帳票に登録有効期限を設定したり、フォルダに帳票の保存期限を設定したりすることで、期限切れの帳票を自動的に削除でき、効率的に管理できます。
以下の条件を満たしている場合に、自動的に削除されます。
帳票保管の有効期限を過ぎている
帳票保管の「有効期限を過ぎたら削除対象にする」が設定されている
以下の方法で、帳票保管の有効期限を設定できます。
フォルダのプロパティに設定
帳票出力時に帳票情報を設定(情報連携)
複数箇所で設定した場合は、情報連携で設定した値が優先されます。
保管フォルダのプロパティに「帳票の有効期限」を設定します。
保管フォルダのプロパティは、以下の方法で変更できます。
保管フォルダのプロパティ(ダイアログボックス)
lvsetfolコマンド
「帳票の有効期限」に、日数を指定します。帳票の有効期限は、以下のように異なります。
Windows版の場合
帳票を登録した翌日から「日数」分の期間
Solaris版/Linux版の場合
帳票を登録した日を含めた「日数」分の期間
時間は切り捨てられます。ただし、帳票の有効期限を過ぎても、リストクリーナ - サーバ(Windows版)、またはlvatdellコマンド(Solaris版/Linux版)を使用しなければ帳票は削除されません。
Windows版の場合の例
5月15日9:00に登録し、帳票の有効期間を、5日間に設定
a:登録当日分b:指定日数分
Solaris版/Linus版の場合の例
5月15日9:00に登録し、帳票の有効期間を、5日間に設定
参照
保管フォルダのプロパティについては、“ダイアログボックスリファレンス”または“コマンドリファレンス”を参照してください。
帳票出力元で、帳票ごとに保管の有効期限を設定して連携することができます。扱う帳票によって設定方法が異なります。
NetCOBOL/MeFt帳票の場合は、電子帳票情報ファイルに必要な帳票情報を設定します。
参照
帳票情報の設定については、“4.1.2 電子帳票情報ファイルに帳票情報を設定”を参照してください。
List Creator帳票の場合は、以下のいずれかで帳票情報を設定できます。
List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション
電子帳票情報ファイル(List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定)
List Creatorデザイナの帳票業務情報
参照
帳票情報の設定については、“4.1.2 電子帳票情報ファイルに帳票情報を設定”を参照してください。
List Creatorデザイナでの設定、およびprprintコマンドについては、“List Creatorのマニュアル”を参照してください。
情報連携により帳票保管の有効期限を設定するときは、帳票情報を以下のキーに設定します。
帳票情報 | 電子帳票情報 |
---|---|
帳票の登録有効期限 | TERM |