非互換
FUJITSU Enterprise Postgres 11では、pg_dumpコマンドとpg_restoreコマンドは--createオプション指定時にGRANT/REVOKEやALTER DATABASE SETなどのデータベース属性をダンプ/リストアするようになります。
また、データベースレベルのコメントとセキュリティラベルはデータベース属性として扱われるようになり、--createオプションを指定しない場合はダンプ/リストアされません。
--createオプションを指定する場合
データベース属性はダンプ/リストアされません。
--createオプションを指定しない場合
コメントとセキュリティラベルがダンプ/リストアされます。
[例]
$ pg_dump db1
・・・
--
-- Name: EXTENSION plpgsql; Type: COMMENT; Schema: -; Owner:
--
・・・
--createオプションを指定する場合
データベース属性をダンプ/リストアします。
[例]
$ pg_dump db1 --create
・・・
ALTER DATABASE db1 SET enable_indexscan TO 'off';
・・・
--createオプションを指定しない場合
コメントとセキュリティラベルはダンプ/リストアされません。
対処方法
必要に応じて出力された内容を修正してください。