B.1 セットアップの流れ

Symfoware Serverの環境のセットアップを行う方法について説明します。

注意

フェイルオーバ運用のセットアップ方法については、“クラスタ導入運用ガイド”を参照してください。

セットアップ作業の流れを、以下に示します。

セットアップの手順

Symfoware Serverのセットアップ作業の詳細を、以下に示します。また、各作業の参照先については、“セットアップ作業と参照先”を参照してください。

図B.1 セットアップ作業の流れ

注1) RDBシステムが複数の場合は操作を繰り返します。

注2) 暗号化機能を利用する場合に行ってください。

注3) RDA-SVを利用する場合に行ってください。

注4) スケーラブルログ運用または監査ログ運用を行う場合に行ってください。

注5) 監査ログ運用を行う場合に行ってください。

注6) アーカイブログ運用を行う場合に行ってください。

注7) パフォーマンスモニタを利用する場合に行ってください。

注8) スケーラブルログ運用を行う場合で、新たなロググループを作成する場合に行ってください。

注9) XMLアダプタ機能を利用する場合に行ってください。

注10) WebDBtoolsで行うこともできます。

注11) 共用バッファの開設およびDSIのメモリ常駐を行う場合に行ってください。

セットアップ作業と参照先

セットアップ作業とその説明の参照先を以下の表に示します。

表B.1 GUIによるセットアップにおける作業とその説明の参照先
作業項目	作業の必要性	参照先
資源の見積りと配置	○	1.3.1 資源の見積りと配置
環境変数の設定	○	1.3.2 環境変数の設定
ネットワークファイルの設定	○	1.3.3 ネットワークファイルの設定
RDBシステムの登録	○	B.2 RDBシステムの登録
RDB構成パラメタファイルの編集	○	B.3 Symfoware/RDBのセットアップ
システム用の動作環境ファイルの編集	○
ポート番号の定義	○
ログ管理ファイルの作成	○
テンポラリログファイルの作成	○
RDBディクショナリの作成	○
暗号化のセットアップ	△	B.4 暗号化のセットアップ
RDA-SVのセットアップ	△	B.5 RDA-SVのセットアップ
ロググループ管理ファイルの作成	△	B.6 ロググループ管理ファイルの作成
監査ログデータベースのセットアップ	△	B.7 監査ログデータベースのセットアップ
アーカイブログファイルの作成	△	B.8 アーカイブログファイルの作成
パフォーマンスモニタのセットアップ	△	B.9 パフォーマンスモニタのセットアップ
自動起動停止の設定	○	B.10 自動起動停止の設定
ユーザロググループのセットアップ	△	B.11 ユーザロググループのセットアップ
XMLアダプタのセットアップ	△	RDB運用ガイド(XMLアダプタ編)
Symfoware/RDBの起動	○	B.13.1 起動
RDA-SVの起動	△	B.13.1 起動
利用者の制御	○	B.14 利用者の制御
データベースの作成	○	RDB運用ガイド(データベース定義編)
プロシジャの登録	△	RDB運用ガイド

○: 必須作業です。

△: 必要に応じて行う作業です。

省略値について: GUIでセットアップする場合の、機能ごとの各画面で表示される項目の省略値については、“付録C セットアップ時の省略値”を参照してください。

セットアップされた環境を変更する場合の注意事項: Symfoware Serverをインストールし、セットアップ後に環境を変更する場合は、Symfoware Serverを停止する必要があります。詳細は、“B.13.2 停止”を参照してください。