ここでは、対話型インストールのアプリケーションを配付する方法を説明します。
運用方法
アプリケーションのインストール媒体と後処理バッチを資源として配付し、資源の適用時に後処理バッチからインストーラを起動します。
アプリケーションのインストール方法には、以下の方法があります。
インストールの対話操作を利用者が操作してインストールする方法
インストール媒体およびインストールの設定ファイルを資源として配付し、サイレントインストールする方法
後処理バッチを資源の適用時に組み込む方法については、“資源の適用時にスクリプトを組み込む”を参照してください。
注意事項
インストールの正常/異常を、後処理バッチで復帰コードとして資源配付に通知する必要があります。正しいインストール結果を通知しない場合は、運用管理サーバでインストール状況が把握できません。
対話型方式でのインストール終了時、「すぐに再起動する」は選択しないでください。
「すぐに再起動する」を選択した場合は資源配付の適用処理中に再起動されることになり、資源配付は適用失敗と判断します。このため、再起動後に再度インストール資源のダウンロード/適用処理が動作します。
再起動が必要なアプリケーションをインストールした場合は、資源配付終了後にシステムの再起動を行ってください。
再起動を行わなかった場合は、インストールしたアプリケーションが正常に動作しません。
以下の内容については、アプリケーションの製造元に確認してください。
バッチでインストーラを起動した場合、インストールの処理結果(正常終了/異常終了)がバッチに通知されるかどうかの確認。通知されない場合は正常終了したかどうかを確認する方法。
インストーラがサイレントモードに対応しているかどうかの確認。
インストールの対話操作を利用者が操作してインストールする方法を利用する際、サーバに適用する場合およびクライアントに適用(サービス起動を選択)する場合は、各資源配付のサービスの設定でデスクトップとの「対話許可あり」とする必要があります。