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Interstage List Works V11.0.0 運用手引書
FUJITSU Software

3.3.2 クライアントサーバ運用(List Worksクライアントの利用)による活用

クライアントサーバ運用での帳票の参照について説明します。

(1) List Worksクライアントからリスト管理サーバの帳票を活用する

リスト管理サーバが管理する帳票を、List Worksクライアントから参照・活用する運用形態です。帳票を参照するときは、リスト管理サーバに接続する必要があります。

帳票をリスト管理サーバに保管し、List Worksクライアントが要求した必要な情報だけを転送します。そのため、ネットワーク上に流れるデータ量を絞ることができ、サーバ - クライアント間がWANの環境でも利用できます。

回線速度によりレスポンスが異なるため、List Worksクライアントの動作環境の設定により、転送方法(データを圧縮して通信するかどうか)を指定できます。

参照

List Worksクライアントの動作環境の設定については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。

クライアントサーバ運用では、検索などのさまざまな処理をリスト管理サーバで行うため、以下の利点があります。

(2) List Worksクライアントに帳票を複写して活用する

リスト管理サーバの帳票をList Worksクライアント(マイ コンピュータの保管フォルダ)に複写し、その複写した帳票を参照する運用形態です。

複写後は、回線に負荷を与えず運用できるほか、リスト管理サーバと切断した状態でも帳票を活用することができます。

ただし、List Worksクライアントに複写した帳票については、以下の機能は利用できません。