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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング

7.1.11 Webクライアントでログイン画面が表示されない。

[詳細]

以下のどちらかのメッセージ画面が表示される。

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因1

≪Windows版のみ≫

WebゲートウェイサーバのWindows ファイアウォールが有効の場合、List Worksで使用するポートがブロックされる。

[対処1

WebゲートウェイサーバのWindows ファイアウォールの設定を確認してください。

Windows ファイアウォールの設定が「有効」の場合は、“付録B Windowsファイアウォールの設定”を参照し、Webゲートウェイサーバが使用するポート番号を「例外」、「受信の規則」または「送信の規則」として設定します。「無効」の場合は、設定不要です。

「例外」、「受信の規則」または「送信の規則」として設定するポート番号は、以下のとおりです。なお、Webゲートウェイサーバの既定値は「80」です。

■Windows Server 2022の場合

Interstage Application Serverをインストールしたときに設定した、Webゲートウェイサーバ(Interstage HTTP Server 2.4)のポート番号を「受信の規則」に指定してください。

■Windows Server 2012/2016/2019の場合

■Windows Server 2008 R2の場合

■Windows Server 2008の場合

■Windows Server 2003の場合

原因2

WWWサーバで使用しているポート番号が、他のソフトウェアが使用しているポート番号と重複している。

対処2

WWWサーバのポート番号には、重複していないポート番号を指定してください。

WWWサーバに「Interstage HTTP Server 2.4」を使用している場合のポート番号変更手順
  1. 「Interstage HTTP Server 2.4」サービスを停止します。

  2. 以下に格納されているhttpd.confをテキストエディタで開きます。

    [Interstage Application Serverのインストール先]\F3FMahs\conf\httpd.conf
  3. ディレクティブ「Listen」の値に、ポート番号を指定します。

  4. httpd.confを保存してテキストエディタを閉じます。

  5. 「Interstage HTTP Server 2.4」サービスを起動します。

WWWサーバに「Interstage HTTP Server 2.2」を使用している場合のポート番号変更手順
  1. 「Interstage HTTP Server 2.2」サービスを停止します。

  2. 以下に格納されているhttpd.confをテキストエディタで開きます。

    [Interstage Application Serverのインストール先]\F3FMahs\conf\httpd.conf
  3. ディレクティブ「Listen」の値に、ポート番号を指定します。

  4. httpd.confを保存してテキストエディタを閉じます。

  5. 「Interstage HTTP Server 2.2」サービスを起動します。

WWWサーバに「Interstage HTTP Server」を使用している場合のポート番号変更手順
  1. Webゲートウェイサーバがインストールされているサーバ機において、以下の手順でInterstage管理コンソールを起動します。

    • Windows版List Works V9.0.1の場合

      【スタート】メニューの【Interstage】-【Interstage Web Server】-【Interstage管理コンソール】を選択します。

    • 上記以外のWindows版List Worksの場合

      【スタート】メニューの【Interstage】-【Application Server】-【Interstage管理コンソール】を選択します。

    • Solaris版またはLinux版V9/V10.4.0(List Works)の場合

      Webブラウザ(*1)にWebゲートウェイサーバがインストールされているサーバのInterstage管理コンソールのURLを入力します。

  2. 管理者権限のあるユーザでログインします。

  3. 左側のフォルダツリーで、【サービス】の「+」をクリックして表示される【Webサーバ】をクリックします。

    →Interstage Application Server V8以前の場合は、画面の右側に「Webサーバ : 状態」が表示されます。

    →Interstage Application Server V9以降の場合は、画面の右側に「Webサーバ : 一覧」が表示されます。

    「Webサーバ : 一覧」から「FJapache」をクリックすると「FJapache : 状態」が表示されます。

  4. 【停止】ボタンをクリックします。

    →「状態」が停止になります。

  5. 【環境設定】タブをクリックします。

    →「Webサーバ : 環境設定」または「FJapache : 環境設定」が表示されます。

  6. 【詳細設定 [表示]】をクリックします。

    →詳細設定の画面が表示されます。

  7. 「簡易設定」の【ポート番号】のWWWサーバのポート番号を変更し、【適用】ボタンをクリックします。

  8. 【状態】タブをクリックします。

    →「Webサーバ : 状態」または「FJapache : 状態」が表示されます。

  9. 【起動】ボタンをクリックします。

    →「状態」が起動になります。

  10. Interstage管理コンソールからログアウトします。


    *1)Interstage管理コンソールが使用できるWebブラウザは、Interstage Application Serverのバージョンによって、異なります。以下を参照してください。

    • List Worksが提供しているInterstage Application Server相当の機能を利用している場合は、“Interstage Application Server インストールガイド (List Works編)”

    • Interstage Application Serverを別途購入した場合は、購入されたInterstage Application Serverのマニュアル