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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能アプリケーション作成ガイド 帳票管理編

3.2.2 Oracleの場合

List Manager管理データベースにOracleを使用する場合の環境変数について説明します。

帳票管理アプリケーション実行時に、帳票管理サーバで以下の環境変数を設定してください。

注意

  • 帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合は、帳票管理アプリケーション実行時に、以下の環境変数の設定を行わないでください。

      LC_*  (“LC_”から始まる環境変数)
  • 帳票管理サーバがSolarisの場合は、帳票管理アプリケーション実行時に、以下の環境変数の設定を行わないでください。

      LD_LIBRARY_PATH_64
帳票管理サーバがWindowsの場合

環境変数

指定値

ORACLE_HOME

「Oracle Client(64bit)をインストールしたディレクトリ」を指定します。

NLS_LANG

List Manager管理データベースの文字コード系を指定します。

以下に、指定できる値を示します。

Japanese_Japan.JA16SJIS:

Shift-JISコード系

Japanese_Japan.JA16SJISYEN:

Shift-JISコード系

Japanese_Japan.JA16SJISTILDE:

Shift-JISコード系

Japanese_Japan.UTF8:

UNICODE(UTF8)コード系

ここで指定する文字コード系は、帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーで設定した文字コード系と合致させてください。

帳票管理サーバがSolarisの場合

環境変数

指定値

ORACLE_HOME
(必須)

「Oracle Client(64bit)をインストールしたディレクトリ」を指定します。

LD_LIBRARY_PATH
(必須)

「Oracle Client(64bit)の$ORACLE_HOME/lib」を追加します。

「/opt/FJSVlstm/lib」を追加します。

「/opt/FJSVoast/lib」を追加します。

「/opt/FJSVoastw/lib」を追加します。

「/etc/opt/FSUNiconv/lib」(Charset Managerの機能を使用する場合)を追加します。

LANG
(必須)

帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系を指定します。

以下に、指定できる値を示します。

ja_JP.PCK:

Shift-JISコード系

ja_JP.eucJP:

EUCコード系

ja_JP.UTF-8:

UNICODE(UTF8)コード系

ここで指定する文字コード系は、帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCode キーで設定した文字コード系と合致させてください。

NLS_LANG
(必須)

List Manager管理データベースの文字コード系を指定します。

以下に、指定できる値を示します。

Japanese_Japan.JA16SJIS:

Shift-JISコード系

Japanese_Japan.JA16SJISYEN:

Shift-JISコード系

Japanese_Japan.JA16SJISTILDE:

Shift-JISコード系

Japanese_Japan.UTF8:

UNICODE(UTF8)コード系

Japanese_Japan.JA16EUC:

EUCコード系

Japanese_Japan.JA16EUCYEN:

EUCコード系

Japanese_Japan.JA16EUCTILDE:

EUCコード系

ここで指定する文字コード系は、帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーで設定した文字コード系と合致させてください。

帳票管理サーバがLinuxの場合

環境変数

指定値

ORACLE_HOME
(必須)

「Oracle Client(64bit)をインストールしたディレクトリ」を指定します。

LD_LIBRARY_PATH
(必須)

「Oracle Client(64bit)の$ORACLE_HOME/lib」を追加します。

「/opt/FJSVlstm/lib」を追加します。

「/opt/FJSVoast/lib」を追加します。

「/opt/FJSVoastw/lib」を追加します。

「/opt/FJSVlstm/lib」、「/opt/FJSVedoc/lib」(ホスト帳票連携機能を利用する場合)を追加します。

「/etc/opt/FSUNiconv/lib64」、「/etc/opt/FSUNiconv/lib」(Charset Managerの機能を使用する場合)を追加します。

LANG
(必須)

帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系を指定します。

以下のロケールを設定します。

ja_JP.UTF-8:

UNICODE(UTF8)コード系

NLS_LANG
(必須)

List Manager管理データベースの文字コード系を指定します。

以下に、指定できる値を示します。

Japanese_Japan.JA16SJIS:

Shift-JISコード系

Japanese_Japan.JA16SJISYEN:

Shift-JISコード系

Japanese_Japan.JA16SJISTILDE:

Shift-JISコード系

Japanese_Japan.UTF8:

UNICODE(UTF8)コード系

Japanese_Japan.JA16EUC:

EUCコード系

Japanese_Japan.JA16EUCYEN:

EUCコード系

Japanese_Japan.JA16EUCTILDE:

EUCコード系

ここで指定する文字コード系は、帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーで設定した文字コード系と合致させてください。

ORACLE_HOME(必須)

環境変数ORACLE_HOMEは、必ず設定します。

Oracle Client(64bit)をインストールしたディレクトリを指定します。

設定する値については、各表の「ORACLE_HOME」の項目を参照してください。

例:
Bourneシェルを使用して環境変数ORACLE_HOMEを指定する場合
ORACLE_HOME=Oracleをインストールしたディレクトリ
export  ORACLE_HOME

LD_LIBRARY_PATH帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合のみ必須)

帳票管理サーバがWindowsの場合、この環境変数の設定は不要です。

帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合、必ず環境変数LD_LIBRARY_PATHを設定します。

この環境変数には、以下の値を指定してください。

例:Bourne シェルを使用して環境変数LD_LIBRARY_PATHを指定する場合
Oracle 19cを使用する場合
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib:/opt/FJSVlstm/lib:/opt/FJSVoast/lib:/opt/FJSVoastw/lib:$LD_LIBRARY_PATH
export  LD_LIBRARY_PATH

LANG帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合のみ必須)

帳票管理サーバがWindowsの場合、この環境変数の設定は不要です。

帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合、この環境変数を必ず指定します。

この環境変数には、帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系を指定します。

帳票管理サーバがSolarisの場合

ここで指定する文字コード系は、帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCode キーで設定した文字コード系と合致させてください。

指定できる値

説明

ja_JP.PCK

帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系がShift-JISコード系の場合に指定します。

ja_JP.eucJP

帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系がEUCコード系の場合に指定します。

ja_JP.UTF-8

帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系がUNICODE(UTF8)コード系の場合に指定します。

帳票管理サーバがLinuxの場合

指定できる値

説明

ja_JP.UTF-8

帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系がUNICODE(UTF8)コード系の場合に指定します。

注意

上記以外の値を指定した場合、帳票出力時に日本語が正しく表示されません。

例:Bourne シェルを使用して環境変数LANGを指定する場合
Shift-JISコード系の場合
LANG=ja_JP.PCK
export  LANG
EUCコード系の場合
LANG=ja_JP.eucJP
export  LANG
UNICODE(UTF8)コード系の場合
LANG=ja_JP.UTF-8
export  LANG

NLS_LANG(必須)

環境変数NLS_LANGは、必ず設定します。

この環境変数には、List Manager管理データベースの文字コードを指定します。ここで指定する文字コード系は、帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーで設定した文字コード系と合致させてください。

指定できる値

説明

Japanese_Japan.JA16SJIS

List Manager 管理データベースの文字コード系がShift-JISコード系の場合に指定します。

Japanese_Japan.JA16SJISYEN

Japanese_Japan.JA16SJISTILDE

Japanese_Japan.JA16EUC

List Manager 管理データベースの文字コード系がEUCコード系の場合に指定します。

帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合のみ指定できます。

Japanese_Japan.JA16EUCYEN

Japanese_Japan.JA16EUCTILDE

Japanese_Japan.UTF8

List Manager 管理データベースの文字コード系がUNICODE(UTF8)コード系の場合に指定します。

注意

上記以外の値、または帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーで設定した文字コード系と異なる値を指定した場合、帳票出力時に日本語が正しく表示されません。

例:帳票管理サーバがWindowsの場合
コマンドプロンプトを使用してNLS_LANGを指定する場合
Shift-JISコード系の場合
SET NLS_LANG=Japanese_Japan.JA16SJIS
UNICODE(UTF8)コード系の場合
SET NLS_LANG=Japanese_Japan.UTF8
例:帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
Bourne シェルを使用して環境変数NLS_LANGを指定する場合
Shift-JISコード系の場合
NLS_LANG=Japanese_Japan.JA16SJIS
export  NLS_LANG
EUCコード系の場合
NLS_LANG=Japanese_Japan.JA16EUC
export  NLS_LANG
UNICODE(UTF8)コード系の場合
NLS_LANG=Japanese_Japan.UTF8
export  NLS_LANG