ホスト帳票をPDFファイル保存またはプレビューする際に、帳票内の印刷制御レコードのうち、どのレコードが有効になるかについて説明します。印刷制御レコードの種類による分類を以下に示します。
印刷制御レコード | 印刷 | /プレビュー | 注意事項 | |
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SETPRT レコード | 複写枚数 | ○ | - |
|
オーバレイ焼付け枚数 | ○ | - | ||
カット紙印刷装置制御領域 | ○ | ○ | ||
FCB/LPCI名 | ○ | ○ | ||
オーバレイ名 | ○ | ○ | 1つの印刷データ内で設定されるオーバレイの種類が、最大値(255)を越えるときは、最大値以降のオーバレイの設定は無効となります。 | |
印刷制御 レコード (I制御) (*1) | 複写枚数 | ○ | - |
|
オーバレイ焼付け枚数 | ○ | - | ||
カット紙印刷装置制御領域 | ○ | ○ | ||
FCB/LPCI名 | ○ | ○ | ||
オーバレイ名 | ○ | ○ | 1つの印刷データ内で設定されるオーバレイの種類が、最大値(255)を越えるときは、最大値以降のオーバレイの設定は無効となります。 | |
オーバレイグループ | ○ | - | ||
コピーグループ値 | ○ | - | ページ指定出力時は無効となります。 | |
拡張制御領域 (2) | ○ | ○ | ||
とじしろ幅 | ○ | ○ | ||
ポートレート水平方向原点オフセット | ○ | ○ | 水平、垂直方向原点オフセット値(X,Y)に 0.2インチ未満の値が設定されているとき、ホストプリンタには出力できませんが、List Managerでは、オフセットに初期値を設定して処理を続行します。 | |
ポートレート垂直方向原点オフセット | ○ | ○ | ||
ランドスケープ水平方向原点オフセット | ○ | ○ | ||
ランドスケープ垂直方向原点オフセット | ○ | ○ | ||
とじしろ方向 | ○ | ○ | ||
片面両面印刷選択 | ○ | - | ||
スプール制御 レコード (S制御) | FCB/LPCIデータ | ○ | ○ |
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オーバレイシーケンス制御指定 | ○ | ○ | 1つの印刷データ内で設定されるオーバレイの種類が、最大値(255)を越えるときは、最大値以降のオーバレイの設定は無効となります。 | |
ベクトル・イメージ制御レコード (G制御) | 図形データ イメージデータ | ○ | - | 装置タイプ識別名がF6671、 F6672の場合、印刷で出力が可能です。 ホスト帳票ファイル転送運用では、GS互換印刷のみ出力可能です。 装置タイプ識別名がF6687の場合、GS互換印刷で出力可能です。 |
JEF/APレコード (E制御、V制御) | - | - | 指定された場合、エラーとなります。 | |
KING制御レコード | 図形データ | - | - | 指定された場合、エラーとなります。 |
上記以外の印刷制御レコード | - | - |
○: サポート
-: 未サポート
*1:
帳票内に複数のI制御を含む場合、2つ目以降のI制御で有効になるレコードを、以下に示します。
オーバレイ焼き付け枚数、FCB/LPCI名、オーバレイ名
未サポートの印刷制御レコードが指定されていた場合、注意事項に記載のない限り、レコードは無視されます。
注意
複数のオーバレイグループが指定されているときは、最初に設定されているオーバレイのグループオーバレイ名、およびオーバレイ種別を印刷データのオーバレイ情報として通知します。
OSIV SystemWalker/PrintASSORTの場合、印刷制御レコードの片面両面印刷選択と、ベクトル・イメージ制御レコードは無効になります。