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Interstage List Works V11.0.0 運用手引書
FUJITSU Software

8.2.6 印刷

帳票の印刷に関する帳票情報について説明します。

8.2.6.1 印刷フォルダ名の指定

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル PRINTOUT

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル PRINTOUT

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

×

LISTVIEW

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-PRINTOUT

リモート印刷機能は使用できないため、印刷フォルダの作成はせず、印刷フォルダ名の指定をすることはありません。

8.2.6.2 ID印刷の指定

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル IDPR-FLG

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル IDPR-FLG

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-IDPR-FLG)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-IDPR-FLG

ID印刷を行うかどうかを指定します。

0:ID印刷を行わない

1:ID印刷を行う

1を指定した場合、以下のいずれかに1を設定する必要があります。

以下の場合、0が設定されたと見なします。

8.2.6.3 ユーザIDの印刷指定

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル IDPR-USERID

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル IDPR-USERID

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-IDPR-USERID)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-IDPR-USERID

ユーザIDを印刷するかどうかを指定します。「ID印刷の指定(IDPR-FLG / LV-IDPR-FLG)」に1を指定した場合、有効となります。

0:ユーザIDを印刷しない

1:ユーザIDを印刷する

以下の場合、1が設定されたと見なします。

8.2.6.4 印刷日時の印刷指定

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル IDPR-DATE

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル IDPR-DATE

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-IDPR-DATE)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-IDPR-DATE

印刷日時を印刷するかどうかを指定します。「ID印刷の指定(IDPR-FLG / LV-IDPR-FLG)」に1を指定した場合、有効となります。

0:印刷日時を印刷しない

1:印刷日時を印刷する

以下の場合、1が設定されたと見なします。

8.2.6.5 記入情報の有無の印刷指定

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル IDPR-ITEM

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル IDPR-ITEM

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-IDPR-ITEM)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-IDPR-ITEM

記入情報の有無を印刷するかどうかを設定します。「ID印刷の指定(IDPR-FLG / LV-IDPR-FLG)」に1を指定した場合、有効となります。

0:記入情報の有無を印刷しない

1:記入情報の有無を印刷する

以下の場合、0が設定されたと見なします。

8.2.6.6 背景の透過/非透過

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル IDPR-BKMODE

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル IDPR-BKMODE

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINFLV-DEF(LV-IDPR-BKMODE)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-IDPR-BKMODE

ID印刷の印刷項目が印刷されるときの、背景の描画方法を設定します。「ID印刷の指定(IDPR-FLG / LV-IDPR-FLG)」に1を指定した場合、有効となります。

0:背景を白で塗りつぶす(透過しない)

1:背景をそのまま残す(透過する)

ID印刷の印刷項目の文字列と印刷データやオーバレイなどと重なった場合、ID印刷の印刷項目を明確に印刷したい場合、0を指定します。重なった印刷データやオーバレイなどを印刷したい場合は、1を指定します。

0が指定された場合、「フォントの色の指定(IDPR-FONT-COLOR / LV-IDPR-FONT-COLOR)の指定は無効となり、黒色で印刷されます。

以下の場合、1が設定されたと見なします。

ポイント

「0」を設定した場合、印刷データ、オーバレイ、記入情報などが透過され、ID印刷の情報が透けて印刷されます。「1」を設定した場合、ID印刷の情報と重なった印刷データ、オーバレイ、記入情報などは印刷されず、ID印刷の情報が優先で印刷されます。

8.2.6.7 印刷位置の指定

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル IDPR-PLACE

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル IDPR-PLACE

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-IDPR-PLACE)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-IDPR-PLACE

ユーザIDなどの印刷位置を設定します。

「ID印刷の指定(IDPR-FLG / LV-IDPR-FLG)」に1を指定した場合、有効となります。

0:印刷する座標位置を指定

1:左上

2:左下

3:右上

4:右下

5:上中央

6:下中央

0を設定した場合、「印刷位置の座標(左上)の指定(IDPR-POINT / LV-IDPR-POINT)」の設定が必要です。

以下の場合、1が設定されたと見なします。

注意

富士通ホスト帳票(PrintASSORT、APS/NP、LISTVIEWで設定)の場合、印刷データにおいて印刷開始原点/とじしろを指定している場合、本キーワードには「0」を設定し、印刷開始原点/とじしろを考慮した座標を指定してください。「0」以外を設定した場合、印刷開始原点/とじしろの位置にID印刷される場合があります。

8.2.6.8 印刷位置の座標(左上)の指定

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル IDPR-POINT

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル IDPR-POINT

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-IDPR-POINT)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-IDPR-POINT

印刷するX座標、およびY座標を半角のカンマ区切りで指定します。単位は1440dpiにおけるドットです。X座標、Y座標ともに0~65535の値を指定します。

「ID印刷の指定(IDPR-FLG / LV-IDPR-FLG)」に1を指定し、「印刷位置の指定(IDPR-PLACE / LV-IDPR-PLACE)」で0を指定した場合、有効となります。

以下の場合、「印刷位置の指定(IDPR-PLACE / LV-IDPR-PLACE)」に1が設定され、印刷開始原点は(0,0)と見なし、プリンタの印刷禁止域を除いた位置から印刷します。

X座標に1mm、Y座標に1mmの位置に印刷する場合

IDPR-POINT=57,57

8.2.6.9 フォント名の指定

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル IDPR-FONT-NAME

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル IDPR-FONT-NAME

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-IDPR-FONT-NAME)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-IDPR-FONT-NAME

フォント名(書体名)を、32バイト以内で指定します。半角英数字および半角記号は32文字、半角カタカナおよび全角文字は16文字まで指定できます。日本語フォント名のみ、指定可能です。

「ID印刷の指定(IDPR-FLG / LV-IDPR-FLG)」に1を指定した場合、有効となります。

以下の場合、「MSゴシック」が設定されたと見なします。

ポイント

オペレーティングシステムが使用する正確なフォント名(全角/半角も含め)を指定する必要があります。オペレーティングシステムのフォントを確認し、正確なフォント名を設定してください。

8.2.6.10 斜体の指定

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル IDPR-FONT-ITALIC

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル IDPR-FONT-ITALIC

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-IDPR-FONT-ITALIC)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-IDPR-FONT-ITALIC

印刷文字を斜体にするかどうかを設定します。

「ID印刷の指定(IDPR-FLG / LV-IDPR-FLG)」に1を指定した場合、有効となります。

0:斜体で印刷しない

1:斜体で印刷する

以下の場合、0が設定されたと見なします。

8.2.6.11 太字の指定

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル IDPR-FONT-BOLD

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル IDPR-FONT-BOLD

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-IDPR-FONT-BOLD)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-IDPR-FONT-BOLD

印刷文字を太字にするかどうかを設定します。

「ID印刷の指定(IDPR-FLG / LV-IDPR-FLG)」に1を指定した場合、有効となります。

0:太字で印刷しない

1:太字で印刷する

以下の場合、0が設定されたと見なします。

8.2.6.12 フォントサイズの指定

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル IDPR-FONT-SIZE

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル IDPR-FONT-SIZE

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-IDPR-FONT-SIZE)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-IDPR-FONT-SIZE

フォントサイズを、1~72(ポイント)の整数で指定します。

「ID印刷の指定(IDPR-FLG / LV-IDPR-FLG)」に1を指定した場合、有効となります。

以下の場合、10が設定されたと見なします。

8.2.6.13 フォントの色の指定

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル IDPR-FONT-COLOR

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル IDPR-FONT-COLOR

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-IDPR-FONT-COLOR)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-IDPR-FONT-COLOR

フォントの色をWindowsシステムにおけるRGB値(0~255)で設定します。R,G,Bそれぞれを半角のカンマ区切りで指定します。

「ID印刷の指定(IDPR-FLG / LV-IDPR-FLG)」に1を指定し、「背景の透過/非透過(IDPR-BKMODE / LV-IDPR-BKMODE)」に1を指定した場合、ローカル印刷においてカラー印刷を行う際に有効になります。

以下の場合、0,0,0が設定されたと見なして、黒色で印刷されます。

  • フォントの色を黒とする場合

    IDPR-FONT-COLOR=0,0,0

  • フォントの色を白とする場合

    IDPR-FONT-COLOR=255,255,255

ポイント

本指定については、WindowsシステムのRGB値を設定します。

Linuxサーバにおける設定でも、WindowsシステムのRGB値を設定するようにしてください。