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Interstage List Works V11.0.0 運用手引書
FUJITSU Software

F.2.2 オープン帳票でベンダ固有文字を使用する場合

アプリケーションサーバがWindowsの場合

コード対応定義を行う必要はありません。印刷データがUnicodeである場合も、Charset Managerのiconv関数がデフォルトでUnicodeからシフトJISに変換するため、コード対応定義は必要ありません。

アプリケーションサーバがSolarisの場合

印刷データのコード系がEUC(U90)の場合、アプリケーションサーバとList Worksサーバにおいて、EUC(U90)とシフトJISコードのコード対応定義が必要となります。

なお、印刷データのコード系がEUC(S90)コードの場合、Charset Managerのiconv関数がデフォルトでシフトJISコードに変換するため、コード対応定義は必要ありません。

EUC(U90)とシフトJISコードのコード対応定義の方法は、以下のとおりです。

  1. シフトJISコードとEUCコードの外字域の対応定義を指示する制御文を作成します。

    制御文で指定するシフトJIS コードのタイプは「SJISMS」を、EUCコードのタイプは「U90」を指定します。

  2. Charset Manager で文字コード変換表(シフトJIS-EUCの変換表)をカスタマイズします

    参照

    文字コード変換表のカスタマイズについては、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。

    ポイント

    • 以前に文字コード変換表をカスタマイズしていた場合は、外字域の対応定義を追加する必要があります。List Worksサーバの文字コード変換表を外字管理用パソコンに転送した後、文字コード変換表のカスタマイズを行ってください。

    • 外字管理用パソコンがない場合、Charset Mangerのqgfcsttbコマンドを使用して文字コード表のカスタマイズすることができます。

      参照

      Charset Mangerのqgfcsttbコマンドについては、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。

  3. 文字コード変換表を、アプリケーションサーバとList Works サーバにインストールされているCharset Managerに転送します。

    参照

    文字コード変換表の転送方法については、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。