入力データ(XMLデータ)設計時には、以下の点を考慮してください。
外部サブセットのDTD ファイルを参照しているXML データを帳票出力する場合、XML データの文書型宣言(DOCTYPE 宣言)に、以下のURI を指定してください。
List Creatorコネクタ連携機能を使用して帳票出力する場合
DTD ファイルは他のコンピュータからもアクセスできる公開された場所に配置し、XMLデータには公開された配置場所のURI をフルパスで指定してください。
以下の場合、XML データにはDTD ファイルのURI をフルパスで指定してください。URI を相対パスで指定すると帳票出力できません。
Java インタフェースのFormsStream クラスを使用して帳票出力する場合
prprintx コマンドを使用して帳票出力する場合
利用する環境によって、XMLデータの文字コード系は変換されて処理されます。
そのため、XMLデータは、出力先の環境でサポートしている文字コード系の範囲で記述してください。帳票出力時の環境でサポートされていない文字を指定すると、その文字は出力されません。
また、利用者定義文字を使用する場合は、以下の点を考慮してください。
以下の条件を満たす場合、XMLデータの文字コード系は内部的にUNICODE(UTF8)またはUNICODE(UCS2)に変換されます。
XMLデータの文字コード系がShift-JISの場合
帳票配信型(印刷)、帳票配信型(PDFファイル保存)、または帳票管理サーバがWindowsでWeb手元印刷型(PDFファイル形式)の場合
そのため、出力先(Windows)の環境で利用者定義文字を登録する場合に、UNICODEの文字コード系で登録する必要があります。
XMLデータの文字コード系がShift-JISで、かつ、電子保存する場合は、出力先(Windows)の環境で利用者定義文字を登録するときに、Shift-JISの文字コード系で登録する必要があります。
なお、電子保存は、Interstage List Manager互換のための機能です。