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Enterprise Postgres 17 リリース情報

2.2.246 information_schemaビューで、オブジェクト名の列をvarchar型ではなく、name型として扱うように変更

非互換

SQL標準ではinformation_schemaビューのオブジェクト名の列はドメイン型sql_identifierとして宣言されています。PostgreSQLでの実際の元となるカタログ列はname型です。FUJITSU Enterprise Postgres 12では、ドメイン型sql_identifierの元となる型をvarcahrからnameに変更します。name型の列はデフォルトでデータベースの照合順序ではなく、C照合順序を使うようになります。

対処方法

name型の列に対する正規表現でデータベースの照合順序の振る舞いをさせる場合は、「COLLATE "default"」を加えてください。