WSMGR SDK(以降、SDKと略します)とは、WSMGRアプリケーションインタフェース(以降、WSMGR APIと略します)を使ったアプリケーションプログラムを作成するためのソフトウェア開発キットです。
WSMGR APIを使用したホスト連携アプリケーションは、利用者独自のHCIを持つことができるので、ホストの端末の操作性にとらわれることなくホストと対話することが可能になります。
WSMGR APIは、F668X端末用のWSAPIを提供します。
また、DSPEMU/PRNEMUとActiveX/OCXインタフェースにより連携を可能とするConnectXインタフェース(以降、ConnectXと略します)を提供します。
WSAPIは、以下の4つのインタフェースを用意しています。
(1)WSMGR制御インタフェース | (WSMGR-CTL IF) |
(2)キー・CRTインタフェース | (KC IF) |
(3)DUET会話型データ転送インタフェース | (DC IF) |
(4)DUETファイル転送インタフェース | (DF IF) |
ConnectXは、WSMGRが持つホスト連携機能をActiveXコントロールのオブジェクトとして提供することで様々なビジュアルツールを使用した業務アプリケーションの構築を可能とします。ホスト通信・エミュレータウィンドウ操作・キー入力/CRT・ファイル転送の各インタフェースを提供します。
実際にWSMGR APIを使用したアプリケーションを動作させる時には、以下のソフトウェアが必要になります。各ソフトウェアの版数は、SDKの提供ディスクのソフトウェア説明書で確認してください。
「WSMGR V9」
「WSMGR APIオプション V9」
WSMGR、およびWSMGR APIオプションを動作させる場合の必要となるソフトウェア、および環境設定については、WSMGRのマニュアル、および各ソフトウェア説明書を参照してください。