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Enterprise Postgres 17 リリース情報

2.2.287 Oracleデータベース互換機能のrpad関数にマルチバイト文字を入力した場合の返却結果の変更

非互換

FUJITSU Enterprise Postgres 10では、Oracle互換機能のrpad関数において、マルチバイト文字の泣き別れにより第2引数に指定した結果長に満たない場合は、文字列の最後に空白を埋め込むよう変更します。

FUJITSU Enterprise Postgres 9.6以前の場合

マルチバイト文字の泣き別れにより第2引数に指定した結果長に満たない場合は、文字列の先頭に空白を埋め込みます。

[例]

=# SELECT '[' || oracle.rpad('あいう', 10, '+えお') || ']';
   ?column?
--------------
[ あいう+え]
(1 行)
FUJITSU Enterprise Postgres 10以降の場合

マルチバイト文字の泣き別れにより第2引数に指定した結果長に満たない場合は、文字列の最後に空白を埋め込みます。

[例]

=# SELECT '[' || oracle.rpad('あいう', 10, '+えお') || ']';
   ?column?
--------------
 [あいう+え ]
(1 行)

対処方法

ありません。