対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Solaris版:V13.5.1以降
確認ポイント
監視サーバのOSがSolaris 11.4 SRU23081以降を適用している。かつ、被監視システムのOSがSolaris 10またはSolaris 11(※1)ですか。
または、
監視サーバのOSがSolaris 10またはSolaris 11(※1)である。かつ、被監視システムのOSがSolaris 11.4 SRU23081以降を適用していますか。
※1 以下のいずれかの場合 - Solaris 11 11/11 SRU未適用 ~ SRU12102を適用している。 - Solaris 11.1 SRU未適用 ~ SRU14071を適用している。 - Solaris 11.2 SRU未適用 ~ SRU15102を適用している。 - Solaris 11.3 でSunSSH(※2)を使用している。 - Solaris 11.3 SRU未適用 ~ SRU16051を適用してOpenSSH(※2)を使用している。
※2 Solaris 11.3には、SunSSHとOpenSSHの2種類のSSHがバンドルされています。
原因
Solaris 11.4 SRU23081でSSHの仕様が変更されたため、接続方式にSSHを利用した監視ができません。具体的には、以下の状態となります。
Solaris 11.4 SRU23081以降を適用後、Solaris 10またはSolaris 11(※1)のSSHサーバへSSHでログインできません。
Solaris 11.4 SRU23081以降を適用後、Solaris 10またはSolaris 11(※1)のSSHクライアントからSSHでログインできません。
対処方法
監視サーバ(SSHクライアント)のOSで、Solaris 11.4 SRU23081以降を適用している場合
監視サーバで以下の手順を実施してください。
スーパーユーザになります。
/etc/ssh/ssh_configファイルに以下の行を追加します。
HostKeyAlgorithms +ssh-rsa |
被監視システム(SSHサーバ)のOSで、Solaris 11.4 SRU23081以降を適用している場合
被監視システムで以下の手順を実施してください。
スーパーユーザになります。
/etc/ssh/sshd_configファイルに以下の行を追加します。
HostKeyAlgorithms +ssh-rsa |
SSHサービスを再起動します。
svcadm restart svc:/network/ssh:default |