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WSMGR ソフトウェア開発キット V9 使用手引書

7.3.1 ホストへの接続/切断

ConnectXはホストセッションと1対1で接続し、接続~切断の間はホストセッションを切り替える事ができません。同時に複数のLUを使用するアプリケーションは、使用するLUの数だけConnectXをロードする必要があります。

また、ホストセッションとの接続パスは、ConnectXと、エミュレータが1組で共有し、接続パスの使用状態により、接続/切断処理に違いがあります。

■未使用接続パスへの接続/切断

接続時、アプリケーションはエミュレータを起動し、ホストセッションへ接続します。

切断の主導権はアプリケーションが持ちます。

エミュレータからの切断操作(終了キー 等)は無効です。

アプリケーションからの切断時には、起動したエミュレータと共に切断を行い、ホストセッションを開放します。

■エミュレータが接続中である接続パスへの接続

接続時、アプリケーションは動作中エミュレータが接続中のホストセッション接続路へ乗り入れます(ただし、同一エミュレータ種別だった場合に限ります)。

切断の主導権はエミュレータが持ちます。

アプリケーションからの切断時には、エミュレータを残してアプリケーションのみが切断処理を行います。

エミュレータからの切断操作(終了キー等)によってホストセッションを開放します。

エミュレータからの切断時にアプリケーションが接続中であった場合には、アプリケーションと共に切断処理を行います(アプリケーションは切断状態となります)。