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Enterprise Postgres 17 リリース情報

2.4.50 24:00:00以上の時刻を入力した場合のgetTimeメソッドの返却値の変更

非互換

FUJITSU Enterprise Postgres 10では、TimeクラスまたはTimestampクラスのgetTimeメソッドにおいて、ResultSetクラスのgetTimeメソッドまたはgetTimestampメソッドで24:00:00以上の時刻を入力した場合の返却値を変更します。

FUJITSU Enterprise Postgres 9.6以前の場合
  • ResultSetクラスのgetTimeメソッドまたはgetTimestampメソッドの取得対象のデータ型がtime型またはtime with timezone型の場合

  • 取得したデータが24:00:00の場合、TimeクラスまたはTimestampクラスのgetTimeメソッドは0ミリ秒を返します。

  • ResultSetクラスのgetTimeメソッドの取得対象のデータ型がtimestamp型の場合

  • TimeクラスのgetTimeメソッドは、日付を除いた時刻部分だけから算出したミリ秒数を返します。時刻が24:00:00の場合は0ミリ秒を返します。

  • ResultSetクラスのgetTimeメソッドの取得対象のデータ型が文字列型の場合

  • 時刻データが24:00:00の場合、TimeクラスのgetTimeメソッドは0ミリ秒を返します。以降、24時間周期で0ミリ秒に戻った値を返します。

  • タイムスタンプデータの場合、TimeクラスのgetTimeメソッドは日付を除いた時刻部分だけから算出したミリ秒数を返します。算出方法は時刻データと同じです。

FUJITSU Enterprise Postgres 10以降の場合
  • ResultSetクラスのgetTimeメソッドまたはgetTimestampメソッドの取得対象のデータ型がtime型またはtime with timezone型の場合

  • 取得したデータが24:00:00の場合、TimeクラスまたはTimestampクラスのgetTimeメソッドは86400000ミリ秒を返します。

  • ResultSetクラスのgetTimeメソッドの取得対象のデータ型がtimestamp型の場合

  • TimeクラスのgetTimeメソッドは、1970-01-01 00:00:00からのミリ秒数を返します。

  • ResultSetクラスのgetTimeメソッドの取得対象のデータ型が文字列型の場合

  • TimeクラスのgetTimeメソッドは、時刻データの場合は00:00:00からのミリ秒数、タイムスタンプデータの場合は1970-01-01 00:00:00からのミリ秒数を返します。

対処方法

ありません。