外字を文字コードとして使用する場合の、外字を準備する基本的な作業の流れを以下に示します。
手順 | 操作 | 操作するサーバ | 説明 |
---|---|---|---|
1 | 外字の登録 | 資源管理サーバ | 日本語資源管理で外字を登録する。 |
2 | コードの対応定義 | 資源管理サーバ | List Worksで使用できるように外字のコードを対応定義 |
3 | 外字の配付 | 資源管理サーバ | 転送するために外字を配付資源として取り出し |
4 | 外字の適用 | アプリケーションサーバ (日本語資源管理) | 日本語資源適用で外字を登録 |
外字を準備する手順を以下に示します。
外字の登録
Charset Managerの「日本語資源管理」を使用して、業務を作成し、以下のフォントシステムを登録します。フォントシステムの外字として、文字パターンを作成します。
移入先 | フォントシステム | |
---|---|---|
アプリケーションサーバ | Windows | Windows TrueTypeフォント |
Solaris | Solaris VSPフォント | |
Linux | Linux VSPフォント | |
List Worksサーバ | Unicode-JEF明朝フォント、 | |
List Worksクライアント | Windows TrueTypeフォント |
注意
Solaris VSPフォントまたはLinux VSPフォントを登録する場合、外字のサイズは、32×32にしてください。
フォントの文字パターンとして登録できる文字は、1880文字までです。これを超える文字は扱うことができません。1880文字を超える場合は、イメージデータとしても表示できませんので、注意してください。
コードの対応定義
「日本語資源管理」の「コードの変換定義」および「外字の対応定義」を使用して、移入先にあわせて、以下の文字コード変換表を作成します。
移入先 | コード系/利用する機能 | 文字コード変換表 | |
---|---|---|---|
アプリケーションサーバ | Windows | シフトJIS | - |
Unicode | Unicode-SJIS | ||
Solaris | シフトJIS | - | |
EUC | U90-SJIS | ||
Linux | Unicode | Unicode-U90 | |
List Worksサーバ | 帳票登録、サーバAPIなど | U90-SJIS | |
PDF変換 | Unicode-U90 | ||
List Worksクライアント | - | - |
外字の配付・適用
Charset Managerを使用して、外字を配付資源として取り出し、アプリケーションサーバ、List Worksサーバ、およびList Worksクライアントに適用します。