スタンドアロン運用とは、リスト管理サーバに回線が接続されていないList Worksクライアントだけの環境で、帳票を参照する運用形態です。
(1) 可搬媒体で配付した帳票をList Worksクライアントで活用する
帳票をファイリングまたは複写した可搬媒体(MO、フロッピーディスクなど)を配付することで、回線のつながっていないList Worksクライアントで帳票を参照する運用です。ただし、帳票の配付を受けるList Worksクライアントからは、以下の機能は利用できません。
リモート印刷
抜き出し検索範囲の設定
ID印刷
ログ情報の採取
アクセス権による保護
本社で帳票を可搬媒体に複写し、支店でスタンドアロン運用を行う場合の例を以下に示します。
スタンドアロン運用しているList Worksクライアントに帳票を配付します。
配付者側の作業と受取り側の作業を説明します。
配付したい帳票をファイリングします。
参照
ファイリングフォルダの作成については“環境構築手引書”、ファイリングの操作方法については“操作手引書 利用者編”を参照してください。
以下の手順で操作します。
配付する可搬媒体を、List Worksクライアント(マイ コンピュータ)の保管フォルダとして作成します。
1.で作成した保管フォルダに、リスト管理サーバの配付したい帳票を複写します。
配付用の帳票をファイリングまたは複写する際は、オーバレイも複写するように設定する必要があります。
ファイリングする場合
ファイリング用のグループフォルダ作成時に、【グループの情報】タブの「オーバレイをファイリングする」を有効にします。
リスト管理サーバからマイ コンピュータの保管フォルダに複写する場合
List Worksクライアントの動作環境の設定で、「リスト管理サーバからマイ コンピュータに帳票を複写する時、オーバレイも複写する」を有効にします。
マイ コンピュータの保管フォルダ間で移動/複写する場合
List Worksクライアントの動作環境の設定で、「マイ コンピュータの帳票を移動/複写する時、オーバレイも複写する」を有効にします。
参照
List Worksクライアントの動作環境の設定については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。