運用中に何らかの原因によってETERNUS SF Manager Tomcatデーモンが停止した場合は、デーモンを再起動してください。
本製品では、ETERNUS SF Manager Tomcatデーモンの停止を検知してデーモンを自動的に再起動するシェルスクリプト(check_esfservice.sh)を提供しています。このシェルスクリプトを実行しておくことで、ETERNUS SF Manager Tomcatデーモンの停止に対処することもできます。シェルスクリプトを利用する場合は、以下の手順で実行してください。
ETERNUS SF Manager Tomcatデーモンを自動的に再起動するシェルスクリプトの実行手順
作業を行うサーバにログインします。ログイン後の操作は、root(スーパーユーザー)で実施してください。
ETERNUS SF Manager Tomcatデーモンが動作中の状態で、シェルスクリプトを実行します。
例
シェルスクリプトの実行例は以下のとおりです。この実行例の場合、サーバからログアウトしたあともシェルスクリプトは動作し続けます。
# nohup /opt/FJSVesfcm/bin/check_esfservice.sh > /dev/null 2>&1 &
ポイント
シェルスクリプトは、実行例のように絶対パスを指定して実行してください。引数は指定不要です。
シェルスクリプトは、以下のどちらかの方法で停止させることができます。
OSのkillコマンドを使用して、シェルスクリプトのプロセスとその子プロセスを停止する
ETERNUS SF Managerデーモンの停止操作を実施する
停止方法は、「13.3.2.2 ETERNUS SF Managerデーモンの起動と停止」を参照してください。
シェルスクリプトの動作中にOSをシャットダウンすると、シェルスクリプトは停止します。OS再起動後は、必要に応じて、シェルスクリプトを再実行してください。
参考
クラスタ環境では、クラスタアプリケーションによってETERNUS SF Manager Tomcatデーモンが再起動されるため、本項の対処は不要です。