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Interstage List Works V11.0.0 運用手引書
FUJITSU Software

6.2 外字の準備

NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票を扱う場合の外字の準備について説明します。

List Worksのサーバおよび各クライアントに外字を登録するには、Charset Managerの「日本語資源管理」「日本語資源適用」を利用します。「日本語資源管理」を利用するために、Windowsシステムの外字管理用パソコンを用意します。

外字を準備する手順を以下に示します。

  1. [外字の登録]

    外字管理用パソコン上のCharset Managerの「日本語資源管理」を使用して、フォント業務を作成し、以下のフォントシステムを登録します。フォントシステムの外字として、文字パターンを作成します。

    移入先

    フォントシステム

    アプリケーションサーバ

    Windows

    Windows TrueTypeフォント

    Solaris

    Solaris VSPフォント

    Linux

    Linux VSPフォント

    List Worksサーバ
    (PDF変換を利用する場合)

    Unicode-JEF明朝フォント、
    Unicode-JEFゴシックフォント

    List Worksクライアント
    Webクライアント

    Windows TrueTypeフォント

    注意

    • Solaris VSPフォントまたはLinux VSPフォントを登録する場合、外字のサイズは、32×32にしてください。

    • フォントの文字パターンとして登録できる文字は、1880文字までです。これを超える文字は扱うことができません。1880文字を超える場合は、イメージデータとしても表示できませんので、注意してください。

  2. [コードの対応定義]

    「日本語資源管理」の「コードの変換定義」および「外字の対応定義」を使用して、移入先にあわせて、以下の文字コード変換表を作成します。

    移入先

    コード系/利用する機能

    文字コード変換表

    アプリケーションサーバ

    Windows

    シフトJIS

    Unicode

    Unicode-SJIS

    Solaris

    シフトJIS

    EUC

    U90-SJIS
    U90-JEF

    Linux

    Unicode

    Unicode-U90
    Unicode-SJIS
    Unicode-JEF

    List Worksサーバ

    帳票登録、サーバAPIなど

    U90-SJIS
    Unicode-U90

    PDF変換

    Unicode-U90

    List Worksクライアント
    Webクライアント

  3. [外字の配付・適用]

    Charset Managerを使用して、外字を配付資源として取り出し、アプリケーションサーバ、List Worksサーバ、およびList Worksクライアントに適用します。

    参照

    外字の配布・適用の方法については、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。