Fujitsu Enterprise Postgresではデータベースユーザーのパスワードの状況が事前に定められたポリシーから外れた場合、データベースサーバへの接続を拒否したりパスワードの変更を強制することができます。パスワード認証に対する制限は、データベースユーザーに、プロファイルと呼ぶパスワード認証のポリシーを定める情報を割り当てることによって有効になります。
パスワードの運用に対して、以下のような制限が適用できます
パスワードの有効期限を定める
ログインに失敗し続けたアカウントをロックする
パスワードの再利用を制限する
パスワードの有効期限が切れてからデータベースの操作ができなくなるまでの猶予期間を定める
ログインに失敗し続けてアカウントがロックされた場合に、ロックが自動的に解除される期間を定める
これにより、セキュリティポリシーに沿ったパスワードの運用が実現できます。
参照
プロファイルによる運用ポリシーの設定については、“運用ガイド”の“ポリシーに基づいたパスワードの運用”を参照してください。