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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング

A.6.10 リスト管理サーバに接続すると、エラーメッセージが出力される。
「リスト管理サーバが起動しているか確認してください。または、リスト管理サーバヘ接続時のポート番号に誤りがないか確認してください。」

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL

[原因1

リスト管理サーバの環境設定、またはクライアントのオプション設定で、ポート番号を変更している。

[対処1

以下で設定しているポート番号が一致しているか、確認してください。一致していない場合、正しいポート番号を両方に設定してください。なお、ポート番号の初期値は「9243」です。

[原因2

≪Windows版V7.0L10以降、Solaris版V8.0.0以降≫

データベースのセットアップが行われていなかった。

[対処2

以下の手順で対処してください。

  1. データベースのセットアップを行ってください。

  2. データベースに正しく接続できるか確認してください。

    Windows版:【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【データベース】タブの【接続確認】ボタン

    Solaris版:lvsetenvコマンド(-t)


[原因3

≪Windows版V7.0L10以降、Solaris版V8.0.0以降≫

リスト管理サーバ環境設定でデータベースのホスト名に誤りがあり、データベース接続を行うことができなかった。

Windows版:【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【データベース】タブのホスト名

Solaris版:サーバ動作環境ファイルのデータベースの接続ホスト名(DB-HOSTNAME)

[対処3

データベースのホスト名を正しい内容に変更してください。また、変更後は[対処2]の2の方法で、データベースに正しく接続できるか確認してください。


[原因4

≪Windows版V7.0L10以降、Solaris版V8.0.0以降≫

データベース(Symfoware)への接続アカウントのパスワードに誤りがあり、データベース接続を行うことができなかった。特にWindows版の場合、Administratorのパスワードの変更に伴い、リスト管理サーバ環境設定で【認証】タブのアカウント情報は変更したが【データベース】タブのパスワード変更を忘れた可能性がある。

[対処4

リスト管理サーバの環境設定で、データベースへの接続アカウントのパスワードを正しい内容に変更してください。

Windows版:【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【データベース】タブの「パスワード」

Solaris版:lvsetenvコマンド(-p)

また、変更後は[対処2]の2の方法で、データベースに正しく接続できるか確認してください。


[原因5

≪Windows版V7.0L10以降、Solaris版V8.0.0以降≫

データベース(Oracle)への接続アカウントのユーザIDに誤りがあり、 データベース接続を行うことができなかった。

[対処5

リスト管理サーバの環境設定で、データベースへの接続アカウントのユーザIDを"LW"に変更してください。

Windows版:【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【データベース】タブの「ユーザID」

Solaris版:サーバ動作環境ファイルのデータベースの接続ユーザID(DB-UID)

また、変更後は[対処2]の2の方法で、データベースに正しく接続できるか確認してください。


[原因6

Windows ファイアウォールが有効の場合、List Worksで使用するポートがブロックされる。

[対処6

リスト管理サーバおよびクライアントのWindows ファイアウォールの設定を確認してください。

Windows ファイアウォールの設定が「有効」の場合は、“付録B Windowsファイアウォールの設定”を参照し、リスト管理サーバが使用するポート番号を「例外」、「受信の規則」または「送信の規則」として設定します。「無効」の場合は、設定不要です。

「例外」、「受信の規則」または「送信の規則」として設定するポート番号は、「9243(List Worksの既定値)」です。

■リスト管理サーバがWindows Server 2008 R2/2012の場合

上記のポート番号を「受信の規則」に設定します。

■クライアントがWindows 7/8/8.1/10、またはWindows Server 2008 R2/2012/2016/2019/2022の場合

上記のポート番号を「送信の規則」に設定します。