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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.7<Cloud Services 編>

30.3 スナップショット機能によるデータディスクのバックアップとリストア手順

Azureのスナップショット機能を利用して、データディスクをバックアップ、リストアする場合、以下の手順を実施してください。

仮想マシンの起動/停止の操作、スナップショットの作成/復元、およびAzureマネージドディスクのアタッチ方法についてはAzureの公式ドキュメントを参照してください。

注意

  • データディスクだけでなくOSディスクもリストアする場合は同時期に両ノードで採取したOSディスクとデータディスクのスナップショットを使用して復元してください。

  • ディスク増設・減設や、ボリュームの追加・削除など、GDS構成を変更した場合は、OSディスク、データディスクのスナップショットを取り直してください。

  • スナップショットから復元したディスクに交換する際、交換前のディスクは必ず取り外してください。同じ構成情報を持つディスクが同時にアタッチされたままOSを起動しないようにしてください。

  • Azureマネージドディスクのアタッチ・デタッチ操作はOSを停止した状態で実施してください。

バックアップ手順
  1. 全ノードを停止します。

  2. スナップショットを作成します。
    GDSのサーバ間ミラーリングによるデータ引継ぎの場合は、データ同期を行っている全ノードのデータディスク全てに対してスナップショットを作成してください。
    スナップショットの作成方法についてはAzureの公式ドキュメントを参照してください。

  3. 全ノードを起動します。

リストア手順
  1. 全ノードを停止します。

  2. スナップショットから復元したディスクに交換します。
    Azure共有ディスクを使用したデータ引継ぎの場合、全ノードで復元したディスクに交換してください。
    GDSのサーバ間ミラーリングによるデータ引継ぎの場合は、データ同期を行っている全ノードで復元したディスクに交換してください。
    片ノードだけ交換した場合、等価性コピーが行われ、どちらか一方のデータに同期されます。
    スナップショットの復元方法および、Azureマネージドディスクのアタッチ方法についてはAzureの公式ドキュメントを参照してください。

  3. 全ノードを起動します。