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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.5 導入手引書

3.3.3 運用管理クライアントの場合

通信環境のセットアップ

運用管理クライアントでは、HTTPの仮想ディレクトリの設定、および仮想ディレクトリのプロパティ設定を行う必要があります。「第5章 通信環境のセットアップ」を参照して、セットアップしてください。


Microsoft Edge (IEモード)を利用するための設定

Microsoft Edgeを利用する場合は、運用管理クライアントのURLがIEモードで開くよう設定してください。

詳細は、Microsoftのサイトを参照してください。

ここではエンタープライズ サイトリスト(Enterprise site list)を使う方法を一例として説明します。

  1. Microsoft EdgeでIEモードを利用できるようにします。

    1. Microsoftのサイトより、最新の「Microsoft Edge ポリシー テンプレート」を入手し、適用します。

      参考

      適用方法などはMicrosoftのサイトを参照してください。

      https://learn.microsoft.com/ja-jp/deployedge/configure-microsoft-edge

    2. [グループ ポリシー エディター]で、以下の設定を行います。

      [コンピューターの構成] - [管理用テンプレート] - [Microsoft Edge]の[Internet Explorer 統合を構成する]を有効にし、オプションで[Internet Explorer モード]を選択します。

  2. 運用管理クライアントのURLがIEモードで開くよう設定します。

    1. サイトリストXMLを作成します。

      <任意のディレクトリ>/sitelist.xml

      運用管理クライアントのURLが"http://sqccl/SSQC/AdminConsole.html"の場合

      <site-list version="1">

        <site url="sqccl/SSQC/"> ★

          <compat-mode>Default</compat-mode>

          <open-in>IE11</open-in>

        </site>

      </site-list>

      ★:IPアドレスやFQDNでの接続など、複数の形式でのアクセス方法が想定される場合は、<site>タグを形式ごとに複数指定してください。

      上記ホスト名の他にIPアドレスで接続する場合は、以下を追加します。

      <site url="sqcclのIPアドレス/SSQC/">

        <compat-mode>Default</compat-mode>

        <open-in>IE11</open-in>

      </site>

    2. [グループ ポリシー エディター]で、以下の設定を行います。

      [コンピューターの構成] - [管理用テンプレート] - [Windows コンポーネント] - [Internet Explorer]の[エンタープライズ モードの IE Web サイト一覧を使う]を有効にし、オプションで手順2.のa.で作成したサイトリストXMLの場所を指定します。

      例)file:///<任意のディレクトリ>/sitelist.xml