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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング

A.1.31 WebゲートウェイサーバでIISを使用している場合に、イベントログに「IJServer12037」のエラーメッセージが出力される。

[詳細]

以下のメッセージが表示される。

「(error) IJServer12037: Unable to create log file. Missing write permission for log file or file is already open with write access. Add write permission on the file or directory.」

[発生するVL]

Windows版V6.0L10以降

[原因1

以下のフォルダ、および以下のフォルダ配下のファイルに対し、書き込み権限がない。

Interstage Application Serverのインストール先フォルダ\F3FMjs5\logs\jk2\FJapache

[対処1

以下のフォルダ、および以下のフォルダ配下のファイルには、Everyoneにフルコントロール権限を付与してください。

Interstage Application Serverのインストール先フォルダ\F3FMjs5\logs\jk2\FJapache

[補足1

フルコントロール権限を設定するフォルダやファイルは以下もあります。すべて設定されているかを確認してください。

フォルダ

場所

フルコントロール権限を設定するユーザ

List Worksのインストール先

【リスト管理サーバ環境設定】の【資源】タブの「システムファイル」

・List Worksサービスのログオンアカウント

・List Works利用者のアカウント、またはEveryone

受信/印刷フォルダ

【リスト管理サーバ環境設定】の【資源】タブの「受信/印刷フォルダ」

保管フォルダ

リストナビを起動し、第一階層の各保管フォルダに対して右クリックして【プロパティ】を選択。【詳細】タブの「フォルダの場所」

オーバレイ

【リスト管理サーバ環境設定】の【資源】タブの「オーバレイ」

作業場所に指定するディレクトリ

システム環境変数TMP、およびユーザ環境変数TMPのフォルダ

【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスは、【スタート】メニューの【すべてのプログラム】-【List Works】-【環境設定】-【リスト管理サーバ】をクリックすることで表示されます。

FUJITSU帳票管理サービスを使用している場合は、以下も設定されているかを確認してください。

フォルダ

場所

フルコントロール権限を設定するユーザ

作業場所に指定するディレクトリ

システム環境変数TMP、およびユーザ環境変数TMPのフォルダ

・FUJITSU帳票管理サービスの起動アカウント

List Worksサービスのログオンアカウント、または、FUJITSU帳票管理サービスの起動アカウントは、以下の手順で確認してください。

  1. 【スタート】メニューの【管理ツール】-【サービス】より【サービス】ダイアログボックスを表示します。

  2. 【List Works】を選択し、【プロパティ】ボタンをクリックします。

  3. 【List Worksのプロパティ】ダイアログボックスの【ログオン】タブで、ログオンのアカウントを確認します。


[原因2

ウィルスチェックソフトなど、他のアプリケーションで、以下のファイルを開いている。

Interstage Application Serverのインストール先フォルダ\F3FMjs5\logs\jk2\FJapache\jk2.log

[対処2

以下のファイルを閉じてください。

Interstage Application Serverのインストール先フォルダ\F3FMjs5\logs\jk2\FJapache\jk2.log