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Interstage List Works for 大規模 V11.0.0 帳票仕分けガイド

4.3 仕分け定義ファイルの適用

作業概要

仕分け定義ファイルに記述した内容を有効にします。

作業項目

astodefコマンドを実行します。 astodefコマンドを実行するには、スーパーユーザ権限が必要です。

作業イメージ

仕分け定義ファイルに対する修正を有効にする時の、コマンド入力イメージを以下に示します。

オーバレイABCDを使用している帳票の仕分け定義ファイル

/opt/FJSVpast/define.others/overlay/ABCD.astの場合

# /opt/FJSVpast/bin/astodef -O ABCD

説明

仕分け定義ファイルへの変更は、astodefコマンドを実行することで有効になります。

本コマンドが正常に終了した場合は、完了メッセージが出力され、定義内容が有効となります。正常に終了しなかった場合は、エラーメッセージが出力され、定義内容は有効となりません。

-D以外のオプションを指定する場合、仕分け定義ファイルの拡張子「.ast」の指定は不要です。

以下にastodefコマンドについて説明します。

記述形式

/opt/FJSVpast/bin/astodef  [-O オーバレイ名]
                           [-F 帳票名]
                           [-T 帳票名]

オプションの意味

復帰値

注意

  • 仕分け定義ファイルに使用可能な文字コードは、UTF-8です。

  • オプションに対する値は省略できません。

  • 複数の仕分け定義体を同時に指定することはできません。


メッセージ

本コマンドを実行すると、以下のいずれかのメッセージがコンソールに出力されます。

利用者の処置