ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF Express 16.9.1 / Storage Cruiser 16.9.1 / AdvancedCopy Manager 16.9.1 メッセージ説明書
FUJITSU Storage

A.1 STXCで始まるメッセージ

STXC0100 ERROR Specified command parameter is incorrect. Parameter=(parameterName).

メッセージの意味

パラメーターの指定が誤っています。

パラメーターの意味

parameterName : 指定したパラメーター名

システム管理者の処置

パラメーターを修正して再実行してください。
パラメーターが"No parameter"の場合、コマンドにパラメーターを指定して再実行してください。

STXC0101 ERROR REC buffer identifier does not exist.

メッセージの意味

指定されたIDを持つRECバッファーが存在しません。

システム管理者の処置

RECバッファーの定義状態を確認して、IDを確認後再実行してください。

STXC1000 ERROR Insufficient Snap Data Pool. Required capacity=(capacity).

メッセージの意味

Snap Data Poolの領域が足りないため、コマンドを実行できません。

パラメーターの意味

capacity : 容量

システム管理者の処置

Snap Data Poolに capacity 以上の空き容量を確保してから、再実行してください。

STXC1002 ERROR Invalid logical volume name. Volume name=(volumeName).

メッセージの意味

以下の可能性があります。

  • ETERNUS ディスクアレイのアクセスボリュームが不正 (SAN経由コピー制御機能による運用時だけ)

  • CCMサーバとETERNUS ディスクアレイの通信経路が切断されている (LAN経由コピー制御機能による運用時だけ)

  • RECパスが設定されていない

パラメーターの意味

volumeName : 論理ボリューム名

システム管理者の処置

以下の対処を実施してください。

  • ETERNUS ディスクアレイのアクセスボリュームが不正な場合

    acarray detailコマンドで、アクセスボリュームを確認してください。アクセスボリュームが誤っている場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「アクセスボリュームの設定」を参照して、正しいアクセスボリュームを設定してください。

  • CCMサーバとETERNUS ディスクアレイの通信経路が切断されている場合

    CCMサーバとETERNUS ディスクアレイの通信経路を確認してください。

  • RECパスが設定されていない場合

    以下のGUIを利用して、RECパスが設定されていることを確認してください。RECパスが設定されていない場合は、設定してください。

    利用製品

    確認・設定するためのGUI

    Express

    Webコンソール

    AdvancedCopy Manager

    • ETERNUS SF Managerに含まれているCopy Control Moduleを利用しているときは、Webコンソール

    • 単独インストールしたCopy Control Moduleを利用しているときは、ETERNUS Web GUI

STXC1003 ERROR Logical volume is already defined in another copy operation.

メッセージの意味

指定された論理ボリュームにおいて、ほかのコピーセッションによるコピーが動作中です。

システム管理者の処置

以下のケースが想定されます。コピー元・コピー先の論理ボリュームの指定を見直して、再実行してください。

  • ストレージ装置がサポートしていないコピー種別の組合せとなるコピー操作を実行した

  • カスケードコピーとなるセッションで、論理ボリュームのサイズが一致していないコピー操作を実行した

  • サポートしていないカスケードコピーの構成となるコピー操作を実行した

  • REC Consistencyモードで、同一筐体へのマルチコピーとなるコピー操作を実行した

  • 既存のODXセッションが存在する論理ボリュームに対するコピー操作を実行した

  • 既存のXCOPYセッションが存在する論理ボリュームに対するコピー操作を実行した

  • 停止処理中のSnapOPC+セッションが存在するコピーペアの論理ボリュームに対して、リストアOPCの開始を実行した

  • エラーサスペンド状態のセッションに対して、逆方向のセッションを開始するコピー操作を実行した

    この場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「ハードウェア障害の対処方法」を参照してハードウェアの状態を確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。

  • Online Storage Migrationによるデータ移行中のボリュームをコピー先の論理ボリュームに指定して、コピー操作を実行した

    この場合は、コピー先ボリュームの指定を見直して、再実行してください。

  • AdvancedCopy Managerがサポートしていないコピーセッションが存在する論理ボリュームに対するコピー操作を実行した

    この場合は、ETERNUS Web GUIを使用してコピーの状況を確認し、コピー元・コピー先の論理ボリュームの指定を見直して、再実行してください。

カスケードコピーとマルチコピーの詳細は、使用するETERNUS ディスクアレイのマニュアルで確認してください。

指定した論理ボリュームに対してODXセッションが存在する場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「ODX(Offloaded Data Transfer)との併用」を参照してください。
指定した論理ボリュームに対してXCOPYセッションが存在する場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「XCOPY(Extended Copy)との併用」を参照してください。

STXC1004 ERROR Maximum session reached.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイで同時に動作可能なセッション数を超えているため、コピーを開始できません。

システム管理者の処置

セッションを確認し、不要なセッションを削除したあと、再実行してください。
同時に動作可能なセッション数は、使用するETERNUS ディスクアレイのマニュアルで確認してください。

STXC1005 ERROR Another copy has already started.

メッセージの意味

指定された論理ボリュームに対して、すでに別種類のコピーが動作しています。

システム管理者の処置

論理ボリューム名の指定を見直してください。

STXC1006 ERROR Target volume is already defined in another copy operation.

メッセージの意味

指定されたコピー先論理ボリュームは、すでにほかのコピーセッションのコピー先に定義されています。

システム管理者の処置

コピー先論理ボリューム名の指定を見直してください。

STXC1007 ERROR Logical volume is already reserved.

メッセージの意味

論理ボリュームが、すでにほかの処理によって使用中です。

システム管理者の処置

以下のケースが想定されます。該当するケースに記載されている対処を実施してください。

  • ほかのコピー先として使用中のデバイスをコピー先デバイスに指定して、コピー操作を実行した

    この場合は、ほかのコピーで使用していないデバイスをコピー先デバイスに指定して、再実行してください。

  • Snap Data Volumeの初期化中に、セッションを開始した

    この場合は、Snap Data Volumeの初期化が完了したあと、再実行してください。

STXC1008 ERROR Parameter is not specified.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1009 ERROR Logical volume is busy.

メッセージの意味

論理ボリュームを、ほかの利用者が使用中です。

システム管理者の処置

数秒待ってから再実行してください。

STXC1010 ERROR Specified option is invalid.

メッセージの意味

指定されたオプションは無効です。

システム管理者の処置

処理オプションの設定を修正して、再実行してください。

STXC1011 ERROR Invalid parameter. Parameter=(parameterName).

メッセージの意味

パラメーターが正しくありません。

パラメーターの意味

parameterName : 指定したパラメーター名

システム管理者の処置

パラメーターを修正して再実行してください。

STXC1013 ERROR Target volume size mismatch.

メッセージの意味

コピー先論理ボリュームのサイズが不適切なため、コピーを実行できません。

システム管理者の処置

コピー元と同じサイズの論理ボリュームをコピー先に指定してください。

STXC1014 ERROR Target volume overlap source volume.

メッセージの意味

コピー先論理ボリュームとコピー元論理ボリュームの領域が重複しています。

システム管理者の処置

コピー元・コピー先の論理ボリュームの指定を見直してください。

STXC1016 ERROR The group file of the form not permitted was specified.

メッセージの意味

許されない形式のグループファイルが指定されたため、操作を実行できません。

システム管理者の処置

以下のどちらかのケースが想定されます。グループファイルの指定を見直して、再実行してください。

  • 論理ボリュームの操作で、コピーペアを記述したグループファイルを指定している

  • コピーペアの操作で、論理ボリュームを記述したグループファイルを指定している

STXC1017 ERROR The option that cannot be used for copy session is specified.

メッセージの意味

コピーセッションを操作できないオプションが指定されました。

システム管理者の処置

以下のケースが想定されます。オプションの指定を見直してください。

  • コピー操作の開始時に指定した転送モードと異なる転送モードを指定して、コピーの再開(リカバリー)を実行した

STXC1018 ERROR The copy protection cannot be set to Snap Data Volume.

メッセージの意味

Snap Data Volumeには、コピーボリューム保護機能を設定できません。

システム管理者の処置

論理ボリュームの指定が正しいか確認して、再実行してください。

STXC1019 ERROR The copy session other than EC or REC was specified.

メッセージの意味

ECまたはREC以外のコピーセッションが指定されました。

システム管理者の処置

パラメーターで指定したコピーペアまたはグループファイルの内容を確認して、再実行してください。

STXC1020 ERROR Logical volume size is incorrect.

メッセージの意味

論理ボリュームのサイズが不当です。

システム管理者の処置

コピー元・コピー先の論理ボリュームのサイズを確認してください。

STXC1021 ERROR This ETERNUS is already defined in LAN interface.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1022 ERROR This ETERNUS is already defined in SCSI interface.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1023 ERROR The specification of user information is incorrect.

メッセージの意味

ユーザー名またはパスワードの指定が不当です。

システム管理者の処置

ユーザー名またはパスワードの指定を見直して再実行してください。

STXC1024 ERROR An error occurred during REC Buffer operation.

メッセージの意味

RECバッファーの操作でエラーが発生しました。

システム管理者の処置

RECバッファーの状態を確認してください。

STXC1025 ERROR Unable to restore the copy session because the Concurrent OPC function is being used.

メッセージの意味

コンカレントOPCを利用したリストアコピーはできません。

システム管理者の処置

コンカレントOPCの対象となるコピーセッションを見直してください。

STXC1026 ERROR Unable to start the Concurrent OPC function.

メッセージの意味

以下の理由によって、コンカレントOPC機能を開始できません。

  • 指定の中に、コピー先がボリューム保護されているセッションが存在する

  • 指定の中に、不良セクターを含むボリュームが存在する

  • 指定の中に、ライセンス期限切れのセッションが存在する

  • 指定の中に、コンカレントOPC処理中のセッションが存在する

システム管理者の処置

エラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。

STXC1027 ERROR The copy source logical volume contains invalid data.

メッセージの意味

コピー元論理ボリュームに不当なデータがあります。

システム管理者の処置

該当論理ボリュームの不当なデータの内容を確認してください。

STXC1028 ERROR RAID Migration is currently being performed.

メッセージの意味

指定ボリュームは、RAIDマイグレーション中です。

システム管理者の処置

RAIDマイグレーション完了後に再実行してください。

STXC1029 ERROR Unable to start the Concurrent OPC function because of invalid parameter.

メッセージの意味

以下の理由によって、コンカレントOPC機能を開始できません。

  • 指定の中に、削除されたセッションがある

  • 同一のセッションが重複して指定されている

システム管理者の処置

エラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。

STXC1030 ERROR The number of specified copy sessions exceeds the maximum.

メッセージの意味

コンカレントサスペンド、コンカレントOPCで指定したセッション数が指定可能な最大数を超えています。

システム管理者の処置

対象のセッション数を削減して、再実行してください。

STXC1031 ERROR Failed to restore the copy session because the phase of the target session is readying.

メッセージの意味

以下の理由によって、リストアコピーが失敗しました。

  • 対象セッションのフェーズがreadying状態

  • 対象セッションがSnapOPC+、かつ、最新世代のフェーズがreadying状態

システム管理者の処置

リストアコピーの対象となるセッションの状態を確認してください。

STXC1032 ERROR Unable to start the Concurrent OPC function because the phase of the latest SnapOPC+ session is readying.

メッセージの意味

以下の理由によって、コンカレントOPC機能を開始できません。

  • SnapOPC+で新しい世代を追加する際、1世代前のセッションがreadying状態

システム管理者の処置

1世代前のSnapOPC+セッションの状態を確認して、再実行してください。

STXC1033 ERROR Unable to start the Concurrent OPC function because a restoration copy session exists.

メッセージの意味

以下の理由によって、コンカレントOPC機能を開始できません。

  • QuickOPCの差分コピーの際、対象セッションのリストアコピーが動作中

システム管理者の処置

リストアコピー完了後、再実行してください。

STXC1034 ERROR The set Alias name for the option to specify the target to which the copy request is issued is not the copy source or is not the copy target.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイの情報に不整合が発生している可能性があります。

システム管理者の処置

フェイルオーバー中またはフェイルバック中にコマンドを実行した場合は、フェイルオーバーまたはフェイルバックが完了したあと、コマンドを再実行してください。

上記以外の場合は、指定したグループに定義しているETERNUS ディスクアレイが、リモートETERNUS ディスクアレイでないことを確認してください。

  • コマンドでの確認方法

    リモートETERNUS ディスクアレイの一覧を確認するには、-remoteオプション付きでacarray listコマンドを実行します。コマンドの詳細は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「コマンドリファレンス」を参照してください。

  • Webコンソールでの確認方法

    1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。
      登録されているETERNUS ディスクアレイが、メインペインに表示されます。

    2. メインペインで、対象のETERNUS ディスクアレイをクリックします。

    3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
      アドバンスト・コピーに関する情報が、メインペインに表示されます。

    4. メインペインで、[接続形態]が"Using as remote partner (REC)"でないことを確認します。

指定したグループに定義しているETERNUS ディスクアレイがリモートETERNUS ディスクアレイでない場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「ETERNUS ディスクアレイの登録情報の変更」にある「ETERNUS名およびアクセスボリューム以外の情報を変更する場合」の手順に従ってETERNUS ディスクアレイを再登録したあと、再実行してください。

コンカレントサスペンド機能の利用時に本メッセージが出力された場合は、上記確認に加えて、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「EC/RECにおけるコンカレントサスペンド機能の利用」の注意に記載されている条件に該当しているか確認してください。

それでも問題が解決しない場合は、利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1035 ERROR The set Alias name for the option to specify the target to which the copy request is issued exists, but access path information does not exist.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイの情報に不整合が発生している可能性があります。

システム管理者の処置

指定したグループに定義しているETERNUS ディスクアレイが、リモートETERNUS ディスクアレイでないことを確認してください。

  • コマンドでの確認方法

    リモートETERNUS ディスクアレイの一覧を確認するには、-remoteオプション付きでacarray listコマンドを実行します。コマンドの詳細は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「コマンドリファレンス」を参照してください。

  • Webコンソールでの確認方法

    1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。
      登録されているETERNUS ディスクアレイが、メインペインに表示されます。

    2. メインペインで、対象のETERNUS ディスクアレイをクリックします。

    3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
      アドバンスト・コピーに関する情報が、メインペインに表示されます。

    4. メインペインで、[接続形態]が"Using as remote partner (REC)"でないことを確認します。

指定したグループに定義しているETERNUS ディスクアレイがリモートETERNUS ディスクアレイでない場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「ETERNUS ディスクアレイの登録情報の変更」にある「ETERNUS名およびアクセスボリューム以外の情報を変更する場合」の手順に従ってETERNUS ディスクアレイを再登録したあと、再実行してください。

コンカレントサスペンド機能の利用時に本メッセージが出力された場合は、上記確認に加えて、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「EC/RECにおけるコンカレントサスペンド機能の利用」の注意に記載されている条件に該当しているか確認してください。

それでも問題が解決しない場合は、利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1050 ERROR EC copy has already started in another mode.

メッセージの意味

指定された論理ボリュームに対して、すでに別モードのECコピーが動作しています。

システム管理者の処置

すでに動作しているECコピーについて、以下の状態を確認してください。

  • TargetProtectionの設定状態

  • 転送モード、Splitモード、およびRecoveryモード (RECの場合)

STXC1100 ERROR Session does not exist.

メッセージの意味

指定した論理ボリューム間にセッションは存在しません。または、リモートETERNUS ディスクアレイのBox IDが誤って登録されています。

システム管理者の処置

論理ボリュームの指定が正しいか確認して、再実行してください。または、acarray listコマンドに-remoteオプションを指定して実行し、リモートETERNUS ディスクアレイのBox IDが正しいか確認してください。コマンドの詳細は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「コマンドリファレンス」を参照してください。
Box IDが誤っている場合は、上記マニュアルの「ETERNUS名およびアクセスボリューム以外の情報を変更する場合」の手順に従って、リモートETERNUS ディスクアレイを正しいBox IDで再登録してください。その後、本コマンドを再実行してください。

STXC1102 ERROR Invalid Snap Data Volume.

メッセージの意味

Snap Data Volumeの指定が不当です。

システム管理者の処置

以下のどれかのケースが想定されます。論理ボリュームの指定を見直して再実行してください。

  • SnapOPC+のコピー開始で指定したコピー先論理ボリュームが、Snap Data Volume、TPV、FTV以外である

  • SnapOPC+のコピー開始で指定したコピー元論理ボリュームが、Snap Data Volumeである

  • EC/OPC/QuickOPCのコピー開始で指定したコピー元論理ボリュームまたはコピー先論理ボリュームが、Snap Data Volumeである

STXC1104 ERROR Operation sequence error.

メッセージの意味

指定された操作を実行できる状態ではありません。

システム管理者の処置

  • コピーの状態を確認してください。該当するケースがあれば、そのケースに対する対処を実施してください。

    • 等価性維持状態以外のセッションに対して、Suspendを実行しようとした

      この場合は、等価性維持状態に到達したあと、再実行してください。

    • Suspend状態のセッションに対して、Suspendを実行した

      この場合に該当する場合、かつ現状のSuspend状態で問題がある場合は、コピーを再開したあと、再実行してください。

    • Suspend状態以外のセッションに対して、コピー停止、コピー再開、またはコピー方向反転を実行した

      この場合は、コピーを一時中断してから、再実行してください。

    • リストアOPC中のSnapOPC+セッションに対してStopを実行した

      この場合は、リストアOPCが完了したあと、再実行してください。

    • 指定された操作の中に、コンカレントOPC処理中のセッションが存在する

      この場合は、コンカレントOPCが完了したあと、再実行してください。

    • RECバッファーに未転送のデータが残った状態で、コピー方向反転を実行した

      この場合は、コンカレントサスペンド機能を利用するか、コピー先へのすべての転送が完了したあと、再実行してください。

    • RECバッファーに未転送のデータが残っているため、タイムアウトが発生した

      この場合は、コピー元に対するI/O負荷が低い状態のときに再実行してください。

    • 相手筐体にRECセッションが存在しない

      この場合は、自筐体のRECセッションを停止したあと、再実行してください。

  • ハードウェアの状態を確認してください。該当するケースがあれば、そのケースに対する対処を実施してください。

    • Error SuspendまたはHaltのセッションに対して、停止を実行した

    • コピー元論理ボリュームに不良セクターがある状態でコマンドを実行した

    • 全パス閉塞が発生して未転送データが残存している状態で、Suspendを実行した

      上記3つのどれかに該当する場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「ハードウェア障害の対処方法」を参照してエラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。

    • RAID閉塞が発生している

      この場合は、ETERNUS ディスクアレイのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。

  • 以下のケースに該当するケースがあれば、そのケースに対する対処を実施してください。

    • SnapOPC+セッションが動作中のSnap Data Volumeに対して、初期化を実行した

      この場合は、SnapOPC/SnapOPC+のセッションを停止したあと、再実行してください。

    • コピーボリューム保護機能が設定されたコピー先論理ボリュームに対して、セッションの開始/再開を実行した

      この場合は、バックアップ先ボリュームに対するボリューム保護の設定有無を確認してください。ボリューム保護が設定されている場合は、ボリューム保護設定を解除するか、ボリューム保護が設定されていないボリュームに対して再実行してください。

    • ボリュームのタイプと操作の組合せがサポートされていない論理ボリュームを指定した

      この場合は、サポートしているボリュームのタイプを確認し、論理ボリュームの指定を見直したあと、再実行してください。サポートしているボリュームのタイプは、使用するETERNUS ディスクアレイのマニュアルを参照してください。

    • SnapOPC+のコピー先をDedupボリュームとするコピーをサポートしていないストレージ装置で、コピー先にDedupボリュームを指定して、SnapOPC+のコピー開始を実施した

      この場合は、論理ボリュームの指定を見直したあと、再実行してください。
      SnapOPC+のコピー先をDedupボリュームとするコピーをサポートしているかは、使用するストレージ装置のマニュアルを参照してください。

    • SnapOPC+の既存世代と異なるタイプのボリュームをコピー先ボリュームに指定して、SnapOPC+のコピー開始を実施した

      この場合は、コピー先論理ボリュームの指定を見直すか、既存世代のコピーセッションを停止したあと、再実行してください。

    • Snap Data Volumeの初期化中に、セッションを開始した

    • 初期化中のSnap Data Volumeに対して、初期化を実行した

      上記2つのどちらかに該当する場合は、Snap Data Volumeの初期化が完了したあと、再実行してください。

    • 削除できないスナップ世代のSnapOPC+セッションに対して、SnapOPC+のコピー停止を実施した

      この場合は、最古のスナップ世代から削除したいスナップ世代までのすべてのSnapOPC+セッションを停止してください。
      削除可能なスナップ世代は、ストレージ装置のファームウェア版数によって異なります。詳細は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「SnapOPC+の停止」を参照してください。

STXC1106 ERROR Insufficient memory.

メッセージの意味

メモリー不足が発生しました。

システム管理者の処置

以下の対処を実施してから、再実行してください。

  • 不要なプログラムを停止する

STXC1107 ERROR Alias is not defined.

メッセージの意味

コピー元またはコピー先に指定したETERNUS ディスクアレイのエイリアスが定義されていません。

システム管理者の処置

ETERNUS ディスクアレイを再登録してから、再実行してください。
それでも本エラーが発生する場合は、当社技術員(CE)に連絡してください。

STXC1108 ERROR The specification of physical information is incorrect.

メッセージの意味

指定したコピー元論理ボリュームまたはコピー先論理ボリュームが不当です。

システム管理者の処置

指定したコピー元論理ボリュームおよびまたはコピー先論理ボリュームを確認してください。

  • 該当するケースがあれば、そのケースに対する対処を実施してください。

    • 2TBを超えるコピーをサポートしていないETERNUS ディスクアレイに対して、2TB以上の開始位置またはコピーサイズを指定してコピー操作を実行した

    • コピー元論理ボリュームまたはコピー先論理ボリュームが実在しない

      上記2つのどちらかに該当する場合は、使用可能な論理ボリュームを指定して再実行してください。

    • 開始位置に0以外を指定したが、エクステントサイズに0が指定されている

    • エクステントサイズに、実際の容量より大きいサイズが指定されている

      上記2つのどちらかに該当する場合は、正しいエクステントサイズを指定して再実行してください。

コピー元論理ボリュームおよびコピー先論理ボリュームに問題がない場合は、以下のケースも確認してください。

  • 筐体間経路異常などで反転/モード変更が異常終了し、コピー元デバイスまたはコピー先デバイスのETERNUS ディスクアレイの関係が異常状態になっているセッションに対して、コピー再開を実行した

    この場合は、筐体間経路を復旧したあと、以下の手順を実施してください。

    1. acec queryコマンドを実行して、コピーセッションの方向が、本操作実行前のコピーセッションの方向と同じであるか確認します。
      方向が異なっている場合は、acec reverseコマンドを実行して、本操作実行前と同じ方向にしてください。

    2. acec resumeコマンドを再実行します。

    それぞれのコマンドの詳細は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「コマンドリファレンス」を参照してください。

STXC1109 ERROR ETERNUS cannot be recognized.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイを認識できません。

システム管理者の処置

以下のケースが考えられます。物理情報の記述を見直してください。

  • 経路情報を設定したあとにディスク構成を再編成した

    この場合は、経路情報を設定したあとに再実行してください。

  • ETERNUS ディスクアレイ間のパスが確立されていない(RECの場合)

    この場合は、ETERNUSディスクアレイ間のパスの状態が正常であることを確認したあと、再実行してください。

  • ETERNUSディスクアレイ間のパスを構成するすべてのRAポートにおいて、使用する転送モードが無効になっている

    この場合は、ETERNUSディスクアレイ間のパスを構成するRAポートの設定を変更する、または、どれかのRAポートにおいて有効になっている転送モードを指定して再実行してください。

STXC1110 ERROR Alias specified for the copy source is not defined.

メッセージの意味

コピー元に指定したETERNUS ディスクアレイのエイリアスが定義されていません。

システム管理者の処置

コピー元に指定したETERNUS ディスクアレイを再登録してから、再実行してください。
それでもこのエラーが発生する場合は、当社技術員(CE)に連絡してください。

STXC1111 ERROR Logical volume state is not able to be set to the copy protection.

メッセージの意味

論理ボリュームは、コピーボリューム保護機能を設定できる状態ではありません。

システム管理者の処置

以下のケースが考えられます。セッションの状態を見直してください。

  • 指定された論理ボリュームは、転送モードがStackモードまたはConsistencyモードのRECで、StatusがActive状態である

STXC1200 ERROR Unexpected error.

メッセージの意味

予期しないエラーが発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1201 ERROR Internal inconsistency.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1202 ERROR Unsupported function.

メッセージの意味

未サポートの機能が呼び出されました。

システム管理者の処置

以下のケースが想定されます。該当するケースに記載されている対処を実施してください。

  • ETERNUS ディスクアレイが未サポートの機能を実行した

    ETERNUS ディスクアレイの、機種およびファームウェア版数を確認してください。

  • アクセスできないLUN_V番号を指定した

    指定したLUN_V番号を見直したあと、再実行してください。

STXC1203 ERROR The operation is not permitted.

メッセージの意味

コピー操作の実行に必要な権限がありません。

システム管理者の処置

root権限でコピー操作を実行してください。

STXC1204 ERROR SCSI error detected. Error=(error).

メッセージの意味

SCSIコマンドでエラーを検出しました。

パラメーターの意味

error : エラー情報

システム管理者の処置

コピーセッションの状態および装置の接続状態を確認したあと、再実行してください。それでも本メッセージが出力される場合は、当社技術員(CE)に連絡してください。

STXC1208 ERROR Specified logical volume is not ETERNUS.

メッセージの意味

指定した論理ボリュームは、ETERNUS ディスクアレイではありません。

システム管理者の処置

ETERNUS ディスクアレイの論理ボリュームを指定して、再実行してください。

STXC1209 ERROR Insufficient resource in ETERNUS.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイのリソース不足のため、実行できません。

システム管理者の処置

以下のケースが想定されます。該当するケースに記載されている対処を実施してください。

  • アドバンスト・コピーオプションのライセンスが登録されていない

    この場合は、対象装置に必要なアドバンスト・コピーオプションのライセンスを登録したあと、再実行してください。

  • コピーテーブルサイズを未設定、またはコピーテーブルサイズが不足している

    この場合は、ETERNUS ディスクアレイのコピーテーブルサイズが適切に設定されているか見直したあと、再実行してください。

  • RECバッファーサイズを未設定

    この場合は、ETERNUS ディスクアレイのRECバッファーサイズが適切に設定されているか見直したあと、再実行してください。

  • RECバッファーのリカバリー処理中

    この場合は、ETERNUS ディスクアレイのRECバッファーの状態を確認してください。RECバッファーのステータスがActiveになったあと、再実行してください。

  • RECバッファーおよびREC Diskバッファーが高負荷のため、新たな転送データを保持できない状態

    この場合は、acrecbuff statコマンドで、RECバッファーの負荷状態を確認してください。Rateの表示が100%の場合は、高負荷状態です。コピーセッションを復旧したあと、エラーが発生した操作を再実行してください。
    頻発する場合は、RECバッファー容量を見直してください。

    なお、コピーセッションの状態が"EC Hardware Suspend"の場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「ハードウェア障害の対処方法」を参照して、コピーセッションを復旧してください。

STXC1212 ERROR Disk drive off by the ECO mode.

メッセージの意味

エコモードによってディスクドライブが停止状態です。

システム管理者の処置

ディスクドライブが起動している状態で再実行してください。

STXC1213 ERROR Invalid file system.

メッセージの意味

ファイルシステムが不当です。

システム管理者の処置

未サポートのファイルシステムです。ファイルの構成を確認して再実行してください。

STXC1214 ERROR Preconditions for copy operation are not satisfied.

メッセージの意味

コピー操作が実行可能な前提条件を満たしていません。

システム管理者の処置

コピーの状態を確認して、該当するケースに記載されている対処を実施してください。

  • SnapOPC+セッションが存在するコピーペアに対して、SnapOPC+の開始を実行した

    この場合は、しばらく待ってから、再実行してください。

  • SnapOPC+セッションが存在しないコピーペアに対して、SnapOPC+のリストアを実行した

  • ECが動作していないコピーペアに対して、ECの一時停止を実行した

    上記2つのどちらかに該当する場合は、論理ボリュームの指定が正しいか確認して、再実行してください。

  • エラーの原因を取り除かないまま、一時停止をリトライした

    この場合は、エラー原因を取り除いたあと、再実行してください。

  • コピーグループ内でコピーの状態が異なっているときに、コンカレントOPCを実行した

    この場合は、コピーグループ内の各ボリュームの運用状況を見直したあと、再実行してください。
    QuickOPCを利用してコンカレントOPCの複製作成を行うには、コピーグループ内の全ボリュームがトラッキング中またはトラッキング未実施の状態である必要があります。

STXC1215 ERROR The concurrent operation failed because the copy pair in the group file has been configured with two or more ETERNUS storage systems.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

フェイルオーバー中またはフェイルバック中にコマンドを実行した場合は、フェイルオーバーまたはフェイルバックが完了したあと、コマンドを再実行してください。

上記以外の場合は、利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1217 ERROR TFOV was specified without the physical information format.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1220 ERROR Change mode operation failed because of communication error. Cause=(detail).

メッセージの意味

通信またはETERNUS ディスクアレイの異常が発生したため、セッションのモード変更に失敗しました。

パラメーターの意味

detail : 詳細情報

システム管理者の処置

  • detail が"NOT_CHANGED"の場合

    装置の接続状態を確認したあと、再実行してください。

  • detail が"CROSS"の場合

    装置の接続状態を確認したあと、再実行してください。それでも本メッセージが出力される場合は、当社技術員(CE)に連絡してください。

STXC1222 ERROR ETERNUS unit inconsistency.

メッセージの意味

コピー元とコピー先のETERNUS ディスクアレイの設定が不一致なため、リモートコピーを実行できません。

システム管理者の処置

コピー元とコピー先のETERNUS ディスクアレイの、アドバンスト・コピーテーブルサイズの「倍率」が一致しているか確認してください。

STXC1223 ERROR The copy operation with ETERNUS is incorrect.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイでのコピー操作が正しくありません。

システム管理者の処置

以下のどれかの対処を実施してください。

  • ETERNUS ディスクアレイのファームウェア版数が、筐体間で一致していることを確認してください。
    ファームウェア版数を確認できない場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。

  • コントローラーファームウェアの保守中にコピー操作を実行した場合は、コントローラーファームウェアの保守が完了するのを待ってから、再実行してください。

  • コピー元ボリュームとコピー先ボリュームのサイズが一致しているかを確認してください。

  • コンカレントサスペンド機能の利用時に本メッセージが出力された場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「EC/RECにおけるコンカレントサスペンド機能の利用」の注意に記載されている条件に該当しているか確認してください。

STXC1224 ERROR Communication error occurred.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイ間の通信で異常が発生したため、リモートコピーの操作ができません。

システム管理者の処置

装置の接続状態を確認したあと、再実行してください。

STXC1225 ERROR MPHD environment is incorrect.

メッセージの意味

マルチパスドライバの環境が不当です。

システム管理者の処置

マルチパスドライバの設定を見直してください。

STXC1226 ERROR GDS environment is incorrect.

メッセージの意味

PRIMECLUSTER GD環境が不当です。

システム管理者の処置

PRIMECLUSTER GD環境の設定を見直してください。

STXC1250 ERROR Specified LUN_V Number is invalid.

メッセージの意味

指定されたLUN_V番号は不当です。

システム管理者の処置

以下のどれかのケースが想定されます。パラメーターの指定、または、ETERNUS ディスクアレイの状態を確認して、再実行してください。

  • 存在しない、またはアクセスできないLUN_V番号を指定した

  • 暗号化ボリュームと非暗号化ボリュームに対してコピーの開始を実行した

  • 不良セクターを含むボリュームを指定した

    この場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「ハードウェア障害の対処方法」を参照してハードウェアの状態を確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。

  • コピー元またはコピー先にNASシステムボリュームを指定して、コピーを開始した

  • 無停止ストレージマイグレーションによるデータ移行中のボリュームをコピー元またはコピー先に指定して、コピー開始を実行した

    この場合は、無停止ストレージマイグレーションによるデータ移行が完了したあと、再実行してください。

STXC1252 ERROR Operation is not supported.

メッセージの意味

サポートしていない操作のため、実行できません。

システム管理者の処置

以下のケースが想定されます。パラメーターの指定を見直して再実行してください。

  • 2TBを超えるサイズのコピーを実行した (Linuxの場合)

STXC1300 ERROR Time out detected.

メッセージの意味

サスペンド実行中にタイムアウトを検出しました。

システム管理者の処置

コマンドを再実行してください。
また、パラメーターで指定したタイムアウトの監視回数、監視間隔が妥当であるか見直してください。

STXC1301 WARNING The operation was accepted.

メッセージの意味

コピー操作を受け付けましたが、処理は完了していません。

システム管理者の処置

コピー操作が完了したかを確認するために、コピーの状態を確認してください。
コピーの一時停止を実行して本メッセージが通知された場合は、パラメーターで指定したタイムアウトの監視回数、監視間隔が妥当であるか見直してください。

STXC1400 ERROR File open error. File name=(fileName). Cause=(cause).

メッセージの意味

ファイルのオープンに失敗しました。

パラメーターの意味

fileName : ファイル名
cause : 原因コード

システム管理者の処置

メッセージで通知されたファイル名および原因コードから、ファイルの状態を確認してください。

STXC1401 ERROR The file name of ACCC can not be acquired. Cause=(cause).

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

パラメーターの意味

cause : 原因コード

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1402 ERROR ACCC parameter name is not defined. Parameter=(parameterName).

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

パラメーターの意味

parameterName : パラメーター名

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1403 ERROR ACCC parameter value is not allowed. Parameter=(parameterName).

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

パラメーターの意味

parameterName : パラメーター名

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1404 ERROR ACCC parameter value is out of range. Parameter=(parameterName).

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

パラメーターの意味

parameterName : パラメーター名

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1405 ERROR The combination of ACCC parameters is incorrect.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1406 ERROR Waiting time cannot be set.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1407 ERROR ACCC parameter is not defined. Parameter=(parameterName).

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

パラメーターの意味

parameterName : パラメーター名

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1409 ERROR ACCC (parameterName) parameter is already defined.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

パラメーターの意味

parameterName : パラメーター名

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1410 ERROR Alias number reached the maximum.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1411 ERROR Alias is already defined.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1412 ERROR Alias identifier does not exist.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1500 ERROR Error occurred recognition of ETERNUS management file. Cause=(cause).

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

パラメーターの意味

cause : 原因コード

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1600 ERROR ETERNUS is not registered on ETERNUS management file.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイが管理ファイルに登録されていません。

システム管理者の処置

ETERNUS ディスクアレイの装置登録を行ってから、再実行してください。

STXC1700 ERROR Alias management file access error. Cause=(cause).

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイのエイリアスを管理しているファイルのアクセスで、エラーが発生しました。

パラメーターの意味

cause : 原因コード

システム管理者の処置

以下の原因が考えられます。CAUSE に従って処置を行ってください。

  • レジストリキーの取得、参照に失敗した

  • ファイルの読込み、書込みに失敗した

  • ファイルの作成に失敗した

STXC1801 ERROR Group_file does not exist.

メッセージの意味

グループファイルが存在しません。

システム管理者の処置

パラメーターで指定したグループファイル名を確認して、再実行してください。

STXC1802 ERROR Syntax error was detected in Group File.line=(lineNumber).

メッセージの意味

グループファイルの記述に構文エラーがあります。

パラメーターの意味

lineNumber : 構文エラーを検出した行の番号

システム管理者の処置

パラメーターで指定したグループファイルの内容を確認して、再実行してください。

STXC1803 ERROR There is no volume name in Copy Group File.

メッセージの意味

グループファイルにコピーの情報が登録されていません。

システム管理者の処置

パラメーターで指定したグループファイルの内容を確認して、再実行してください。

STXC1804 ERROR Error occurred with copy operation described in group file. volumeInfo. Error message=(message).

メッセージの意味

グループファイルに記述されたコピーの操作中にエラーが発生しました。

パラメーターの意味

  • volumeInfo : 操作中にエラーが発生した論理ボリューム名

    • コピーペアの場合
      "Source=(コピー元論理ボリューム名).Target=(コピー先論理ボリューム名)"

    • 論理ボリューム指定の場合
      "Volume=(論理ボリューム名)"

  • message : メッセージテキスト

システム管理者の処置

message の内容に従って処置を行ってください。

STXC1805 ERROR The number of the copy pairs or logical volumes described in the group file exceeds the maximum number.

メッセージの意味

コピーペアまたは論理ボリュームの数がグループファイルに記述できる最大数を超えているため、コピー操作を実行できません。

システム管理者の処置

以下のどちらかの処置を行ってください。

  • グループを分割する

  • ACCCの事前定義ファイルの、max_grouping_sesパラメーターの値を変更する

STXC1901 INFO The LAN interface management service is already running.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1902 ERROR Failed to start the LAN interface management service.

メッセージの意味

LANインターフェース管理サービスの起動に失敗しました。

システム管理者の処置

LAN経由コピー制御機能で使用しているポート番号が、ほかのサービスと重複していないことを確認してください。

STXC1903 ERROR The LAN interface management service is not running.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC1904 ERROR Failed to log in to the ETERNUS Disk storage system. [disk array=boxID]

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイへのログインに失敗しました。

パラメーターの意味

boxID : ETERNUS ディスクアレイのBox ID

システム管理者の処置

以下のどちらかのケースが想定されます。

  • ETERNUS ディスクアレイにログインしているセッション数が上限に達しています。ETERNUS ディスクアレイのログインセッション数を確認してください。

  • ETERNUS ディスクアレイのSSH通信サービスが使用できない状態です。ETERNUS ディスクアレイの状態を確認して再実行してください。

STXC1905 ERROR Unable to connect to the ETERNUS Disk storage system. [disk array=boxID]

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイに接続できません。

パラメーターの意味

boxID : ETERNUS ディスクアレイのBox ID

システム管理者の処置

以下のケースが想定されます。

  • 通信環境に障害があり、ETERNUS ディスクアレイに接続できません。通信環境の状態を確認してください。

STXC2000 ERROR The parameter value is not correct.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2001 ERROR The values of the parameter exceed the range allowed.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2002 ERROR The parameter specifications exceed the number of specifications allowed.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2003 ERROR The parameter specifications are insufficient.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2004 ERROR The combination of parameters is not correct.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2005 ERROR The specified status for the parameter is invalid.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2006 ERROR The specified parameter is invalid.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2007 ERROR The specified size is invalid.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2008 ERROR The specified parameter does not match the model type of the ETERNUS Disk storage system.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2009 ERROR An internal error occurred.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2010 ERROR Another session has exclusive rights.

メッセージの意味

ほかのセッションに処理権限が排他獲得されています。

システム管理者の処置

ほかのコマンドまたはWebコンソールからの操作を停止するか、しばらく待ってから、再実行してください。

STXC2011 ERROR The specified capacity or number has reached the limit.

メッセージの意味

内部矛盾が発生しました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2012 ERROR The specified parameter cannot be used for the encryption mode.

メッセージの意味

暗号化モードとの不整合のため、利用できません。

システム管理者の処置

装置の暗号化モードを確認後、再実行してください。

STXC2013 ERROR Cannot be used because of the Subordinate CM.

メッセージの意味

Subordinate CMのため、利用できません。

システム管理者の処置

Main CMで再実行してください。

STXC2014 ERROR Insufficient memory.

メッセージの意味

メモリーが不足しています。

システム管理者の処置

メモリーを確保後、再実行してください。

STXC2015 ERROR The specified target does not exist.

メッセージの意味

指定ターゲットが存在しません。

システム管理者の処置

ターゲットの存在を確認後、再実行してください。

STXC2016 ERROR Unsupported model is selected as the REC target.

メッセージの意味

REC対象装置は未サポート装置です。

システム管理者の処置

適切な装置を指定しているかを確認し、再実行してください。

STXC2017 ERROR The specified value has already been registered.

メッセージの意味

すでに登録されています。

システム管理者の処置

登録されていない値を指定して、再実行してください。

STXC2018 ERROR Encrypted volumes exist.

メッセージの意味

暗号化されているボリュームが存在します。

システム管理者の処置

暗号化されているボリュームを非暗号化に変更して、再実行してください。

STXC2019 ERROR Shutdown or startup is currently being performed.

メッセージの意味

電源切断中または電源投入中です。

システム管理者の処置

電源切断作業または電源投入作業の完了後、再実行してください。

STXC2020 ERROR A Quick Format is currently being performed.

メッセージの意味

Quick Format中です。

システム管理者の処置

Quick Format完了後、再実行してください。

STXC2021 ERROR Encryption or decryption is currently being performed.

メッセージの意味

暗号化/復号化処理中です。

システム管理者の処置

暗号化/復号化処理完了後、再実行してください。

STXC2022 ERROR An Advanced Copy is currently being performed.

メッセージの意味

アドバンスト・コピー処理中です。

システム管理者の処置

アドバンスト・コピー処理完了後、再実行してください。

STXC2023 ERROR RAID Migration is currently being performed.

メッセージの意味

RAIDマイグレーション中です。

システム管理者の処置

RAIDマイグレーション完了後、再実行してください。

STXC2024 ERROR LDE is currently being performed.

メッセージの意味

ロジカル・デバイス・エクスパンション中です。

システム管理者の処置

ロジカル・デバイス・エクスパンション完了後、再実行してください。

STXC2025 ERROR A REC session exists.

メッセージの意味

RECセッションがあります。

システム管理者の処置

RECセッションを停止後、再実行してください。

STXC2026 ERROR Controller firmware is currently being registered.

メッセージの意味

コントローラーファームウェアの登録中です。

システム管理者の処置

コントローラーファームウェアの登録完了後、再実行してください。

STXC2027 ERROR Remote maintenance is currently being performed.

メッセージの意味

リモートメンテナンス中です。

システム管理者の処置

リモートメンテナンス完了後、再実行してください。

STXC2028 ERROR The Thin Provisioning License is not registered.

メッセージの意味

シン・プロビジョニング機能のライセンスが未登録です。

システム管理者の処置

シン・プロビジョニング機能のライセンスを登録してください。

STXC2029 ERROR There is no copy license.

メッセージの意味

コピーライセンスがありません。

システム管理者の処置

コピーライセンスを登録してください。

STXC2030 ERROR The current copy phase is not correct.

メッセージの意味

該当セッションを操作できない状態です。または、該当セッションが存在しません。

システム管理者の処置

該当セッションの状態を確認してださい。該当するケースがあれば、そのケースに対する対処を実施してください。

  • SnapOPC+の既存世代と異なるタイプのボリュームをコピー先ボリュームに指定して、SnapOPC+のコピー開始を実施した

    この場合は、コピー先論理ボリュームの指定を見直すか、既存世代のコピーセッションを停止したあと、再実行してください。

  • セッションが存在しないボリュームに対して、コピー停止を実施した

    この場合は、対処不要です。

  • 削除できないスナップ世代のSnapOPC+セッションに対して、SnapOPC+のコピー停止を実施した

    この場合は、最古のスナップ世代から削除したいスナップ世代までのすべてのSnapOPC+セッションを停止してください。
    削除可能なスナップ世代は、ストレージ装置のファームウェア版数によって異なります。詳細は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「SnapOPC+の停止」を参照してください。

STXC2031 ERROR A copy path error occurred.

メッセージの意味

筐体間で通信異常が発生しました。

システム管理者の処置

経路情報を確認してください。

STXC2032 ERROR The command is invalid.

メッセージの意味

相手の筐体がサポートしていない筐体間通信コマンドを発行しました。

システム管理者の処置

相手の筐体のモデルおよびファームウェア版数を確認し、再実行してださい。

STXC2033 ERROR The number of logical volumes exceeds the maximum.

メッセージの意味

LUが、構成最大値より大きいです。

システム管理者の処置

装置構成を確認してください。

STXC2034 ERROR The logical volume type is invalid.

メッセージの意味

実行した操作では、指定した論理ボリュームのボリュームタイプを使用できません。

システム管理者の処置

以下のどちらかのケースが想定されます。

  • ボリュームのタイプと操作の組合せがサポートされていない論理ボリュームを指定した

    この場合は、サポートしているボリュームタイプを確認して論理ボリュームの指定を見直したあと、再実行してください。サポートしているボリュームタイプは、使用するETERNUS ディスクアレイのマニュアルを参照してください。

  • 無停止ストレージマイグレーションによるデータ移行中のボリュームをコピー元またはコピー先に指定して、コピー開始を実行した

    この場合は、無停止ストレージマイグレーションによるデータ移行が完了したあと、再実行してください。

STXC2035 ERROR The copy session cannot be set for the logical volume.

メッセージの意味

LUが、コピーを設定できない状態です。

システム管理者の処置

該当LUの構成(ステータス)を確認してください。

STXC2036 ERROR The copy source logical volume contains invalid data.

メッセージの意味

コピー元LUに、不当なデータが存在します。

システム管理者の処置

該当LUのデータ内容を確認してください。

STXC2037 ERROR A copy encryption error occurred.

メッセージの意味

コピー元LUとコピー先LUで、暗号化状態が不一致です。

システム管理者の処置

該当LUの構成(暗号化設定)を確認してください。

STXC2038 ERROR The resource domain numbers are invalid.

メッセージの意味

コピー元LUとコピー先LUで、リソースドメイン番号が異なります。

システム管理者の処置

該当LUの構成(ドメイン番号)を確認してください。

STXC2039 ERROR The specified logical volume cannot be used.

メッセージの意味

指定したLUを操作できない状態です。

システム管理者の処置

該当LUを指定しないでください。

STXC2040 ERROR The copy session is in error status.

メッセージの意味

SUSPEND状態中のディスク故障のため、セッションがエラー遷移しました。

システム管理者の処置

該当LUの構成(アクセス可否)を確認してください。

STXC2041 ERROR Parameter error.

メッセージの意味

パラメーターでエラーとなりました。

システム管理者の処置

ETERNUS ディスクアレイがサポートしていないシステム構成で、アドバンスト・コピーを実施している可能性があります。『概説書』の以下の箇所を参照し、ETERNUS ディスクアレイのシステム構成を確認してください。

利用している製品

参照先

Express

「Expressの概要」の章にある「Expressのシステム構成」

AdvancedCopy Manager

「AdvancedCopy Managerの概要」の章にある「エージェントレス型運用」

STXC2042 ERROR The destination logical volume of the Totally copy is invalid.

メッセージの意味

ボリューム全体のコピーで、コピー先よりコピー元が大きいLUを指定しています。

システム管理者の処置

該当LUの構成(サイズ)を確認してください。

STXC2043 ERROR Failed to reverse the session.

メッセージの意味

筐体間経路異常などで反転/モード変更が異常終了し、コピー元・コピー先のETERNUS ディスクアレイの関係が異常状態になっているセッションに対してコピー再開を実行しました。

システム管理者の処置

筐体間経路を復旧したあと、以下を実施してください。

  1. acec queryコマンドで、本操作実行前のコピーセッションの方向と同じであることを確認してください。
    方向が異なっている場合は、acec reverseコマンドで、本操作実行前と同じ方向にしてください。

  2. acec resumeコマンドを再実行してください。

それぞれのコマンドの詳細は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「コマンドリファレンス」を参照してください。

STXC2044 ERROR The copy session conflicts with an existing RAID migration session.

メッセージの意味

コピー範囲と既存のRAIDマイグレーションセッションが競合しています。

システム管理者の処置

RAIDマイグレーションの稼働状況を確認してください。

STXC2045 ERROR The copy source logical volume is being duplicated.

メッセージの意味

コピー元LUの範囲が、既存セッションのコピー先LUの範囲と重複しています。

システム管理者の処置

該当LUの既存セッションを確認してください。

AdvancedCopy Managerがサポートしていないコピーセッションが存在する論理ボリュームに対するコピー操作を実行した可能性があります。この場合は、ETERNUS Web GUIを使用してコピーの状況を確認し、コピー元・コピー先の論理ボリュームの指定を見直して、再実行してください。

STXC2046 ERROR The copy destination logical volume is being duplicated.

メッセージの意味

コピー先に指定した論理ボリュームは、ほかの処理のコピー元の論理ボリュームとして使用中です。

システム管理者の処置

コピー先に指定した論理ボリュームの運用状態を確認してください。

AdvancedCopy Managerがサポートしていないコピーセッションが存在する論理ボリュームに対するコピー操作を実行した可能性があります。この場合は、ETERNUS Web GUIを使用してコピーの状況を確認し、コピー元・コピー先の論理ボリュームの指定を見直して、再実行してください。

Online Storage Migrationによるデータ移行中の場合は、データ移行中のボリュームをコピー先に指定して、コピー開始を実行した可能性があります。この場合は、Online Storage Migrationによるデータ移行が完了したあと、再実行してください。

STXC2047 ERROR The range of the cascade copy is invalid.

メッセージの意味

サポートしていないカスケードコピーの構成となるコピー操作を実行しました。

システム管理者の処置

該当LUの既存セッションを確認してください。

カスケードコピーの詳細は、使用するETERNUS ディスクアレイのマニュアルで確認してください。

STXC2048 ERROR Unable to restore the copy session.

メッセージの意味

リストアコピーのセッションに対してリストアしようとしています。

システム管理者の処置

該当LUの既存セッションを確認してください。

STXC2049 ERROR The number of linkages in the cascade copy exceeds the maximum.

メッセージの意味

カスケード連環数の上限を超えています。

システム管理者の処置

該当LUを使用したカスケードコピーを確認してください。

STXC2050 ERROR The copy session is in ErrorSuspend status.

メッセージの意味

リストアコピーに指定したセッションの状態がErrorSuspendです。

システム管理者の処置

該当LUの既存セッションのエラー状態を確認してください。

STXC2051 ERROR Multiple copy sessions in REC Consistency mode are operated in a single cabinet.

メッセージの意味

同一筐体でREC Consistencyモードのマルチコピーです。

システム管理者の処置

該当LUの既存セッションを確認してください。

STXC2052 ERROR Unable to process the specified operation.

メッセージの意味

指定した操作では、処理できない状態です。

システム管理者の処置

該当セッションの状態を確認してください。指定したパラメーターを確認してください。

STXC2053 ERROR The RAID group is blocked.

メッセージの意味

コピー元LUまたはコピー先LUがRAID閉塞状態です。

システム管理者の処置

該当LUの構成(ステータス)を確認してください。

STXC2054 ERROR The copy destination logical volume is protected.

メッセージの意味

コピー先LUがボリューム保護されています。

システム管理者の処置

該当LUの構成(ボリューム保護状態)を確認してください。

STXC2055 ERROR The status of the REC Buffer is incorrect.

メッセージの意味

RECバッファーの状態に誤りがあります。

システム管理者の処置

該当RECバッファーの状態を確認してください。該当セッションの状態を確認してください。

STXC2056 ERROR The untransferred REC Buffer stops the copy session reversing.

メッセージの意味

未転送のRECバッファー監視中のため、反転できません。

システム管理者の処置

該当RECバッファーの状態を確認してください。

STXC2058 ERROR The copy session has already been reversed.

メッセージの意味

反転済みのため、反転できません。

システム管理者の処置

該当セッションの状態を確認してください。

STXC2059 ERROR The number of copy sessions exceeds the maximum.

メッセージの意味

装置あたりの最大セッション数を超えています。

システム管理者の処置

装置で動作中のセッションを確認してください。

STXC2060 ERROR The copy sessions for a single copy source logical volume exceed the maximum.

メッセージの意味

コピー元LUあたりの最大セッション数を超えています。

システム管理者の処置

該当LUの既存セッションを確認してください。

STXC2061 ERROR The copy sessions for a single copy destination logical volume exceed the maximum.

メッセージの意味

コピー先に指定した論理ボリュームに対して、複数のコピーセッションを起動することはできません。

システム管理者の処置

コピー先に指定したボリュームの既存セッションを確認してください。
以下のケースに該当する場合は、ほかのコピーで使用していないボリュームをコピー先の論理ボリュームに指定して、再実行してください。

  • ほかのコピー先として使用中のボリュームをコピー先の論理ボリュームに指定して、コピー操作を実行した

STXC2062 ERROR The number of SnapOPC+ generations exceeds the maximum.

メッセージの意味

コピー元LUあたりのSnapOPC+世代最大数を超えています。

システム管理者の処置

該当LUの既存セッションを確認してください。

STXC2063 ERROR The copy source logical volumes for multiple monitor sessions are duplicated.

メッセージの意味

モニターセッション同士のコピー元LUの範囲が重なっています。

システム管理者の処置

該当LUの既存セッションを確認してください。

STXC2064 ERROR The new session and an existing session are not specified correctly.

メッセージの意味

新規セッションと既存セッションの指定が正しくありません。

システム管理者の処置

該当LUの既存セッションを確認してください。

STXC2065 ERROR The copy destination and cascade copy destination are duplicated.

メッセージの意味

該当セッションのコピー先とカスケードの連環先が重なっています。

システム管理者の処置

該当LUの既存セッションを確認してください。

STXC2066 ERROR An incorrect setting is specified to reverse the copy direction.

メッセージの意味

コピー方向反転指定に誤りがあります。

システム管理者の処置

該当LUの既存セッションを確認してください。

STXC2067 ERROR The SDV is currently being formatted.

メッセージの意味

SDVが初期化中です。

システム管理者の処置

該当LUの構成(ステータス)を確認してください。

STXC2068 ERROR A session with an SDV as the copy destination already exists.

メッセージの意味

SDVをコピー先としたセッションが存在しています。

システム管理者の処置

該当LUの既存セッションを確認してください。

STXC2069 ERROR A copy table is not set.

メッセージの意味

コピーテーブルが設定されていません。

システム管理者の処置

ETERNUS Web GUIでコピーテーブルを設定してから、再実行してください。

STXC2070 ERROR The copy table size is insufficient.

メッセージの意味

コピーテーブルサイズが不足しています。

システム管理者の処置

コピーテーブルサイズを見直して、再実行してください。

STXC2071 ERROR REC Buffer error.

メッセージの意味

RECバッファーの状態がActiveではありません。

システム管理者の処置

該当RECバッファーの状態を確認してください。

STXC2072 ERROR REC Buffer is invalid after the copy resumes.

メッセージの意味

コピー再開後のコピー元とコピー先の関係と、RECバッファーの送信・受信の関係の対応が一致していません。

システム管理者の処置

該当RECバッファーの状態を確認してください。または、該当セッションのパラメーターを確認してください。

STXC2073 ERROR The REC Buffer is currently being used.

メッセージの意味

RECバッファーが動作中です。

システム管理者の処置

該当RECバッファーの状態を確認してください。

STXC2074 ERROR REC Buffer is invalid after the copy session is reversed.

メッセージの意味

反転後のコピー元とコピー先の関係と、RECバッファーの送信・受信の関係の対応が一致していません。

システム管理者の処置

該当RECバッファーの状態を確認してください。

STXC2075 ERROR Unable to copy the specified logical volume.

メッセージの意味

指定したLUのモーターがOFFのため、コピーできません。

システム管理者の処置

該当LUの構成(エコモード設定)を確認してください。

STXC2076 ERROR Unable to find the specified BoxID information.

メッセージの意味

指定されたBox ID情報が構成情報から見つかりません。

システム管理者の処置

構成情報(経路情報)を確認してください。または、指定したパラメーター(Box ID)を確認してください。

STXC2077 ERROR Unable to delete the session in the remote ETERNUS Disk storage system.

メッセージの意味

自筐体のセッションを削除できましたが、経路状態の異常のため、相手筐体のセッションを削除できませんでした。

システム管理者の処置

該当セッションの状態を確認してください。経路情報を確認してください。

STXC2078 ERROR A CFL is currently being performed.

メッセージの意味

コントローラーファームウェアのローディング中のため、コマンド処理を行えません。

システム管理者の処置

自筐体および相手筐体の状態を確認してください。

STXC2079 ERROR The resolution of the copy table is invalid.

メッセージの意味

コピー元先の装置解像度が一致していません。

システム管理者の処置

装置の構成情報(コピーテーブル倍率・解像度)を確認してください。

STXC2080 ERROR The specified SDV is invalid.

メッセージの意味

SnapOPC+以外で、コピー先にSnap Data Volumeを指定しています。

システム管理者の処置

指定したパラメーターを確認してください。該当LUの構成(LUタイプ)を確認してください。

STXC2081 ERROR An SDV is specified for the copy source of the SnapOPC+.

メッセージの意味

Snap Data Volumeの指定が不当です。

システム管理者の処置

以下のケースが想定されます。論理ボリュームの指定を見直して再実行してください。

  • コピー開始で指定したコピー元論理ボリュームが、Snap Data Volumeである

STXC2082 ERROR A logical volume is specified for the copy destination of the SnapOPC+.

メッセージの意味

SnapOPC+で、コピー先にOLUを指定しています。

システム管理者の処置

指定したパラメーターを確認してください。該当LUの構成(LUタイプ)を確認してください。

STXC2083 ERROR Retry required

メッセージの意味

リトライを期待する事象が発生しました。

システム管理者の処置

再実行してください。

STXC2084 ERROR The status is invalid or an abnormal firmware event occurred.

メッセージの意味

装置がNotReady状態である、またはファームウェア内部で異常事象が発生しました。

システム管理者の処置

装置状態を確認してください。または当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2085 ERROR Unable to perform RAID migration.

メッセージの意味

指定したLUがバインド・イン・キャッシュ稼働中のため、RAIDマイグレーションできません。

システム管理者の処置

該当LUの構成(ステータス)を確認してください。

STXC2086 ERROR Unable to start the Concurrent OPC function because the phase of the latest SnapOPC+ session is readying.

メッセージの意味

以下の理由によって、コンカレントOPC機能を開始できません。

  • SnapOPC+で新しい世代を追加する際、1世代前のセッションがreadying状態

システム管理者の処置

1世代前のSnapOPC+セッションの状態を確認して、再実行してください。

STXC2087 ERROR Unable to restore the copy session because the Concurrent OPC function is being used.

メッセージの意味

コンカレントOPCを使用したリストアコピーはできません。

システム管理者の処置

コンカレントOPCの対象となるコピーセッションを見直してください。

STXC2088 ERROR Failed to restore the copy session because the phase of the target session is readying.

メッセージの意味

以下の理由によって、リストアコピーが失敗しました。

  • 対象セッションのフェーズがreadying状態

  • 対象セッションがSnapOPC+、かつ、最新世代のフェーズがreadying状態

システム管理者の処置

リストアコピーの対象となるセッションの状態を確認してください。

STXC2089 ERROR The specified volume is being used by Extended Copy.

メッセージの意味

指定した論理ボリュームに対して、すでにXCOPYセッションが存在します。以下のどれかの可能性があります。

  • 既存のXCOPYセッションとカスケードとなるセッションを起動しようとした

  • 既存のXCOPYセッションとコピー先が重複するセッションを起動しようとした

  • 既存のXCOPYセッションのリストアコピーとなるセッション(コピー元・コピー先を反転させたセッション)を起動しようとした

システム管理者の処置

Webコンソールまたはaccopy queryコマンドで、指定した論理ボリュームのXCOPYセッションが完了していることを確認してから、再実行してください。

エラーが解消されない場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「XCOPY(Extended Copy)との併用」を参照してください。

STXC2090 ERROR Failed to start the copy session because another copy session has already started.

メッセージの意味

以下の理由によって、コピーが失敗しました。

  • 既存Copying状態のOPCセッションに対して、コンカレントOPCで上書きしようとした

  • 既存readying状態のOPCセッションに対して、OPCで上書きしようとした

  • 停止処理中のSnapOPC+セッションが存在するコピーペアの論理ボリュームに対して、リストアOPCの開始を実行した

  • 停止処理中のSnapOPC+セッションのコピー先ボリュームに対して、カスケードコピーとなるSnapOPC+の開始を実行した

システム管理者の処置

コピー元ボリュームおよびコピー先ボリュームの指定を見直して、再実行してください。

STXC2091 ERROR Unable to start the Concurrent OPC function because a restoration copy session exists.

メッセージの意味

以下の理由によって、コンカレントOPC機能を開始できません。

  • QuickOPCの差分コピーの際、対象セッションのリストアコピーが動作中

システム管理者の処置

リストアコピー完了後、再実行してください。

STXC2092 ERROR The storage system does not support the REC function with a LAN interface.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイがLAN経由コピーをサポートしていません。

システム管理者の処置

適切なETERNUS ディスクアレイを指定しているか確認し、再実行してください。

STXC2093 ERROR Insufficient resource in ETERNUS.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイのリソース不足のため、実行できません。

システム管理者の処置

ETERNUS ディスクアレイのリソースを確保したあと、再実行してください。

STXC2094 ERROR The copy source storage is not support this copy function.

メッセージの意味

コピー先のETERNUS ディスクアレイに対してコピー操作を実行したが、コピー元のETERNUS ディスクアレイは、その操作に対する機能をサポートしていません。

システム管理者の処置

コピー元のETERNUS ディスクアレイのファームウェア版数を確認してください。
ファームウェア版数を確認できない場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2095 ERROR An error is detected for the operation that was performed via the LAN. Error=(detail)

メッセージの意味

LAN経由コピー制御機能の操作で異常が発生しました。

パラメーターの意味

detail : 詳細エラーコード

detail には、以下のどれかが表示されます。

detail に表示される
詳細エラーコード

エラー原因

0x00005372

コピー元論理ボリュームまたはコピー先論理ボリュームが、別のアドバンスト・コピーで利用されています。

0x00005400、
0x00005401

コピー元・コピー先が同じ論理ボリュームに対して、コンカレントOPCが同時に実施されています。

0x00005402

REC経路を構成するすべてのRAポートにおいて、使用する転送モードが無効にされています。

システム管理者の処置

以下の表を参照し、detail に表示された詳細エラーコードに対する対処を実施してください。

detail に表示される
詳細エラーコード

対処方法

0x00005372

コピー元・コピー先の論理ボリュームが別のアドバンスト・コピーで利用されていないことを確認し、再実行してください。

0x00005400、
0x00005401

実行中のコンカレントOPCが完了してから、再実行してください。

0x00005402

RAポートの設定を見直してください、または、どちらかのRAポートで有効になっている転送モードを使用して、再実行してください。

問題が解決しない場合は、利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2096 ERROR The specified volume in the remote storage system is invalid.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、不正なボリュームが指定されました。

システム管理者の処置

以下のどれかのケースが想定されます。

  • 指定した論理ボリュームが存在しない

  • コピー元論理ボリュームとコピー先論理ボリュームの暗号化設定が一致しない

  • 指定した論理ボリュームが、ディスク故障などによってコピーできない状態である

コピー元・コピー先の論理ボリュームの指定を見直すか、エラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。

STXC2097 ERROR A parameter error occurred in the remote storage system.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、パラメーター異常が発生しました。

システム管理者の処置

以下のどれかのケースが想定されます。

  • 指定したボリュームの物理情報がETERNUS ディスクアレイ内の情報と一致しない

  • 指定したコピーセッションがRECの反転処理中である

  • コピー元ボリュームがコピー先ボリュームより大きいボリュームサイズである

コピー元・コピー先の論理ボリュームの指定を見直して、再実行してください。

STXC2098 ERROR The specified copy range for the remote storage system overlaps with the copy range for an existing session.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、すでに存在するコピーセッションのコピー範囲との重複が発生しました。

システム管理者の処置

コピー元・コピー先の論理ボリュームの指定を見直してください。

すでに存在するコピーセッションとコピー範囲が重複していないことを確認し、再実行してください。

STXC2099 ERROR The status of a session or a volume in the remote storage system is error.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、対象のコピーセッションまたはボリュームの状態が異常です。

システム管理者の処置

対象のコピーセッションまたはボリュームの状態を確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再実行してください。

STXC2100 ERROR The number of copy sessions exceeds the maximum number of copy sessions in the remote storage system.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、実行可能なコピーセッションの上限を超えています。

システム管理者の処置

不要なコピーセッションを削除してから、再実行してください。

STXC2101 ERROR The target volume for the remote storage system is already defined in another copy operation.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、コピー先論理ボリュームが、すでにほかのコピーセッションのコピー先に定義されています。

システム管理者の処置

コピー先論理ボリュームの指定を見直して、再実行してください。

STXC2102 ERROR A copy table or REC Buffer status error occurred in the remote storage system.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、コピーテーブル設定異常またはRECバッファーの状態異常が発生しました。

システム管理者の処置

コピーテーブルサイズが正しく設定されているか確認してください。

RECバッファーの状態が異常になっている場合は、異常が発生している原因を取り除いたあと、再実行してください。

STXC2103 ERROR The specified copy volume in the remote storage system is a Snap Data Volume.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、Snap Data Volumeがコピー対象として指定されました。

システム管理者の処置

コピー先論理ボリュームの指定を見直して、再実行してください。

STXC2104 ERROR An error occurred for the copy path connection in the remote storage system.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、筐体間通信異常が発生しました。

システム管理者の処置

筐体間通信異常が発生している原因を取り除いたあと、再実行してください。

STXC2105 ERROR An unsupported command was issued to the remote storage system.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、未サポートのコマンドが実行されました。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2106 ERROR The copy session has already been set in the remote storage system.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、対象コピーセッションがすでに設定されています。

システム管理者の処置

コピーセッションが存在するコピーペアに対して、操作が実行されました。

コピーセッションの状態を確認し、再実行する場合はセッションがない状態で行ってください。

STXC2107 ERROR The copy session has been already deleted in the remote storage system.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、対象コピーセッションがすでに削除されています。

システム管理者の処置

コピーセッションが存在しないコピーペアに対して、操作が実行されました。

コピーセッションの状態を確認してください。

STXC2108 ERROR The copy session is already in Suspend status in the remote storage system.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、対象コピーセッションはすでにサスペンド状態になっています。

システム管理者の処置

サスペンド状態のコピーペアに対して、サスペンド操作が実行されました。

コピーセッションの状態を確認してください。

STXC2109 ERROR The copy session is already in Active status in the remote storage system.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、対象コピーセッションはすでにActive状態になっています。

システム管理者の処置

コピーセッションの実行状況を確認してください。

コピー元論理ボリュームおよびコピー先論理ボリュームの指定を見直して、再実行してください。

STXC2110 ERROR No copy license is registered for the remote storage system.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、コピーライセンスが登録されていません。

システム管理者の処置

コピーライセンスの登録状況を確認してください。

STXC2111 ERROR The specified storage system information cannot be found in the remote storage configuration.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、指定されたETERNUS ディスクアレイ情報が見つかりませんでした。

システム管理者の処置

利用している製品の運用ガイド(『Express 運用ガイド』または『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』)の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2112 ERROR A copy path error was detected for the deletion process. The specified copy sessions might still exist in the remote storage system.

メッセージの意味

コピーセッションの削除処理中に通信経路の異常を検出しました。通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、対象コピーセッションが存在している可能性があります。

システム管理者の処置

指定したコピーセッションの実行状況を確認してください。

コピーセッションが一方のETERNUS ディスクアレイだけに存在している場合は、コピーセッションを削除したあと、再実行してください。

STXC2113 ERROR A firmware update is in progress in the remote storage system. The specified operation cannot be performed.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいてファームウェアの更新が行われているため、指定された操作を実行できません。

システム管理者の処置

ファームウェアの更新が完了したあと、再実行してください。

STXC2114 ERROR The copy resolution settings of the local and remote storage systems are different.

メッセージの意味

コピー元とコピー先の、ETERNUS ディスクアレイの解像度が一致していません。

システム管理者の処置

コピー元とコピー先のETERNUS ディスクアレイのコピーテーブルサイズ設定の解像度を一致させたあと、再実行してください。

STXC2115 ERROR A retry operation is required in the remote storage system.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイにおいて、リトライを必要とするエラーが発生しました。

システム管理者の処置

ETERNUS ディスクアレイの構成設定処理が同時に実施されている可能性があります。

構成設定が実施されていないことを確認したあと、再実行してください。

STXC2116 ERROR The status of the remote storage system is invalid.

メッセージの意味

通信先のETERNUS ディスクアレイのステータスが不正です。

システム管理者の処置

ETERNUS ディスクアレイのステータスを確認してください。

ステータスが不正(NotReady)となっている原因を取り除いたあと、再実行してください。

STXC2117 ERROR The resource is currently busy. Wait a while, and then try again.

メッセージの意味

操作のリトライを必要とする事象が発生しました。

システム管理者の処置

指定したコピーセッションの実行状況を確認してください。

実行状況が実行した操作の状態でない場合は、再実行してください。
実行した操作の状態となっている場合は、引き続きアドバンスト・コピーの実行が可能です。

STXC2118 ERROR The Controller Module failed.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイのCM縮退が発生したため、コピーセッション制御に失敗しました。

システム管理者の処置

CM縮退が発生している原因を取り除いたあと、再実行してください。

STXC2119 ERROR Failed to resume the copy session because of the change error.

メッセージの意味

反転、または、転送モードの変更が異常終了したことによる不整合が残っているため、コピーセッションの再開に失敗しました。

システム管理者の処置

反転、または、転送モードの変更が異常終了したことによる不整合は、ETERNUS ディスクアレイ間の通信経路を復旧することで解消されます。通信経路を復旧したあと、再実行してください。

再実行後も本エラーが発生する場合は、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC2120 ERROR The number of connections has reached the maximum number allowed.

メッセージの意味

ETERNUS ディスクアレイへの同時接続数が上限に達しています。

システム管理者の処置

ETERNUS ディスクアレイへの不要な接続を切断したあと、再実行してください。

STXC3000 ERROR The status of the cascade copy session is incorrect.

メッセージの意味

コンカレントOPC実行時、指定セッションのカスケード元セッションが静止状態ではありません。

システム管理者の処置

カスケード元セッションの状態を見直し、再実行してください。

エラーが解消されない場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「カスケードコピーとコンカレントOPCを組み合わせた運用時の注意事項」を参照してください。

STXC3001 ERROR The copy logical source volumes are made by multiple ETERNUS Disk storage systems.

メッセージの意味

以下のどちらかの可能性があります。

  • RECに対してコンカレントサスペンドを実行、かつ、コピー先のETERNUS ディスクアレイの経路情報が登録されている際に、指定セッションのコピー元が複数のETERNUS ディスクアレイにまたがっています。

  • コンカレントサスペンドのコピー元をカスケードのコピー元にするRECが、複数筐体にまたがっています。

システム管理者の処置

対象となる論理ボリュームを見直し、再実行してください。

STXC3002 ERROR The source volumes of cascade copy sessions are made by multiple ETERNUS Disk storage systems.

メッセージの意味

コンカレントOPC実行時、指定セッションのカスケードセッションのコピー元が複数筐体にまたがっています。

システム管理者の処置

コンカレントOPCの対象論理ボリューム、または、カスケードとなるセッションを見直し、再実行してください。

エラーが解消されない場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「カスケードコピーとコンカレントOPCを組み合わせた運用時の注意事項」を参照してください。

STXC3003 ERROR The transfer mode of the cascade copy session is incorrect.

メッセージの意味

コンカレントOPC実行時、指定セッションのカスケードセッションがREC(Consistencyまたは同期)ではありません。

システム管理者の処置

コンカレントOPCの対象論理ボリューム、または、カスケードとなるセッションを見直し、再実行してください。

エラーが解消されない場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「カスケードコピーとコンカレントOPCを組み合わせた運用時の注意事項」を参照してください。

STXC3004 ERROR The logical volume is already defined in an Offloaded Data Transfer session.

メッセージの意味

指定した論理ボリュームに対して、すでにODXセッションが存在します。以下のどれかの可能性があります。

  • 既存のODXセッションとカスケードとなるセッションを起動しようとした

  • 既存のODXセッションとマルチコピーを形成しているセッションに対して、リストアOPCを起動しようとした

  • 既存のODXセッションとマルチコピーを形成しているセッションに対して、反転を起動しようとした

システム管理者の処置

Webコンソールまたはaccopy queryコマンドで、指定した論理ボリュームのODXセッションが完了していることを確認してから、再実行してください。

エラーが解消されない場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「ODX(Offloaded Data Transfer)との併用」を参照してください。

STXC3008 ERROR The copy session is used by cascade copy session.

メッセージの意味

指定されたコピー先ボリュームに対して、カスケードコピーとなるセッションのコピーが動作中です。

システム管理者の処置

以下のケースが想定されます。該当するケースに記載されている対処を実施してください。

  • コピー先ボリュームに対してカスケードコピーとなるセッションのコピーが動作しているときに、カスケード元のOPCまたはQuickOPCを、開始または停止しようとした

    この場合は、カスケード元のセッションとカスケード先のセッションの物理コピーが完了するまで、カスケード元のセッションを操作できません。物理コピーが完了するのを待ち合わせる、またはカスケード先のセッションを停止したあと、再実行してください。

  • コピー先ボリュームに対してカスケードコピーとなるセッションのコピーが動作しているときに、カスケード元のSnapOPCを開始または停止しようとした

    この場合は、カスケード先のセッションを停止したあと、再実行してください。

  • コピー先ボリュームに対してカスケードコピーとなるSnapOPC+のコピーが動作しているときに、カスケード元のSnapOPC+セッションを停止しようとした

    この場合は、カスケード先のSnapOPC+セッションを停止したあと、再実行してください。

カスケードコピーの詳細は、使用するETERNUS ディスクアレイのマニュアルで確認してください。

STXC3009 ERROR This operation cannot be executed for the NAS resource.

メッセージの意味

NASのリソースに対して実施できない操作です。

  • コピー元またはコピー先にNASシステムボリュームを指定して、コピーを開始した

システム管理者の処置

コピー元またはコピー先に指定した論理ボリュームを見直したあと、再実行してください。

STXC3010 ERROR This operation cannot be executed for the NAS resource is in use.

メッセージの意味

使用中のNASのリソースに対して実施できない操作です。

  • NASボリュームをコピー先に指定して、コピーを開始した

  • マウント中のNASバックアップボリュームをコピー先に指定して、コピーを開始した

システム管理者の処置

コピー先に指定した論理ボリュームを見直したあと、再実行してください。

NASバックアップボリュームをコピー先にする場合は、アンマウントしてから再実行してください。

STXC3012 ERROR A transparent failover volume was specified.

メッセージの意味

TFOVをアクセスボリュームとした操作は実行できません。以下のどれかの可能性があります。

  • TFOVを指定して、アクセスボリュームの設定を実施した

  • アクセスボリュームとして利用していた論理ボリュームが、TFOVとして設定されていた

システム管理者の処置

アクセスボリュームを設定する場合は、TFOVでないボリュームを指定して再実行してください。

そのほかの操作の場合は、アクセスボリュームとして利用していた論理ボリュームがTFOVとして設定されている可能性があります。アクセスボリュームをTFOVでないボリュームに変更したあと、操作を再実行してください。アクセスボリュームの変更は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「ETERNUS ディスクアレイの登録情報の変更」を参照してください。

STXC3013 ERROR A transparent failover volume was specified for the copy operation.

メッセージの意味

Storage Cluster機能がサポートしていないコピー操作のため、実行できません。以下のどれかの可能性があります。

  • コピー元およびコピー先に、Storage Cluster コンティニュアスコピー機能を未サポートのファームウェア版数のETERNUS ディスクアレイ内にある、TFOVを指定した

  • RECのコピー開始時に、コピー元またはコピー先にTFOVを指定した

  • コピー元に非TFOV、コピー先にTFOステータスが"Active"のETERNUS ディスクアレイ内にあるTFOVを指定して、QuickOPCまたはECを実行した

  • コピー元に非TFOV、コピー先にTFOステータスが"Standby"のETERNUS ディスクアレイ内にあるTFOVを指定した

  • コピー元またはコピー先に、PrimaryストレージとSecondaryストレージ間で同期していないTFOVを指定して、停止以外のコピー操作を実行した

  • コピー元またはコピー先に、PrimaryストレージとSecondaryストレージ間で同期していないTFOVを指定し、かつ、QuickOPCのコピー停止時に-forceオプションを指定しなかった

  • フェイルオーバー中またはフェイルバック中に、コマンドを実行した

  • PrimaryストレージとSecondaryストレージのコピーテーブルサイズの倍率が一致していない状態で、Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用するコピー操作を実行した

  • コピー元およびコピー先に、Active-Active構成のTFOグループに属しているTFOVを指定した

  • Active-Active構成のTFOグループに属しているTFOVと非TFOVを指定した (SAN経由コピー制御機能による運用時だけ)

システム管理者の処置

指定したボリュームが正しいか確認し、再実行してください。

フェイルオーバー中またはフェイルバック中にコマンドを実行した場合は、フェイルオーバーまたはフェイルバックが完了したあと、コマンドを再実行してください。

PrimaryストレージとSecondaryストレージの間で同期していないTFOVは、TFOVを同期させたあと、再実行してください。

使用しているETERNUS ディスクアレイのファームウェアがStorage Clusterコンティニュアスコピー機能を未サポートの版数の場合は、Storage Clusterコンティニュアスコピー機能をサポートしている版数のファームウェアを適用したあと、再実施してください。

Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用する場合は、以下の対処を実施してください。

  • PrimaryストレージとSecondaryストレージの、コピーテーブルサイズの倍率を確認してください。ストレージごとにコピーテーブルサイズが異なる場合は、両ストレージのコピーテーブルサイズを一致させたあと、コマンドを再実行してください。

  • Active-Standby構成のTFOグループに属しているTFOVを指定して、再実行してください。

Active-Active構成のTFOグループに属しているTFOVと非TFOVの間でコピー操作を行う場合は、LAN経由コピー制御機能による運用に変更したあと、再実行してください。

STXC3014 ERROR Copy protection cannot be set for a transparent failover volume.

メッセージの意味

TFOVには、ボリューム保護を設定できません。

システム管理者の処置

TFOVでないボリュームを指定して、再実行してください。

STXC3015 ERROR A cascade copy cannot be performed because a transparent failover volume is included.

メッセージの意味

TFOVを含むカスケードコピーの構成で、指定した論理ボリュームに対して、すでにコピーセッションが存在します。以下のどれかの可能性があります。

  • TFOVをコピー元とするコピーを実行するときに、コピー先ボリュームからのコピーセッションが存在する

  • TFOVをコピー先とするコピーを実行するときに、コピー元ボリュームへのコピーセッションが存在する

  • TFOVでないボリュームからTFOVでないボリュームへのコピーを実行するときに、コピー元ボリュームにTFOVからのコピーセッションが存在する

  • TFOVでないボリュームからTFOVでないボリュームへのコピーを実行するときに、コピー先ボリュームにTFOVへのコピーセッションが存在する

Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用している場合は、以下のどちらかの可能性もあります。

  • Active側コンティニュアスコピーセッションと同期できない、Standby側コンティニュアスコピーセッションが存在する

  • Active側コンティニュアスコピーセッションが存在しないときに、Standby側コンティニュアスコピーセッションだけが存在する

システム管理者の処置

指定した論理ボリュームとTFOVのセッションを確認して、セッションを停止したあと、再実行してください。
TFOVから非TFOVへのカスケードコピーの詳細は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「TFOVを含むカスケードコピー」を参照してください。
Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用したTFOVからTFOVへのカスケードコピーの詳細は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「カスケードコピー」を参照してください。

以下のどちらかの場合は、コマンドまたはWebコンソールを利用して、コピーを強制停止したあと、再実行してください。

  • Active側コンティニュアスコピーセッションと同期できない、Standby側コンティニュアスコピーセッションが存在する

  • Active側コンティニュアスコピーセッションが存在しないときに、Standby側コンティニュアスコピーセッションだけが存在する

コマンドで対処する場合は、accopy fcancelコマンドの-aオプションにTFOステータスが"Standby"のストレージを指定して実行してください。accopy fcancelコマンドの詳細は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「コマンドリファレンス」を参照してください。
Webコンソールで対処する場合は、『Webコンソール説明書』の「コピーセッションの表示/強制サスペンド/強制停止」を参照してください。

STXC3016 ERROR The wrong copy pair is specified.

メッセージの意味

指定したコピーペアの、コピー元とコピー先が属するTFOグループが異なります。または、指定したコピーグループの中に、TFOグループが異なるコピーペアが含まれています。

システム管理者の処置

コピーグループに登録されているPrimaryストレージのコピーペアまたはSecondaryストレージのコピーペアのどちらかの論理ボリュームが変更されています。Storage Clusterの構成を見直してください。または、コマンドまたはWebコンソールを利用して、コピーペアを削除し、正しいコピーペアを追加してから、操作を再実行してください。

  • コマンドで対処する場合

    acpair removeコマンドでコピーペアを削除し、acpair addコマンドで正しいコピーペアを追加してから、コマンドを再実行してください。

  • Webコンソールで対処する場合

    『Webコンソール説明書』の「コピーペアの追加/表示/削除」を参照して、コピーペアを削除し、正しいコピーペアを追加してから、操作を再実行してください。

問題が解決しない場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「調査資料の採取」を参照して調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

STXC3017 ERROR A copy operation cannot be performed because the specified volumes are unavailable.

メッセージの意味

コピー対象にできないETERNUS ディスクアレイのシステム制御用ボリュームなどがコピー元またはコピー先に指定されているため、コピーを開始できません。

システム管理者の処置

コピー元またはコピー先に指定した論理ボリュームを見直したあと、再実行してください。

STXC3018 ERROR Unsupported operation.

メッセージの意味

サポートしていない操作を指示しました。

システム管理者の処置

以下の操作/指定誤りが考えられます。

  • サポートしていないボリューム種を指定した

  • サポートしていない構成のコピーペアを指定した

  • サポートしていないコピー状態のコピーペアを指定した

実施した操作と操作対象が正しいことを確認してください。