ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能メッセージ集

1.2 イベントログに出力されるメッセージ(帳票管理サーバがWindowsの場合)

帳票管理サーバがWindowsの場合、メッセージはイベントログとして出力されます。ここでは、List Manager運用中に帳票管理サーバのイベントログに出力されるメッセージと、その原因、対処方法を示します。

ポイント

帳票出力サーバに発生した異常のエラー情報を帳票管理サーバのイベントログ(ソースがListmanagerのイベントログ)に出力するように設定できます。帳票管理サーバの環境設定ファイルのErrorWatchLevel キーに「0」以外の値を指定します。詳細は、オンラインマニュアル“セットアップガイド”の“3.5.2  帳票管理サーバの環境設定ファイルのキー一覧”を参照してください。
また、帳票出力サーバで発生したエラー原因を特定する場合は、帳票出力サーバのイベントログを参照するようにしてください。帳票出力サーバのイベントログについては、以下を参照してください。
⇒“2.1 イベントログに出力されるメッセージ

イベントログには、以下の5種類があります。

各イベントログについて、説明します。

ソースが「Listmanager」のイベントログ:

List Managerのイベントログです。

種類が"情報"の場合

イベントの「説明」には、メッセージ本文のみが出力されます。

種類が"警告"の場合

イベントの「説明」には、メッセージ本文のみが出力されます。
ただし、帳票の出力の強制中止を行った場合など、場合によっては、以下の形式で、メッセージ本文の前に現象を表す文字列が"[   ]"で囲まれて出力されます。

[現象]メッセージ本文
種類が"エラー"の場合

イベントの「説明」には、以下の形式で、メッセージ本文の前に現象を表す文字列が"[   ]"で囲まれて出力されます。

[現象]メッセージ本文
ソースが「ListCREATOR」のイベントログ:

List Creatorのイベントログです。

イベントの「説明」には、メッセージ本文のみが出力されます。

出力されたメッセージについては、以下のイベントログのメッセージを参照してください。
⇒“2.1.8 ソースがListCREATORのイベントログ

ソースが「F3GBSVLG」のイベントログ:

List Creatorのログサービスに関するイベントログです。

イベントの「説明」には、メッセージ本文のみが出力されます。

出力されたメッセージについては、以下のイベントログのメッセージを参照してください。
⇒“2.1.9 ソースがF3GBSVLGのイベントログ

ソースが「MessageTransfer」のイベントログ:

GSコネクタ連携時に出力されるMessageTransferシステムのイベントログおよびMessageTransferシステムの運用コマンドのイベントログです。

イベントログがMessageTransferサービスから出力された場合

イベントの「説明」には、以下の形式で出力されます。

MessageTransfer  [FJSVsvc] : 種類:ID:メッセージ本文
イベントログの情報がMessageTransferシステムから出力された場合

イベントの「説明」には、以下の形式で出力されます。

MessageTransfer  [ MessageTransferシステム識別名] : 種類:ID:メッセージ本文

なお、出力されるIDは、先頭に"KXQ"が付加されたイベントIDが出力されます。

出力されたメッセージについては、オンラインマニュアル“GSコネクタ連携メッセージ集”を参照してください。

ソースが「ListCREATOR:e-Doc」のイベントログ:

PDF変換に関するイベントログです。

イベントの「説明」には、メッセージ本文のみが出力されます。

出力されたメッセージについては、以下のイベントログのメッセージを参照してください。
⇒“2.1.10 ソースがListCREATOR:e-Docのイベントログ

ポイント

出力されるイベントログの種類にしたがって、処理は以下のようになります。

  • 種類がエラーの場合は、処理を中止します。

  • 種類が警告の場合は、処理を続行します。