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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.9.1 運用ガイド
FUJITSU Storage

B.4.4 ETERNUS SF Manager Tomcatデーモンが停止したときの対処(非クラスタ環境かつSolaris環境だけ)

運用中に何らかの原因によってETERNUS SF Manager Tomcatデーモンが停止した場合は、デーモンを再起動してください。

本製品では、ETERNUS SF Manager Tomcatデーモンの停止を検知してデーモンを自動的に再起動するシェルスクリプト(check_esfservice.sh)を提供しています。このシェルスクリプトを実行しておくことで、ETERNUS SF Manager Tomcatデーモンの停止に対処することもできます。シェルスクリプトを利用する場合は、以下の手順で実行してください。

ETERNUS SF Manager Tomcatデーモンを自動的に再起動するシェルスクリプトの実行手順

  1. 作業を行うサーバにログインします。ログイン後の操作は、root(スーパーユーザー)で実施してください。

  2. ETERNUS SF Manager Tomcatデーモンが動作中の状態で、シェルスクリプトを実行します。

    シェルスクリプトの実行例は以下のとおりです。この実行例の場合、サーバからログアウトしたあともシェルスクリプトは動作し続けます。

    # nohup /opt/FJSVesfcm/bin/check_esfservice.sh > /dev/null 2>&1 &

ポイント

  • シェルスクリプトは、実行例のように絶対パスを指定して実行してください。引数は指定不要です。

  • シェルスクリプトは、以下のどちらかの方法で停止させることができます。

    • OSのkillコマンドを使用して、シェルスクリプトのプロセスとその子プロセスを停止する

    • ETERNUS SF Managerデーモンの停止操作を実施する
      停止方法は、「13.3.2.2 ETERNUS SF Managerデーモンの起動と停止」を参照してください。

  • シェルスクリプトの動作中にOSをシャットダウンすると、シェルスクリプトは停止します。OS再起動後は、必要に応じて、シェルスクリプトを再実行してください。

参考

クラスタ環境では、クラスタアプリケーションによってETERNUS SF Manager Tomcatデーモンが再起動されるため、本項の対処は不要です。