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Enterprise Postgres 17 リリース情報

2.3.195 pg_dumpおよびpg_restoreコマンドのデフォルト動作の変更

非互換

FUJITSU Enterprise Postgres 11では、pg_dumpコマンドとpg_restoreコマンドは--createオプション指定時にGRANT/REVOKEやALTER DATABASE SETなどのデータベース属性をダンプ/リストアするようになります。
また、データベースレベルのコメントとセキュリティラベルはデータベース属性として扱われるようになり、--createオプションを指定しない場合はダンプ/リストアされません。

FUJITSU Enterprise Postgres 10以前の場合
  • --createオプションを指定する場合
    データベース属性はダンプ/リストアされません。

  • --createオプションを指定しない場合
    コメントとセキュリティラベルがダンプ/リストアされます。
    [例]
    $ pg_dump db1
    ・・・
    --
    -- Name: EXTENSION plpgsql; Type: COMMENT; Schema: -; Owner:
    --
    ・・・

FUJITSU Enterprise Postgres 11の場合
  • --createオプションを指定する場合
    データベース属性をダンプ/リストアします。
    [例]
    $ pg_dump db1 --create
    ・・・
    ALTER DATABASE db1 SET enable_indexscan TO 'off';
    ・・・

  • --createオプションを指定しない場合
    コメントとセキュリティラベルはダンプ/リストアされません。

対処方法

必要に応じて出力された内容を修正してください。