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Enterprise Postgres 17 リリース情報

2.3.196 pg_dumpallコマンドのデフォルト動作の変更

非互換

FUJITSU Enterprise Postgres 11では、pg_dumpallコマンドでダンプ取得元の環境のロケールとエンコーディングを指定したCREATE DATBASEコマンド文を出力するようになります。そのため、リストア先の環境にダンプ取得元と同様のロケールやエンコーディングが利用できない場合、リストアに失敗します。

FUJITSU Enterprise Postgres 10以前の場合

ロケールとエンコーディング情報をダンプしません。

[例]

$ pg_dumpall
・・・
CREATE DATABASE db1 WITH TEMPLATE = template0 OWNER = foo;
・・・
FUJITSU Enterprise Postgres 11の場合

ロケールとエンコーディング情報をダンプします。

[例]

$ pg_dumpall
・・・
CREATE DATABASE db1 WITH TEMPLATE = template0 ENCODING = 'UTF8' LC_COLLATE = 'ja_JP.UTF-8' LC_CTYPE = 'ja_JP.UTF-8';
・・・

対処方法

必要に応じて出力された内容を修正してください。