ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能アプリケーション作成ガイド 帳票出力編

4.7.7 WebOutputStreamクラス

ファイルをストリーム転送するクラスです。

本クラスは、サーブレット・コンテナが作成するHttpServletオブジェクトの使用を前提としています。

      java.lang.Object
          └com.fujitsu.systemwalker.outputassist.servlet.WebOutputStream

public class WebOutputStream
extends java.lang.Object

4.7.7.1 コンストラクタの概要

WebOutputStreamクラスのコンストラクタを以下に示します。

WebOutputStreamクラスのコンストラクタ

コンストラクタの概要

WebOutputStream()

WebOutputStreamを作成します。

4.7.7.2 メソッド一覧

WebOutputStreamクラスのメソッドを以下に示します。

WebOutputStream クラスのメソッド

分類

メソッド一覧

ファイル転送に関するメソッド

void

write(javax.servlet.http.HttpServletResponse response, java.lang.String sFilePath, boolean bDeleteFlag)

指定されたresponseオブジェクトで表される応答に対し、sFilePathパラメータで指定されたファイルをバイナリ形式で転送します。

○:List Managerでサポートしているメソッドです。
-:List Managerでサポートしていないメソッドです。

4.7.7.3 コンストラクタの詳細

public
WebOutputStream()
throws java.io.FileNotFoundException, java.io.IOException

用途

WebOutputStreamオブジェクトを生成します。

例外

java.io.FileNotFoundException, java.io.IOException

4.7.7.4 メソッドの詳細

●ファイル転送に関するメソッド

public void
write(javax.servlet.http.HttpServletResponse response, java.lang.String sFilePath, boolean bDeleteFlag)
throws java.io.FileNotFoundException, java.io.IOException

用途

指定されたresponseオブジェクトで表される応答に対し、sFilePathパラメータで指定されたファイルをバイナリ形式で転送します。

転送間隔、および一度に転送するファイルサイズは、設定ファイルで以下のように設定します。

設定ファイル名:

WebOutputStream.properties

転送間隔の設定:

設定ファイル内にtransmission.interval="時間をミリ秒単位で指定"

転送量の設定:

設定ファイル内にtransmission.size="転送量をバイト単位で指定"

配置場所:

サーブレット・コンテナから参照可能なディレクトリに配置

なお、応答がすでにコミットされていた場合、このメソッドはIllegalStateExceptionをスロー します。

パラメータ

response:

HttpServletResponseオブジェクトを指定します。

sFilePath:

ファイルのフルパスを指定します。

bDeleteFlag:

転送の完了後に、ファイルを削除するかどうかを指定します。

例外

java.io.FileNotFoundException
(ファイルが存在しない、ディレクトリである、またはファイルを開くことができない場合)

java.io.IOException(入出力例外が発生した場合)

java.lang. SecurityException
(ファイルへの読み込みアクセスが拒否された場合、またはファイルの削除に失敗した場合)

java.io.IllegalArgumentException
(引数がnullの場合、または指定されたファイルがPDFファイル/OWFファイル以外の場合)

java.lang.IllegalStateException

(応答がコミットされていた場合)

注意