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Interstage List Works for 大規模 V11.0.0 設計・運用ガイド

3.14.2 印刷データに設定されている印刷属性を優先する機能

ページ設定の指定内容よりも、印刷データに設定されている印刷属性を優先して印刷できます。本機能を有効にした場合、【ページ設定】ダイアログボックスの【カラム】タブ、【印刷倍率】タブ、および【余白】タブの「余白」で設定した内容は、無効になります。

「印刷データに設定されている印刷属性を優先する」機能の有効/無効によって、印刷結果が異なります。

印刷属性とは

印刷属性とは印刷に関する情報で、帳票がリスト管理サーバへ登録されたときの印刷属性には、以下の種類があります。

「印刷データに設定されている印刷属性を優先する」機能の有効/無効によ印刷結果の違い

以下に、2種類の帳票を例に、印刷結果の違いを示します。

1.作成

アプリケーションサーバで、用紙サイズの異なる帳票(A3横、B4縦)を作成します。

2.表示

用紙サイズの異なる帳票を登録してリストビューアで表示すると、元帳票の印刷属性が帳票内に設定され、それぞれの用紙サイズで参照できます。

ただし、印刷データ内に設定されている印刷属性は参照できません。

3.印刷・印刷結果

ページ設定で、サイズ「A4」、方向「自動認識」、印刷方法「用紙全体」を指定します。

ページ設定で、「印刷データに設定されている印刷属性を優先する」にチェックが付けないで印刷した場合、List Worksのページ設定に従って印刷されます(A4サイズに縮小されて印刷)。

ページ設定で、「印刷データに設定されている印刷属性を優先する」にチェックを付けて印刷した場合、帳票に設定されている元帳票の印刷属性(A3横、B4縦)で印刷されます。