List Manager管理データベースにOracleを使用する場合の環境変数について説明します。
帳票管理アプリケーション実行時に、帳票管理サーバで以下の環境変数を設定してください。
注意
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合は、帳票管理アプリケーション実行時に、以下の環境変数の設定を行わないでください。
LC_* (“LC_”から始まる環境変数)
帳票管理サーバがSolarisの場合は、帳票管理アプリケーション実行時に、以下の環境変数の設定を行わないでください。
LD_LIBRARY_PATH_64
環境変数 | 指定値 |
---|---|
ORACLE_HOME | 「Oracle Client(64bit)をインストールしたディレクトリ」を指定します。 |
NLS_LANG | List Manager管理データベースの文字コード系を指定します。 以下に、指定できる値を示します。
ここで指定する文字コード系は、帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーで設定した文字コード系と合致させてください。 |
環境変数 | 指定値 |
---|---|
ORACLE_HOME | 「Oracle Client(64bit)をインストールしたディレクトリ」を指定します。 |
LD_LIBRARY_PATH | 「Oracle Client(64bit)の$ORACLE_HOME/lib」を追加します。 「/opt/FJSVlstm/lib」を追加します。 「/opt/FJSVoast/lib」を追加します。 「/opt/FJSVoastw/lib」を追加します。 「/etc/opt/FSUNiconv/lib」(Charset Managerの機能を使用する場合)を追加します。 |
LANG | 帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系を指定します。 以下に、指定できる値を示します。
ここで指定する文字コード系は、帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCode キーで設定した文字コード系と合致させてください。 |
NLS_LANG | List Manager管理データベースの文字コード系を指定します。 以下に、指定できる値を示します。
ここで指定する文字コード系は、帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーで設定した文字コード系と合致させてください。 |
環境変数 | 指定値 |
---|---|
ORACLE_HOME | 「Oracle Client(64bit)をインストールしたディレクトリ」を指定します。 |
LD_LIBRARY_PATH | 「Oracle Client(64bit)の$ORACLE_HOME/lib」を追加します。 「/opt/FJSVlstm/lib」を追加します。 「/opt/FJSVoast/lib」を追加します。 「/opt/FJSVoastw/lib」を追加します。 「/opt/FJSVlstm/lib」、「/opt/FJSVedoc/lib」(ホスト帳票連携機能を利用する場合)を追加します。 「/etc/opt/FSUNiconv/lib64」、「/etc/opt/FSUNiconv/lib」(Charset Managerの機能を使用する場合)を追加します。 |
LANG | 帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系を指定します。 以下のロケールを設定します。
|
NLS_LANG | List Manager管理データベースの文字コード系を指定します。 以下に、指定できる値を示します。
ここで指定する文字コード系は、帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーで設定した文字コード系と合致させてください。 |
●ORACLE_HOME(必須)
環境変数ORACLE_HOMEは、必ず設定します。
Oracle Client(64bit)をインストールしたディレクトリを指定します。
設定する値については、各表の「ORACLE_HOME」の項目を参照してください。
ORACLE_HOME=Oracleをインストールしたディレクトリ export ORACLE_HOME
●LD_LIBRARY_PATH(帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合のみ必須)
帳票管理サーバがWindowsの場合、この環境変数の設定は不要です。
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合、必ず環境変数LD_LIBRARY_PATHを設定します。
この環境変数には、以下の値を指定してください。
Oracleライブラリ格納ディレクトリ
Oracle Client(64bit)の「$ORACLE_HOME/lib」
List Managerのライブラリ格納ディレクトリ
「/opt/FJSVlstm/lib」、「/opt/FJSVoast/lib」、および「/opt/FJSVoastw/lib」
ホスト帳票連携機能が参照するライブラリの格納ディレクトリ(帳票管理サーバがLinuxの場合)
「/opt/FJSVlstm/lib」、および 「/opt/FJSVedoc/lib」
Charset Managerのライブラリ格納ディレクトリ(Charset Managerの機能を使用する場合)
帳票管理サーバがSolarisの場合:「/etc/opt/FSUNiconv/lib」 帳票管理サーバがLinuxの場合:「/etc/opt/FSUNiconv/lib64」、「/etc/opt/FSUNiconv/lib」
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib:/opt/FJSVlstm/lib:/opt/FJSVoast/lib:/opt/FJSVoastw/lib:$LD_LIBRARY_PATH export LD_LIBRARY_PATH
●LANG(帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合のみ必須)
帳票管理サーバがWindowsの場合、この環境変数の設定は不要です。
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合、この環境変数を必ず指定します。
この環境変数には、帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系を指定します。
ここで指定する文字コード系は、帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCode キーで設定した文字コード系と合致させてください。
指定できる値 | 説明 |
---|---|
ja_JP.PCK | 帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系がShift-JISコード系の場合に指定します。 |
ja_JP.eucJP | 帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系がEUCコード系の場合に指定します。 |
ja_JP.UTF-8 | 帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系がUNICODE(UTF8)コード系の場合に指定します。 |
指定できる値 | 説明 |
---|---|
ja_JP.UTF-8 | 帳票管理Javaアプリケーションの実行環境の文字コード系がUNICODE(UTF8)コード系の場合に指定します。 |
注意
上記以外の値を指定した場合、帳票出力時に日本語が正しく表示されません。
LANG=ja_JP.PCK export LANG
LANG=ja_JP.eucJP export LANG
LANG=ja_JP.UTF-8 export LANG
●NLS_LANG(必須)
環境変数NLS_LANGは、必ず設定します。
この環境変数には、List Manager管理データベースの文字コードを指定します。ここで指定する文字コード系は、帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーで設定した文字コード系と合致させてください。
指定できる値 | 説明 |
---|---|
Japanese_Japan.JA16SJIS | List Manager 管理データベースの文字コード系がShift-JISコード系の場合に指定します。 |
Japanese_Japan.JA16SJISYEN | |
Japanese_Japan.JA16SJISTILDE | |
Japanese_Japan.JA16EUC | List Manager 管理データベースの文字コード系がEUCコード系の場合に指定します。 帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合のみ指定できます。 |
Japanese_Japan.JA16EUCYEN | |
Japanese_Japan.JA16EUCTILDE | |
Japanese_Japan.UTF8 | List Manager 管理データベースの文字コード系がUNICODE(UTF8)コード系の場合に指定します。 |
注意
上記以外の値、または帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーで設定した文字コード系と異なる値を指定した場合、帳票出力時に日本語が正しく表示されません。
SET NLS_LANG=Japanese_Japan.JA16SJIS
SET NLS_LANG=Japanese_Japan.UTF8
NLS_LANG=Japanese_Japan.JA16SJIS export NLS_LANG
NLS_LANG=Japanese_Japan.JA16EUC export NLS_LANG
NLS_LANG=Japanese_Japan.UTF8 export NLS_LANG