非互換
Fujitsu Enterprise Postgres 15では、timestampのマッピングを変更します。
timestamp with time zone は、Localで指定されたDateTimeとして読まれます。
timestamp with time zoneをDateTimeOffsetとして読み取る場合、マシンのローカルオフセットが使用されます。
DateTimeは、常にtimestamp without time zoneとして書き込まれます。
DbType.DateTimeは、timestamp without time zoneとして書き込まれます。
timestamp with time zone は、UTCで指定されたDateTimeとして読まれます。
timestamp with time zoneをDateTimeOffsetとして読み取る場合、オフセットは0として読まれます。
UTCとして指定されたDateTimeはtimestamp with time zoneとして、Localとして指定された、もしくは指定がないDateTimeはtimestamp without time zoneとして書き込まれます。
DbType.DateTimeは、timestamp with time zoneとして書き込まれます。
対処方法
既存のアプリケーションを確認し、日時に関する値が期待通りに読み書きできるように修正する必要があります。
FUJITSU Enterprise Postgres 14以前と同じマッピングで運用したい場合、Npgsql.EnableLegacyTimestampBehaviorをtrueに指定してください。