ストレージ自動階層制御を利用するまでの手順概要は、以下のとおりです。
利用環境のセットアップ
ストレージ装置のストレージ自動階層制御を有効化
階層化ポリシー、Tierプール、仮想論理ボリューム(FTV)を作成
ストレージ自動階層制御を開始
利用対象のTierプールに対して、ストレージ自動階層制御の開始を指示
(この操作により、設定した期間内のアクセス状況データが自動的に収集されます)
収集したアクセス状況データを評価して、階層化ポリシーに従ってデータを再配置
(評価・再配置を自動的に行う実行モードでは、システムが自動で実施します)
本章では、上記の手順を実施する前に必要となるストレージ自動階層制御の設計について説明します。
参照
本製品とストレージ装置のRESTful APIを利用するほかの製品で同じストレージ装置を管理している場合の運用設計は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「運用設計」の章にある「ディスクアレイの管理」を参照してください。