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Interstage List Works for 大規模 V11.0.0 設計・運用ガイド

3.6.3 帳票の保管/削除

帳票に登録有効期限を設定したり、フォルダに帳票の保存期限を設定したりすることで、期限切れの帳票を自動的に削除でき、効率的に管理できます。

以下の条件を満たしている場合に、自動的に削除されます。

設定方法

以下の方法で、帳票保管の有効期限を設定できます。

複数箇所で設定した場合は、情報連携で設定した値が優先されます。

フォルダのプロパティに設定

保管フォルダのプロパティに「帳票の有効期限」を設定します。

保管フォルダの場合

保管フォルダのプロパティは、以下の方法で変更できます。

  • 保管フォルダのプロパティ(ダイアログボックス)

  • lvsetfolコマンド

「帳票の有効期限」に、日数を指定します。帳票の有効期限は、以下のように異なります。

  • Windows版の場合

    帳票を登録した翌日から「日数」分の期間

  • Solaris版/Linux版の場合

    帳票を登録した日を含めた「日数」分の期間

時間は切り捨てられます。ただし、帳票の有効期限を過ぎても、リストクリーナ - サーバ(Windows版)、またはlvatdellコマンド(Solaris版/Linux版)を使用しなければ帳票は削除されません。

  • Windows版の場合の例

    5月15日9:00に登録し、帳票の有効期間を、5日間に設定

    a:登録当日分b:指定日数分

  • Solaris版/Linus版の場合の例

    5月15日9:00に登録し、帳票の有効期間を、5日間に設定

参照

保管フォルダのプロパティについては、“ダイアログボックスリファレンス”または“コマンドリファレンス”を参照してください。

帳票出力時に帳票情報を設定(情報連携)

帳票出力元で、帳票ごとに保管の有効期限を設定して連携することができます。扱う帳票によって設定方法が異なります。

NetCOBOL/MeFt帳票の場合

NetCOBOL/MeFt帳票の場合は、電子帳票情報ファイルに必要な帳票情報を設定します。

参照

帳票情報の設定については、“4.1.2 電子帳票情報ファイルに帳票情報を設定”を参照してください。

List Creator帳票の場合

List Creator帳票の場合は、以下のいずれかで帳票情報を設定できます。

  • List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション

  • 電子帳票情報ファイル(List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定)

  • List Creatorデザイナの帳票業務情報

参照

帳票情報の設定については、“4.1.2 電子帳票情報ファイルに帳票情報を設定”を参照してください。
List Creatorデザイナでの設定、およびprprintコマンドについては、“List Creatorのマニュアル”を参照してください。


設定時のキー

情報連携により帳票保管の有効期限を設定するときは、帳票情報を以下のキーに設定します。

帳票情報

電子帳票情報
ファイル

帳票の登録有効期限

TERM