問い合わせ計画の不安定化に備えて、pg_dbms_statsを用いた統計情報のバックアップを定期的に取得することができます。FEPClsuterカスタムリソースのspec.fep.backupStats.enableをtrueに設定し、spec.fep.backupStats.scheduleNにバックアップの設定をしてください(Nは整数)。spec.fep.backupStats.enableはデフォルトでtrueです。
以下は設定可能な項目です。
スケジュール
スケジュールの実行有無
バックアップの対象
リテンション
コメント
以下の例は、毎日20:00にmydbを対象としてバックアップを取得すると同時に、5日前のバックアップを削除する設定です。
例)FEPClusterカスタムリソースの定義例
spec: fep: backupStats: enable: true schedule1: enable: true backupSchedule: "0 20 * * *" targetDb: mydb retention: 5 comment: "mydbBackup"
また、FEPClusterの初回構築時にspec.fep.backupStats.schedule1にバックアップの定義がない場合は、デフォルトでFEPClusterカスタムリソースのspec.fep.backupStats.schedule1に下記の設定でバックアップ定義されます。
スケジュール:毎日23:30
対象:すべてのデータベース
リテンション:そのデータベースにバックアップされている7日以前の統計情報は削除
コメント:“FepDefaultBackup”
spec: fep: backupStats: enable: true schedule1: enable: true backupSchedule: "30 23 * * *" retention: 7 comment: "FepDefaultBackup"
スケジュールされたバックアップを実行しない場合は、spec.fep.backupStats.scheduleN.enableをfalseに修正してください。すべてのバックアップを実行しない場合は、spec.fep.backupStats.enableをfalseにしてください。