アプリケーションサーバがWindowsの場合、帳票出力時に、以下の文字コード系を指定する必要があります。
使用する入力データの文字コード系を指定します。
コマンド(オプション)、またはユーザアプリケーション(クラスまたはメソッド)で指定します。
Javaインタフェースを使用する場合は、ユーザアプリケーションの実行環境の文字コード系を指定します。指定する文字コード系は、Shift-JISです。
帳票定義情報、情報ファイルおよびList Manager管理情報ファイルの文字コード系は指定不要です。
アプリケーションサーバがWindowsの場合は、帳票定義情報、情報ファイルおよびList Manager管理情報ファイルの文字コード系は「Shift-JIS」のみです。
ただし、帳票出力に使用する帳票資源の配置場所が帳票管理サーバ(Solaris/Linux)の場合は、帳票管理サーバの環境に、帳票資源の文字コード系を合わせる必要があります。
帳票資源の配置場所と文字コード系の関係については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”の “第2章 帳票資源の準備”を参照してください
また、帳票資源に使用できる文字については、以下を参照してください。
⇒“付録C 文字コード系に関する注意事項(帳票配信・出力時)”
以降、アプリケーションサーバがWindowsの場合に、各帳票出力インタフェースで使用できる文字コード系について示します。
●帳票管理サーバがWindowsの場合
アプリケーションサーバがWindowsで、帳票管理サーバもWindowsの場合に、各帳票出力インタフェースで指定できる文字コード系について、入力データの種類に分けて説明します。
入力データ(「可変長」/「固定長」/「CSV形式」)の場合
各帳票出力インタフェースで指定できる文字コード系について、以下の表に示します。
帳票出力インタフェース | 文字コード系 | ||||
---|---|---|---|---|---|
Shift-JIS | UNICODE | UNICODE | UNICODE | ||
List Creatorコネクタ連携コマンド | prputexコマンド | ◎ | ○ | ○ | ○ |
Javaインタフェース | Formsクラス | × | × | × | ◎ |
FormsFileクラス | □ | □ | □ | ◎ | |
FormsStreamクラス | □ | □ | □ | ◎ | |
.NETインタフェース | Formsクラス | ◎ | × | × | × |
FormsFileクラス | ◎ | ○ | ○ | ○ |
◎:入力データ、コマンド(オプション)、ユーザアプリケーション(メソッド)で使用できます。
情報ファイル/List Manager管理情報ファイルは、Shift-JISのみ使用できます。
○:入力データのみ使用できます。
コマンド(オプション)、ユーザアプリケーションおよび情報ファイル/List Manager管理情報ファイルは
Shift-JISのみ使用できます。
□:入力データのみ使用できます。
ユーザアプリケーション(メソッド)はUNICODE(UTF8)のみ使用できます。
情報ファイル/List Manager管理情報ファイルはShift-JISのみ使用できます。
×:使用できません。
入力データ形式(「XML形式」)の場合(帳票管理サーバがWindowsの場合)
各帳票出力インタフェースで指定できる文字コード系について、以下の表に示します。
帳票出力インタフェース | 文字コード系 | ||
---|---|---|---|
Shift-JIS | UNICODE | ||
List Creatorコネクタ連携コマンド | prputexコマンド | ◎ | ○ |
Javaインタフェース | FormsFileクラス(*1) | □ | ◎ |
FormsStreamクラス(*2) | □ | ◎ | |
.NETインタフェース | FormsFileクラス(*3) | ◎ | ○ |
◎:入力データ、コマンド(オプション)、ユーザアプリケーション(メソッド)で使用できます。
情報ファイル/List Manager管理情報ファイルは、Shift-JISのみ使用できます。
○:入力データのみ使用できます。
コマンド(オプション)、ユーザアプリケーションおよび
情報ファイル/List Manager管理情報ファイルはShift-JISのみ使用できます。
□:入力データのみ使用できます。
ユーザアプリケーション(メソッド)はUNICODE(UTF8)のみ使用できます。
情報ファイル/List Manager管理情報ファイルはShift-JISのみ使用できます。
*1:
XMLファイルを指定して、List Creatorコネクタ連携を行う場合、setDataFileメソッドに「Shift-JIS」、setFileTypeメソッドに「UNICODE(UTF8)」を指定してください。
*2:
XMLファイルを指定して、List Creatorコネクタ連携を行う場合、setDataCodeメソッドに「Shift-JIS」、setFileTypeメソッドに「UNICODE(UTF8)」を指定してください。
*3:
XMLファイルを指定する場合、DataCodeプロパティでは必ず「Shift-JIS」を指定してください。
●帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
アプリケーションサーバがWindowsで、帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合に、各帳票出力インタフェースで指定できる文字コード系について、入力データの種類に分けて説明します。
入力データ(「可変長」/「固定長」/「CSV形式」)の場合
各帳票出力インタフェースで指定できる文字コード系について、以下の表に示します。
帳票出力インタフェース | 文字コード系 | ||
---|---|---|---|
Shift-JIS | UNICODE | ||
List Creatorコネクタ連携コマンド | prputexコマンド | ◎ | ○ |
Javaインタフェース | Formsクラス | × | ◎ |
FormsFileクラス | □ | ◎ | |
FormsStreamクラス | □ | ◎ | |
.NETインタフェース | Formsクラス | ◎ | × |
FormsFileクラス | ◎ | ○ |
◎:入力データ、コマンド(オプション)、ユーザアプリケーション(メソッド)で使用できます。
情報ファイル/List Manager管理情報ファイルは、Shift-JISのみ使用できます。
○:入力データのみ使用できます。
コマンド(オプション)、ユーザアプリケーション、および情報ファイル/
List Manager管理情報ファイルはShift-JISのみ使用できます。
□:入力データのみ使用できます。
ユーザアプリケーション(メソッド)はUNICODE(UTF8)のみ使用できます。
情報ファイル/List Manager管理情報ファイルはShift-JIS のみ使用できます。
×:使用できません。
帳票出力インタフェース | 文字コード系 | ||
---|---|---|---|
Shift-JIS | UNICODE | ||
List Creatorコネクタ連携コマンド | prputexコマンド | × | ○ |
Javaインタフェース | Formsクラス | × | ◎ |
FormsFileクラス | × | ◎ | |
FormsStreamクラス | × | ◎ | |
.NETインタフェース | Formsクラス | × | × |
FormsFileクラス | × | ○ |
◎:入力データ、コマンド(オプション)、ユーザアプリケーション(メソッド)で使用できます。
情報ファイル/List Manager管理情報ファイルは、Shift-JISのみ使用できます。
○:入力データのみ使用できます。
コマンド(オプション)、ユーザアプリケーション、および情報ファイル/
List Manager管理情報ファイルはShift-JISのみ使用できます。
×:使用できません。
入力データ形式(「XML形式」)の場合
各帳票出力インタフェースで指定できる文字コード系について、以下の表に示します。
帳票出力インタフェース | 文字コード系 | ||
---|---|---|---|
Shift-JIS(*1) | UNICODE | ||
List Creatorコネクタ連携コマンド | prputexコマンド | ◎ | ○ |
Javaインタフェース | FormsFileクラス(*2) | □ | ◎ |
FormsStreamクラス(*3) | □ | ◎ | |
.NETインタフェース | FormsFileクラス(*4) | ◎ | ○ |
◎:入力データ、コマンド(オプション)、ユーザアプリケーション(メソッド)で使用できます。
情報ファイル/List Manager管理情報ファイルは、Shift-JISのみ使用できます。
○:入力データのみ使用できます。
コマンド(オプション)、ユーザアプリケーションおよび情報ファイル/
List Manager管理情報ファイルはShift-JISのみ使用できます。
□:入力データのみ使用できます。
ユーザアプリケーション(メソッド)はUNICODE(UTF8)のみ使用できます。
情報ファイル/List Manager管理情報ファイルはShift-JISのみ使用できます。
*1:
使用できる文字については、以下を参照してください。
⇒“C.9 入力データ形式が「XML形式」の帳票出力時の留意事項”
*2:
XMLファイルを指定して、List Creatorコネクタ連携を行う場合、setDataFileメソッドに「Shift-JIS」、setFileTypeメソッドに「UNICODE(UTF8)」を指定してください。
*3:
XMLファイルを指定して、List Creatorコネクタ連携を行う場合、setDataCodeメソッドに「Shift-JIS」、setFileTypeメソッドに「UNICODE(UTF8)」を指定してください。
*4:
XMLファイルを指定した場合、DataCodeプロパティでは必ず「Shift-JIS」を指定してください。
帳票出力インタフェース | 文字コード系 | ||
---|---|---|---|
Shift-JIS(*1) | UNICODE | ||
List Creatorコネクタ連携コマンド | prputexコマンド | × | ○ |
Javaインタフェース | FormsFileクラス(*2) | × | ◎ |
FormsStreamクラス(*3) | × | ◎ | |
.NETインタフェース | FormsFileクラス(*4) | × | ○ |
◎:入力データ、コマンド(オプション)、ユーザアプリケーション(メソッド)で使用できます。
情報ファイル/List Manager管理情報ファイルは、Shift-JISのみ使用できます。
○:入力データのみ使用できます。
コマンド(オプション)、ユーザアプリケーションおよび情報ファイル/
List Manager管理情報ファイルはShift-JISのみ使用できます。
×:使用できません。
*1:
使用できる文字については、以下を参照してください。
⇒“C.9 入力データ形式が「XML形式」の帳票出力時の留意事項”
*2:
XMLファイルを指定して、List Creatorコネクタ連携を行う場合、setDataFileメソッドに「Shift-JIS」、setFileTypeメソッドに「UNICODE(UTF8)」を指定してください。
*3:
XMLファイルを指定して、List Creatorコネクタ連携を行う場合、setDataCodeメソッドに「Shift-JIS」、setFileTypeメソッドに「UNICODE(UTF8)」を指定してください。
*4:
XMLファイルを指定した場合、DataCodeプロパティでは必ず「Shift-JIS」を指定してください。