各サーバ(運用管理サーバ、業務サーバ)で環境定義用実行ファイルを実行したあと、一部の定義は、資源配付テンプレートを使用して変更することが可能です。ただし、環境定義用実行ファイルを実行後、運用が開始された環境(資源の登録や配付を行った環境)では、資源配付テンプレートを利用した環境の変更は行わないでください。
資源配付テンプレートを利用して変更が可能な項目は、以下の2項目です。
業務サーバの追加(使用目的、OS構成は変更できません。)
すでに定義したサーバ(運用管理サーバ、業務サーバ)のホスト名の変更
上記以外の項目について変更する場合は、以下のどちらかの方法で行ってください。
運用管理サーバ、または運用管理クライアントの[資源配付]ウィンドウから変更する
資源配付のコマンドを実行する
変更手順
資源配付テンプレートの保存ファイルを起動します。
前回の資源配付テンプレートの操作で保存したファイルを起動します。保存ファイルは、環境定義用実行ファイルの出力先に指定したディレクトリに、「drmsdef-templete.xls」(Excel2007以降を使用した場合は「drmsdef-templete.xlsm」)のファイル名で格納されています。
→以下の画面が表示されます。
[設定開始]ボタンをクリックします。
→以下の画面が表示されます。
[システム種別]ごとに、必要に応じて[ホスト名]を変更します。
IPアドレスを変更することはできません。
業務サーバを追加する場合は、[業務サーバの追加]ボタンをクリックし、追加する台数を設定後、[OK]ボタンをクリックします。
追加した業務サーバに対して、[ホスト名]および[IPアドレス]を設定します。
[設定完了]ボタンをクリックすると、[フォルダの参照]画面が表示されます。
環境定義用実行ファイルを出力するディレクトリを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
→環境定義用実行ファイルは資源配付テンプレートの保存ファイルと共に、選択したディレクトリ配下に作成される、「drmsdef+通番(001,002,…)」の名称のディレクトリに出力されます。
環境定義用実行ファイルを運用管理サーバ上の任意のディレクトリに複写します。また、業務サーバの追加の場合は、追加した業務サーバ上の任意のディレクトリに環境定義用実行ファイルを複写します。
UNIX版の場合は、複写したファイルに実行権を付加してください。
各サーバ(運用管理サーバ、業務サーバ)上に複写した環境定義用実行ファイルを実行します。
環境定義用実行ファイルは、コマンドプロンプトから実行してください。
→環境定義用実行ファイルの実行が完了すると以下のメッセージが出力され、サーバ上に資源配付の環境変更が完了します。
environment definition was completed. |