ConnectionManagerを使用して、インスタンスに接続する場合は、アプリケーションの接続パラメータに、以下の値を指定します。アプリケーションの接続パラメータとは、本来、アプリケーションからデータベースに接続する際に指定するデータベースのIPアドレス、ホスト名、ポート番号などを指定するパラメータを指します。例えば、libpqを使用する場合は、hostパラメータに“localhost”、portパラメータにconmgrプロセスが待ち受けるポート番号を指定します。
ここに示していない接続パラメータは、接続の第2段階であるインスタンスへの接続(Connection Managerを使用しない場合のインスタンスへの接続)においてインスタンスによって直接利用され、conmgrプロセスはチェックも利用もしません。
“localhost”を指定してください。Unixドメインソケットは使用できません。
リモートのconmgrプロセスに接続することも可能ですが、テストなどの用途以外は推奨しません。なぜなら、アプリケーションとconmgrプロセスとの間では、リモートサーバのダウン検知やネットワークのリンクダウンを検知するための仕組みがなく、Connection Managerを使う意味がなくなるからです。
conmgr.confのportパラメータに指定した値を設定してください。
アプリケーションの接続先切り替え機能の“ターゲットサーバ”に従います。
アプリケーション接続切り替え機能のターゲットサーバについては、“アプリケーション開発ガイド”の“アプリケーションの接続先切り替え機能の接続情報”を参照してください。
注意
JDBCドライバを利用する際に、targetServerTypeにpreferPrimaryを指定した場合には、Connection Managerを使用することはできません。