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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.9.1 運用ガイド Optimization機能編
FUJITSU Storage

第2章 ストレージ自動階層制御の設計

ストレージ自動階層制御を利用するまでの手順概要は、以下のとおりです。

  1. 利用環境のセットアップ

    1. ストレージ装置のストレージ自動階層制御を有効化

    2. 階層化ポリシー、Tierプール、仮想論理ボリューム(FTV)を作成

  2. ストレージ自動階層制御を開始

    1. 利用対象のTierプールに対して、ストレージ自動階層制御の開始を指示
      (この操作により、設定した期間内のアクセス状況データが自動的に収集されます)

    2. 収集したアクセス状況データを評価して、階層化ポリシーに従ってデータを再配置
      (評価・再配置を自動的に行う実行モードでは、システムが自動で実施します)

本章では、上記の手順を実施する前に必要となるストレージ自動階層制御の設計について説明します。

参照

本製品とストレージ装置のRESTful APIを利用するほかの製品で同じストレージ装置を管理している場合の運用設計は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「運用設計」の章にある「ディスクアレイの管理」を参照してください。