非同期型の接続方法とは、PQconnectdb()のような関数を使わずにPQconnectStart()のような関数を使用する方法のことです。PQconnectStart()はデータベースへの接続の完了を同期せずに復帰します。その後は、ユーザーアプリケーションは、PQconnectPoll()の復帰値で要請される値に従って、PQsocket()が返却するソケットが読み込みまたは書き込み可能になることを、poll()システムコールなどを用いて監視しなければなりません。
Connection Managerを用いた場合には、PQconnectPoll()を呼び出した後には、PQsocket()が返却するソケットが変更される場合があるので、必ずpoll()システムコールに与えるソケットをPQsocket()で再度取得してください。このような動作は、Connection Managerを用いずに、単に接続文字列に複数のホストを指定した場合の動作と似ています。