外字をイメージデータとして使用する場合の、外字を準備する基本的な作業の流れを以下に示します。
手順 | 操作 | 操作するサーバ | 説明 |
---|---|---|---|
1 | 外字の登録 | 資源管理サーバ | 日本語資源管理で外字の文字パターンを作成し、VSPフォントに登録する。 |
2 | コードの対応定義 | 資源管理サーバ | 日本語資源管理で文字コードの変換定義を行う。 |
3 | 外字・コードの対応定義の配付 | 資源管理サーバ | 日本語資源管理でVSPフォントに作成し登録された外字の文字パターンおよびコードの対応定義を移出する。 手順4で移入するサーバに配付する。 |
4 | 外字・コードの対応定義の適用 | アプリケーションサーバ | 手順3で移出した外字の文字パターンおよびコードの対応定義を移入する。 |
ポイント
以降の手順では、Charset Managerの用語を使用して説明しています。用語がわからない場合は、Charset Managerのマニュアルもあわせて参照してください。
また、詳細なCharset Mangerでの手順についても、Charset Managerのマニュアルをご確認ください。
外字を準備する手順を以下に示します。
Charset Managerの「日本語資源管理」で業務を作成し、「Linux VSPフォント」のフォントシステムを登録します。
登録されたフォントシステムに対して、外字の文字パターンを以下のように作成します。
書体:明朝体 サイズ:32×32
Charset Managerが定めた外字領域の標準的な変換規則を使う場合は、文字コード変換表の作成は不要です。使用しない場合は、Charset Managerの「日本語資源管理」で、手順1で作成された外字の文字コード変換表を以下のように作成します。
帳票出力時の印刷データの文字コード | 文字コード変換表 |
---|---|
シフトJIS | SJIS-JEF |
Unicode | Unicode-JEF |
EUC(U90) | EUC(U90)-JEF |
EUC(S90) | EUC(S90)-JEF |
参照
外字領域の標準的な変換規則については、Charset Managerのマニュアルを参照してください。
Charset Managerの「日本語資源管理」で手順1および手順2で登録された外字の文字パターンおよびコードの対応定義を移出し、配付します。
配付先は、アプリケーションサーバとList Worksサーバを異なるサーバで動作させる場合は、アプリケーションサーバです。同じサーバで動作させる場合は、List Worksサーバです。
配付された外字の文字パターンおよびコードの対応定義を、Charset Managerを使用してサーバに移入します。