クライアントサーバ運用での帳票の参照について説明します。
(1) List Worksクライアントからリスト管理サーバの帳票を活用する
リスト管理サーバが管理する帳票を、List Worksクライアントから参照・活用する運用形態です。帳票を参照するときは、リスト管理サーバに接続する必要があります。
帳票をリスト管理サーバに保管し、List Worksクライアントが要求した必要な情報だけを転送します。そのため、ネットワーク上に流れるデータ量を絞ることができ、サーバ - クライアント間がWANの環境でも利用できます。
回線速度によりレスポンスが異なるため、List Worksクライアントの動作環境の設定により、転送方法(データを圧縮して通信するかどうか)を指定できます。
参照
List Worksクライアントの動作環境の設定については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。
クライアントサーバ運用では、検索などのさまざまな処理をリスト管理サーバで行うため、以下の利点があります。
ネットワークの負荷が軽減されます。
リスト管理サーバで帳票資源の一元管理ができます。
クライアントのコンピュータの性能に依存することなく、処理を行うことができます。
(2) List Worksクライアントに帳票を複写して活用する