帳票管理サーバがWindowsの場合、メッセージはイベントログとして出力されます。ここでは、List Manager運用中に帳票管理サーバのイベントログに出力されるメッセージと、その原因、対処方法を示します。
ポイント
帳票出力サーバに発生した異常のエラー情報を帳票管理サーバのイベントログ(ソースがListmanagerのイベントログ)に出力するように設定できます。帳票管理サーバの環境設定ファイルのErrorWatchLevel キーに「0」以外の値を指定します。詳細は、オンラインマニュアル“セットアップガイド”の“3.5.2 帳票管理サーバの環境設定ファイルのキー一覧”を参照してください。
また、帳票出力サーバで発生したエラー原因を特定する場合は、帳票出力サーバのイベントログを参照するようにしてください。帳票出力サーバのイベントログについては、以下を参照してください。
⇒“2.1 イベントログに出力されるメッセージ”
イベントログには、以下の5種類があります。
各イベントログについて、説明します。
List Managerのイベントログです。
イベントの「説明」には、メッセージ本文のみが出力されます。
イベントの「説明」には、メッセージ本文のみが出力されます。
ただし、帳票の出力の強制中止を行った場合など、場合によっては、以下の形式で、メッセージ本文の前に現象を表す文字列が"[ ]"で囲まれて出力されます。
[現象]メッセージ本文
イベントの「説明」には、以下の形式で、メッセージ本文の前に現象を表す文字列が"[ ]"で囲まれて出力されます。
[現象]メッセージ本文
List Creatorのイベントログです。
イベントの「説明」には、メッセージ本文のみが出力されます。
出力されたメッセージについては、以下のイベントログのメッセージを参照してください。
⇒“2.1.8 ソースがListCREATORのイベントログ”
List Creatorのログサービスに関するイベントログです。
イベントの「説明」には、メッセージ本文のみが出力されます。
出力されたメッセージについては、以下のイベントログのメッセージを参照してください。
⇒“2.1.9 ソースがF3GBSVLGのイベントログ”
GSコネクタ連携時に出力されるMessageTransferシステムのイベントログおよびMessageTransferシステムの運用コマンドのイベントログです。
イベントの「説明」には、以下の形式で出力されます。
MessageTransfer [FJSVsvc] : 種類:ID:メッセージ本文
イベントの「説明」には、以下の形式で出力されます。
MessageTransfer [ MessageTransferシステム識別名] : 種類:ID:メッセージ本文
なお、出力されるIDは、先頭に"KXQ"が付加されたイベントIDが出力されます。
出力されたメッセージについては、オンラインマニュアル“GSコネクタ連携メッセージ集”を参照してください。
PDF変換に関するイベントログです。
イベントの「説明」には、メッセージ本文のみが出力されます。
出力されたメッセージについては、以下のイベントログのメッセージを参照してください。
⇒“2.1.10 ソースがListCREATOR:e-Docのイベントログ”
ポイント
出力されるイベントログの種類にしたがって、処理は以下のようになります。
種類がエラーの場合は、処理を中止します。
種類が警告の場合は、処理を続行します。