Enterprise Postgres 17 リリース情報

2.3.261 未サポートデータ型に対する秘匿化ポリシー定義の変更

非互換

FUJITSU Enterprise Postgresのデータ秘匿化機能において、未サポートのデータ型である配列型またはtimestamp with timezone型に対して秘匿化ポリシーが定義された場合、定義時にエラーとなるよう変更します。

FUJITSU Enterprise Postgres 9.5 の場合

配列型またはtimestamp with timezone型に対する秘匿化ポリシーの定義は正常終了しますが、ポリシーが定義された表の列へのアクセス時にエラーとなります。

FUJITSU Enterprise Postgres 9.6以降の場合

配列型またはtimestamp with timezone型に対する秘匿化ポリシーの定義時にエラーとなります。

対処方法

FUJITSU Enterprise Postgres 9.5で作成した秘匿化ポリシー定義をFUJITSU Enterprise Postgres 9.6以降で再作成する場合、かつ、未サポートのデータ型(配列型またはtimestamp with timezone型)に対するポリシーが含まれる場合は、以下のいずれかを実施してください。

• 秘匿化ポリシーの秘匿化対象に当該データ型のみが含まれる場合、エラーを無視してください、または、pgx_drop_confidential_policyシステム管理関数により当該ポリシーを削除してください。

• 秘匿化ポリシーの秘匿化対象にサポート対象のデータ型と当該データ型の列の両方が含まれる場合、当該データ型の列をpgx_alter_confidential_policyシステム関数により削除してください。