■通信環境のセットアップ
運用管理クライアントでは、HTTPの仮想ディレクトリの設定、および仮想ディレクトリのプロパティ設定を行う必要があります。「第5章 通信環境のセットアップ」を参照して、セットアップしてください。
■Microsoft Edge (IEモード)を利用するための設定
Microsoft Edgeを利用する場合は、運用管理クライアントのURLがIEモードで開くよう設定してください。
詳細は、Microsoftのサイトを参照してください。
ここではエンタープライズ サイトリスト(Enterprise site list)を使う方法を一例として説明します。
Microsoft EdgeでIEモードを利用できるようにします。
Microsoftのサイトより、最新の「Microsoft Edge ポリシー テンプレート」を入手し、適用します。
参考
適用方法などはMicrosoftのサイトを参照してください。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/deployedge/configure-microsoft-edge |
[グループ ポリシー エディター]で、以下の設定を行います。
[コンピューターの構成] - [管理用テンプレート] - [Microsoft Edge]の[Internet Explorer 統合を構成する]を有効にし、オプションで[Internet Explorer モード]を選択します。
運用管理クライアントのURLがIEモードで開くよう設定します。
サイトリストXMLを作成します。
<任意のディレクトリ>/sitelist.xml
例
運用管理クライアントのURLが"http://sqccl/SSQC/AdminConsole.html"の場合
<site-list version="1"> <site url="sqccl/SSQC/"> ★ <compat-mode>Default</compat-mode> <open-in>IE11</open-in> </site> </site-list> |
★:IPアドレスやFQDNでの接続など、複数の形式でのアクセス方法が想定される場合は、<site>タグを形式ごとに複数指定してください。
上記ホスト名の他にIPアドレスで接続する場合は、以下を追加します。
<site url="sqcclのIPアドレス/SSQC/"> <compat-mode>Default</compat-mode> <open-in>IE11</open-in> </site> |
[グループ ポリシー エディター]で、以下の設定を行います。
[コンピューターの構成] - [管理用テンプレート] - [Windows コンポーネント] - [Internet Explorer]の[エンタープライズ モードの IE Web サイト一覧を使う]を有効にし、オプションで手順2.のa.で作成したサイトリストXMLの場所を指定します。
例)file:///<任意のディレクトリ>/sitelist.xml