運用センタのセットアップ手順は、基本的には“第3章 スケールアウト環境のセットアップ”と同じでです。以下に災害対策運用の場合の相違点を説明します。
pg_hba.confの編集
待機センタからの接続を認証するため、“3.5 中央管理ノードのセットアップ”の“3.5.1.3 インスタンスの作成・設定・登録”および“3.7 データノードのセットアップ”の“3.7.1.3 インスタンスの作成・設定・登録”において、中央管理ノードとデータノードのpg_hba.confに以下のエントリーを追加します。
# TYPE DATABASE USER ADDRESS METHOD host replication fsep 待機センタのプライマリ候補サーバのアドレス 認証方式 host replication fsep 待機センタのスタンバイサーバのアドレス 認証方式
postgresql.confの設定
“3.5 中央管理ノードのセットアップ”の“3.5.1.3 インスタンスの作成・設定・登録”および“3.7 データノードのセットアップ”の“3.7.1.3 インスタンスの作成・設定・登録”で設定したパラメータに加えて、“クラスタ運用ガイド(災害対策編)”の“運用センタのセットアップ”を参照し、postgresql.confに災害対策運用で必要なパラメータを設定します。