抜き出し検索を行うときに必要な抜き出し検索ファイルの作成方法について、説明します。
抜き出し検索ファイルの作成指示のために、帳票の登録時に以下の設定情報が必要となります。
抜き出し検索ファイルの作成指示
参考
抜き出し検索は、帳票の初回登録時に抜き出し検索ファイルの作成を行うため、設定情報は、次の帳票の登録後に有効になります。
以下の方法で、抜き出し検索ファイルの作成指示の設定や抜き出し検索ファイルの作成ができます。
保管フォルダのプロパティで、抜き出し検索ファイルの作成指示を設定
帳票出力時に帳票情報で、抜き出し検索ファイルの作成指示を設定(情報連携)
コマンドで抜き出し検索ファイルを作成 <Solaris版/Linux版のみ>
複数箇所で抜き出し検索ファイルの作成指示を設定した場合は、保管フォルダのプロパティでの設定よりも情報連携で設定した値が優先されます。
リスト管理サーバの保管フォルダごとに、抜き出し検索ファイルの作成指示を設定することができます。
参照
保管フォルダのプロパティについては、“ダイアログボックスリファレンス”を参照してください。
帳票出力元で、帳票ごとに抜き出し検索ファイルの作成指示を設定して連携することができます。扱う帳票によって設定方法が異なります。
NetCOBOL/MeFt帳票の場合
NetCOBOL/MeFt帳票の場合は、電子帳票情報ファイルに必要な帳票情報を設定します。
参照
帳票情報の設定については、“4.1.2 電子帳票情報ファイルに帳票情報を設定”を参照してください。
List Creator帳票の場合
List Creator帳票の場合は、以下のいずれかで帳票情報を設定できます。
List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション
電子帳票情報ファイル(List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定)
List Creatorデザイナの帳票業務情報
参照
帳票情報の設定については、“4.1.2 電子帳票情報ファイルに帳票情報を設定”を参照してください。
List Creatorデザイナでの設定、およびprprintコマンドについては、“List Creatorのマニュアル”を参照してください。
保管フォルダに格納されているList Works帳票から抜き出し検索ファイルを作成するには、lvcrtsrhコマンドを使用します。
参照
lvcrtsrhコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。
情報連携により抜き出し検索ファイルを作成するときは、帳票情報を以下のキーに設定します。
帳票情報 | 電子帳票情報 |
---|---|
抜き出し検索ファイルの作成指示 | SRH-IDX |