の振り分け条件は、【振り分け条件の定義】ダイアログボックスで定義します。
【受信フォルダの作成】ダイアログボックスで【追加】、または【変更】ボタンをクリックすると、【振り分け条件の定義】ダイアログボックスが表示されます。
設定手順、および、【振り分け条件の定義】ダイアログボックスの詳細については、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。 |
振り分け条件に定義できる条件キーは、以下のように扱う帳票によって異なります。
条件キー | NetCOBOL/MeFt帳票 | 富士通ホスト帳票 |
---|---|---|
ユーザID | ○ | × |
ジョブ名 | × | × |
タイトル | ○ | ○ |
ジョブ番号 | × | × |
コメント | ○ | ○ |
備考1~4 | ○ | × |
すべての帳票 | ○ | ○ |
○:設定できる条件キー
×:設定できない条件キー
注意
受信フォルダ1つあたりの振り分け条件の数は、200 を目安に設定することを推奨します。
帳票の出力元で帳票の振り分け条件を定義してある場合は、そちらの定義が優先されます。
帳票の振り分けについては、“運用手引書”を参照してください。 |
以下の場合は、登録エラーになります。
振り分け先が一致しない帳票の場合
振り分け条件が一つもない場合