List Creatorなど、アプリケーションが出力した帳票を、リスト管理サーバに登録します。
帳票の登録方法は、扱う帳票やList Worksサーバのオペレーティングシステムによって異なります。オペレーティングシステムごとのサポート状況と参照先を示します。
扱う帳票の種別 | List Worksサーバ | 参照先 | ||
---|---|---|---|---|
Windowsサーバ | Solaris | Linux | ||
NetCOBOL/MeFt帳票 | × | × | ○ | |
List Creator帳票 | × | × | ○ |
参照
扱う帳票ごとのシステム構成については、“第5章 システム構成”を参照してください。
また、帳票の登録と同時に、以下の機能を利用できます。
帳票の登録時自動PDFメール配信
帳票の登録時自動PDF帳票作成
ポイント
リスト管理サーバの帳票を削除した場合でも、マイ コンピュータの配下やファイリング先に帳票が存在すれば、F5CWKSPL.EXEコマンドにより、再度リスト管理サーバに帳票を登録できます。
帳票を大量に登録する場合、保管フォルダ数および保管フォルダに格納する帳票数を考慮する必要があります。
参照
保管フォルダ数および保管フォルダ内帳票数の推奨値と限界値については、“8.2 帳票保管活用機能における推奨値と限界値”を参照してください。
NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票を、電子保存装置に出力することにより、リスト管理サーバに登録されます。その際に、印刷データはList Worksで運用可能な形式に変換されます。
アプリケーションサーバとList Worksサーバを別サーバ機として運用する場合は、印刷データの変換処理を行うために、アプリケーションサーバ側にList Worksの帳票データ転送アダプタが必要となります。
帳票情報は、以下の方法により、帳票登録時に付加できます。
NetCOBOL/MeFt帳票の場合
電子帳票情報ファイルに帳票情報を設定します。
List Creator帳票の場合
以下のどれかの方法で、帳票情報を設定します。
List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプション
電子帳票情報ファイル(List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定)
List Creatorデザイナの帳票業務情報
上記の設定をしない場合は、各フォルダのプロパティに指定した帳票情報が有効になります。
参照
帳票情報の設定については、“設計・運用ガイド”を参照してください。prprintコマンドについては、“List Creatorのマニュアル”を参照してください。
1つの帳票を複数の帳票に分割して登録し、それらを結合して1つの帳票として扱うことを可能とします。
このようにして登録された帳票を「結合帳票」と呼びます。
この「結合帳票」を構成する複数の帳票のファイルサイズの合計は、1つの帳票で扱うことのできる印刷データの最大サイズ1.8GBを超えることができます。
つまり、「結合帳票」として帳票を登録することにより、これまでList Worksが扱うことのできなかった大量ページの帳票を1つの帳票として使用することが可能となります。
ただし、「結合帳票」を構成する個々の帳票ファイルのサイズは1.8GBを超えることはできません。 超えた場合は登録エラーとなります。
結合帳票のサポート条件は以下のとおりです。
帳票種はList Creator帳票だけです。
結合帳票は、lwsepfileコマンドを使用して登録します。
List Creator V11.1以降が必要です。